Sunday, September 14, 2008

ランディ・パウシュ「最後の授業」読了

ランディ・パウシュの「最後の授業」を読了した。以下、いいなと思った部分を抜粋。
配られたカードを変えることはできない。変えられるのは、そのカードでどのようにプレーするかだけだ。(S.33)

煉瓦の壁がそこにあるのには、理由がある。自分が何かをどんなに真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ。(S.101)

「自分(引用者注:妻のジェイ)に言い寄ってくる男性がいたら、気をつけることは簡単。彼の言うことはすべて無視して、彼のすることだけに注意すればいいの」(S.168)

経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。そして経験は、君が提供できる中で、たいていもっとも価値のあるものだ。(S.173)

自分が謝罪しても相手が謝罪しないときはどうすればいいかと、尋ねる学生もいる。そんなとき、ぼくは彼らに言う。「君にはどうしようもないことだから、君が悩む必要はない」(S.191)

人は様々な理由で嘘をつく。たいていは、少ない努力で何かを得られそうに思えるからだ。でも、短期的な戦略の多くは、長期的には非効率的だ。嘘をついた人の大半は、その場で切り抜けたと思っている。でも実際は、嘘をついても終わりではない。(S.193)

クリシュナムルティは、死にかけている友人にどんな言葉を書ければいいかと聞かれてこう答えた。「あなたの友人に言いなさい。彼が死ぬときは、あなたの一部も死んで一緒に行くと。彼がどこに行くにしても、あなたも行く。彼はひとりではないのです」(S.221)
それぞれ、そこそこ役に立つ言葉だと思う。DVD付きの書籍もあるみたいだが、YouTubeにいくつか動画が上がっているので、リンクをしておこう。


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