Wednesday, January 23, 2019

ユーザーのネットの体験を改善するには

 

アフィリエイトサービスが増えた結果、アフィリエイト紹介料の高い商品ばかりネット上で目立つようになって、本当に素晴らしい商品や客観的なレビューが見つけにくくなっていると感じています。ユーザにとってはネット上の体験が悪化しています。

アフィリエイトの現状に思う事 | 280blocker

つまり、広告ばかりが増えた結果、知りたい情報、確実な情報にたどりつくのが難しくなった、ということ。このあたり、Googleなどの検索サイトも悪い影響を与えていると知っておくべきだろう。

昔、Yahoo!のディレクトリしかまともな「検索」が存在しなかった頃、そこに掲載されるためには人の目によるチェックをくぐらねばならなかった。しかし、Googleのアルゴリズムがネット全体を席巻し、隅々までインデックス化され、様々な情報が見つけやすくなったとともに、機械的なルールがアクセスを決めるようになった。

最初は優秀だと思った。こんなものまで見つかるのか、と思うこともよくあった。しかし、複雑に組み上げられているとはいえ、人の目を経ないアルゴリズムに順位=収益を決められるようになって、商業主義が一気にGoogleを汚染した。何度もGoogleはアルゴリズムを洗練することによって、汚染された検索順位をきれいにしようとした。直近のアルゴリズム変更はそこそこ効果があったようだが、もしかすると遅すぎたかもしれない。

例えば、運営者個人が独自の視点から集めたニュースサイトは、もうずいぶん前に死滅した。今は、まとめサイトの時代である。パソコン関係も同じだ。Linuxの情報をしっかり書いたサイトより、Excelのtipsをいい加減に書いたサイトのほうがGoogleは好きだ。後者にも存在意義はあるとは思うが。

Amazonはこれに対して、消費者のレビューを重視した。初期は非常に参考になった。しかし、これも汚染されてしまった。業者が複数のアカウントを使って一斉に高評価を与えて、星の数を稼ぐ。一般消費者はそれに騙されて購入してしまう。ただ、最近はさすがにマシになってきたのが救いだ。いわゆるAmazonキャンペーンも一時期はひどく、本などはランキングを金で買える状態が長く続いていた。これも最近はさすがに減ってきたようだ。とはいえ、この手の問題がなくなることは考えにくい。イタチごっこが続くだろう。

どうしたら、ネットはもっと役に立つようになるのだろうか。一つの解決方法として思いついたのが、金で動かない専門家だ。厳密に無償である必要はないが、目の前の金で動くことが長期的に見て損になる、というタイプの仕事の仕方をしている人だ。昔は、こういう人を見つけてくるのが出版業界の存在意義の一つだったが、もはやその力はない。金で動かないのではなく、金を動かす専門家の方が出版業界には必要とされている。きっとWebメディアの方が、金で動かない専門家を探す力に長けているはず。最近ではもうずいぶん減ってしまったが、パソコン関係にもそういった「最後の良心」的なサイトはある。ワシ個人はなかなか関われないが、ぜひとも長く存続してほしい。

Monday, January 14, 2019

騙されやすいのはなぜか

20190114 lie

Photo ACで適当に検索したら、こんなに大きなオネーチャン写真がヒットした。

アホ天才は世の中をバカにしているので「地方に移住してブログを書いてクラウドソーシングでハッピー!」なるアメリカン・ジョークを真に受け、信じてしまうのである。

騙すのと騙されるの、どちらが悪いの? - Everything you've ever Dreamed

フミコフミオ氏は3年半前からイケハヤ師をディスってたんだな、という話はともかく。「騙す側と騙される側のどちらになりたいか」と聞かれると、自分は正直者で善良だと思ってもらいたい人は「騙される側」と答え、実利を追求するのが人間であると考える人が「騙す側」と答える。質問自体が無意味なので、回答もまた意味を持たないが、特別な技能も太いパイプも覚悟も持たない人がフリーランスになって生活費を稼ぐとなると、一番早いのが最近ではオンラインサロンを作って、信者から小銭を巻き上げる手法のようである。難しいのは、特に他人に提供できるリソースを持っていない人だけが集まって、なんにも役に立っていないと思われるケースが多い(と思われる)反面、小銭の代わりに提供される場が本当に役に立つケースもあることだ。大半のオンラインサロンは、主宰者が食べていくためにのみ役に立っているように思えるが、しかしそうではないサロンも存在していることだろう。

ワシの父は、幼少期から厳しい環境に置かれていたこともあり、騙される側よりも騙す側に回って家族を養った。ワシはというと、圧倒的に騙される側に立つことが多い。自分でも呆れるくらい、お人好しである。幸いなことに詐欺にはあまり引っかからないが、仕事ではもう本当に騙されてばかり、というか、バカ正直なことをして損をすることが多い。なぜか、引き寄せられるようにバカ正直でお人好しな選択肢を採ってしまうのだ。それでいて、いいことばかりしているのではなく、それなりに悪いこともしているのでタチが悪い。悪人になれず、そうかと言って善良でもないコモノ、というポジションにがっちりハマるタイプだ。父のやったことの報いを受けているとでも思っておくのが、精神衛生上、良さそうだ。

もう一つ重要なのは、騙す側に回ったとき、それでもなお実際に騙すかどうかは、その人の判断にかかっているということだ。なんでも事実を全部ありのままに言うのが、常にいいとは限らないだろう。しかし、個別の場面で目の前の相手を騙すかどうかは、いつも騙す側の意思にかかっている。騙される側は、意思によって騙されたり騙されなかったりするわけではない。ここに非対称性が存在する。そのことは忘れないほうがいい。

投稿削除と強制退会

某オンラインサロン界隈を見ていて思い出したのだが、ニフティのフォーラムの管理者(シスオペ、SYSOP)はこういったオンラインコミュニティの管理業務を日常的に行っていた。管理者は当然投稿削除や強制退会の権限があったが、ニフティのマニュアルには「慎重にやれよ」と書いてあったと記憶する。自分がシスオペのとき、投稿の削除とかやったのかどうかは記憶がない。あまり大きなトラブルはなかったと思うが…。

タイプアシストを大幅修正

2019 01 14時点の配列

近日中に、蜂蜜小梅配列から新下駄配列に移行しようと考えているが、その前にもう少し配列をいじりたくなったので、忙しいのにちょっと修正。左RはTypeIt4Meとの組み合わせで全角ハイフン、右−も同様に全角マイナスを割り当てた。フォントによっては見分けがつかないのだが。例によって、「かえうち」を使ったカスタマイズを行っている。

大きく変更したのはタイプアシストの部分。右手のI+0でEsc、J+KでEnterは完全に覚えて頻繁に使えているのだが、ほかは定着しなかった。一方で、右手を1文字右へシフトさせている関係で、TとYやGとHの間に指の届かないキーが出てきて、!と?が押しづらい配列になっていた(上の図でBとNの間)。そこで、W+Eに!、S+Dに?を割り当て、調子に乗って(?)TypeIt4Meとの組み合わせで/と※をそれぞれD+F、X+Cに割り当てた。以上が左手側の変更。

右手側のタイプアシストには入力モードの変更を割り当てた。Google日本語入力では「ことえり」のキーバインドではShift+かな(ひらがな?)キーでカタカナ入力に切り替わらないし、そもそもかなキーが非常に押しづらい。そこで、Tabキーなどを割り当てていた箇所に入力モードの変更を割り当てた。M+コンマはもともとのタイプアシストにはないキー配列だが、ひらがなに戻すキー割り当て、カタカナ、全角英数の3つがどうしても欲しかったので、例外的に追加してみた。

また、新しいタイプアシストとして、上の図には入っていないが、A+;で「こと」、D+;で「とき」、F+;で「して」、K+Fで「いる」、K+Sで「いた」、K+Mで「あり」、E+Rで「ませ」を割り当ててみた。「ませ」と「あり」は公式版にもあったタイプアシストで、特に「ませ」の方は場所を変えただけになってしまった。「あり」は右手の同時打鍵に変更したので、ちょっとは意味があるかもしれない。キモは「こと」で、タイプ速度が上がっている状態で入力したとき、ロールオーバーで文字が出てこないことが多々あり、かなり嫌になっていたので、A(こ)、;(と)と順次入力する代わりに同時押しに変更したことになる。あとは勢いで決めてみたが、定着するかはわからない。ただ、例えば「していたとき」は3ストローク(6キー)で入力できるので、かなり速くなりそうだ。もちろん、覚えられればだが。ここらはステノグラフあたりと似ている雰囲気がする。

「あ」「み」「ゆ」あたりをキーを移動するか、重複定義しようと思ったが、「左右交互打鍵をできるだけ是とする」という方針に合わない運指が頻出しそうで、今回は諦めた。ワシは左手が強いので、「み」を左Gとか左Vとかに割り当てても良さそうなのだが、どう決めても「みる」の運指が現状より悪化する。ただ、右手を酷使し過ぎのようなので、早めになにか対策を考えたほうがいいかもしれない。