Thursday, September 11, 2008

「KeePassX」を使ってみよう

パスワード管理ソフトは「ID Manager」を使っているのだが、Windows専用ソフトなので、Macでパスワードを入力したいときには隣のWindowsマシンを操作しなければならない。

MacとWindowsを並べて作業しているときはまだ「めんどくさい」で済む話なのだが、MacBookだけ持ち出したときはアウトだ。BootCampとか仮想環境という手もあるが、スマートな解決方法とは言えない。

それで、MacとWindowsの両方で使えるソフトを探してみたら、「KeePassX」というのがあった。「KeePass」のMac版のようだけど、LinuxでもWindowsでも(?)使えるようだ。

特徴を公式ページから訳してみよう。超約につき、ミスはご容赦。
  • いろいろな管理方法が可能。(1)識別しやすくするため、キーごとにタイトルを付けられる。(2)パスワードの期限切れをそれぞれのキーに設定できる。(3)添付ファイル可能。(4)キーやキーのグループにユーザ定義のシンボル(アイコン)を付けられる。(5)キーの高速複製可能。(6)グループ内のキーをソート可能。
  • 検索機能。(1)特定のグループ内、またはデータベース全体から検索可能。
  • データベースのセキュリティ保護機能。(1)KeePassXのデータベースにアクセスするとき、パスワード、キーファイル(CDまたはフラッシュメモリなど)、その両方が必要となる設定が可能。
  • 自動入力(試験的に実装)
  • 安全なパスワード文字列を自動的に生成。(1)安全なパスワードを高速・簡単に生成するため、パスワード生成機能をいろいろカスタマイズできる。
  • パスワード漏えい防止。(1)パスワード強度の測定。(2)アステリスクでパスワードを非表示に。
  • 暗号化。(1)AESまたはTwofishアルゴリズムを使用。(2)256ビット暗号化でデータベースを保護。
  • キーのインポートとエクスポート。(1)PwManager(*.pwm)とKWallet(*.xml)からのインポートに対応。(2)テキストファイル(*.txt)でエクスポート可能。
  • OS非依存。(1)KeePassX本体およびデータベースファイルはクロスプラットフォーム。
  • フリーソフト。GPLで提供されるため、無償利用・再配布可能。同じラインセンスを採用する限り、ソースコードの改変や改変したコードを配布することも可能。

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