ローマ字配列の汎用性と非合理性について、今さら付け加えることはない。どんな環境でも使えて汎用性はダントツだが、非合理的な運指をユーザーに強要するという点でも並ぶものはないだろう。
代わりとなる配列は、JISかな配列をはじめとして、もう使われなくなったもの、作者以外にユーザーのいないものを含めれば数十種類から100種類はあるだろう。その中で、ローマ字配列と併用できる配列として、AZIK配列がある。
このブログに書いているように、私は2021年9月から利用している。サブのWindowsパソコンで一時期使っていたが、そちらにも蜂蜜小梅配列を使える環境を構築したため、AZIK配列からしばらく離れていた。しかし、もう1つ別のWindows環境を構築したため、そちらでAZIK配列を使えるようにした。
AZIK配列を使えるようにしてみると、入力がとても楽なのに気づく。蜂蜜小梅配列のような「えいやっ!」と頑張る感じがなくて、かちゃかちゃキーを打鍵していると、ちょこちょこと文字が出てくるという感じ。
まだ、打鍵速度を測っていないので正確なことはわからないが、年齢にしては(そろそろこういう言い方をしてもいいだろう)まあまあ速く入力できている方ではないかな。
それにしても、JISキーボードメーカーはそろそろ「‐」(ハイフン)キーと「;」(コロン)キーを差し替えるオプションをキーボードにつけてみてはどうか。ハードウェアの変更は、金型などの問題があるから簡単ではないだろうから、Fnキーと他のキーを同時押しでモード切り替えできるようにするとか。長音符の入力のためだけに4段目のキーを使わせるなんて、愚の骨頂である。