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水曜日, 9月 20, 2023

AZIK配列が意外と快適な件について

 


ローマ字配列の汎用性と非合理性について、今さら付け加えることはない。どんな環境でも使えて汎用性はダントツだが、非合理的な運指をユーザーに強要するという点でも並ぶものはないだろう。

代わりとなる配列は、JISかな配列をはじめとして、もう使われなくなったもの、作者以外にユーザーのいないものを含めれば数十種類から100種類はあるだろう。その中で、ローマ字配列と併用できる配列として、AZIK配列がある。

このブログに書いているように、私は2021年9月から利用している。サブのWindowsパソコンで一時期使っていたが、そちらにも蜂蜜小梅配列を使える環境を構築したため、AZIK配列からしばらく離れていた。しかし、もう1つ別のWindows環境を構築したため、そちらでAZIK配列を使えるようにした。

AZIK配列を使えるようにしてみると、入力がとても楽なのに気づく。蜂蜜小梅配列のような「えいやっ!」と頑張る感じがなくて、かちゃかちゃキーを打鍵していると、ちょこちょこと文字が出てくるという感じ。

まだ、打鍵速度を測っていないので正確なことはわからないが、年齢にしては(そろそろこういう言い方をしてもいいだろう)まあまあ速く入力できている方ではないかな。

それにしても、JISキーボードメーカーはそろそろ「‐」(ハイフン)キーと「;」(コロン)キーを差し替えるオプションをキーボードにつけてみてはどうか。ハードウェアの変更は、金型などの問題があるから簡単ではないだろうから、Fnキーと他のキーを同時押しでモード切り替えできるようにするとか。長音符の入力のためだけに4段目のキーを使わせるなんて、愚の骨頂である。

月曜日, 5月 24, 2021

AZIK配列を始めます


 一昨年末から昨年頭にかけて新JIS配列を試した。配列はすぐに覚えることができたが、左手に大きな負担がかかるほか、利用中だった蜂蜜小梅配列と干渉し、スピードが全然上がりそうにないので、早々に撤退した。

新JIS配列始めました

数年前から、蜂蜜小梅配列を使っている。左右の親指にそれぞれシフトキーを割り当てる、いわゆる親指シフトの系列に属する配列だ。大変システマティックなのが特徴で、高速な入力より快適で忘れにくい配列を目指している。利用者は100人もいないかもしれないが、マイナー配列のなかでは有名なほうだろう。 ...

その後、蜂蜜小梅配列をずっと使っているのだが、ワシの環境と手に由来する問題がずっと気になっている。

現在、REALFORCE R2のMac版とHHKB Professional JP Type-Sのデュアルキーボードに「かえうち」を繋いで入力している。これに蜂蜜小梅配列を組み合わせているので、打鍵数が少なくて済み、あまり高速に打鍵できないワシの指には馴染んでいる。基本的には不満のない環境なのだが、「かい」(DK)が「を」(D+K)に、「かん」(DJ)が「フォ」(D+J)になるなど、順次打鍵が同時打鍵と判別されてしまうことが気になる。「おやうちくん」をスペースキーなどの代わりにはめているため、そのせいかとも思わないでもないが、どうにももどかしい。「かえうち」の同時打鍵判別設定を変更すればいいのだろうが、厳密に同時打鍵を判別すれば、それはそれで問題が出てきそうだ。

それはともかく、今度、仕事の関係でローマ字入力を数カ月単位で使う必要が出てきたので、いろいろ考えてみた。まずは、ローマ字入力で許せないことを挙げてみよう。

  1. 長音符が遠い
    カタカナ語を入力する機会が多いので、押すまでに他のキーの数倍の時間がかかる4段目のハイフンを長音符として使うのは嫌だ。
  2. 「ん」が面倒
    「nn」または「n」で押す「ん」だが、次に子音字が来るかどうかを一瞬で判断して押し分けるのが推奨されている。しかし、その判断というのが頭のリソースを食っているような気がして嫌だ。かと言って、「nn」に統一すると「進入」「頻尿」などで「nnn」という打鍵が生じてしまい、かなり厳しい。
  3. 「Y」が遠い
    拗音の入力で必須の「Y」キーが遠い。右手人差し指の腱鞘炎の原因になる。自作キーボードでよく見るような、「Y」と「H」が真っ直ぐ上下に並んでいるようなキーボードならいいのだが、通常店頭で売られているのは3段目が左にキー横幅の1/3ほどズレている。そのため、ホームポジションの「J」から「Y」までがかなり遠い。ちなみに、それを解決するために現在の環境では「Y」とコロンを入れ替えている。右手小指で「Y」を押せるのはいいが、コロンが遠いのでプログラミングなどには向かない。
  4. 「っ」が押しにくい
    後ろにくる子音を重ねて打つことによって「っ」を入力できるが、「あっ」「おおっ」のような入力が面倒だ。
  5. 徹底的に非合理的である
    これは言うまでもない。日本語のローマ字入力には全く向いていない。押しやすいキーの使用頻度が低く、押しにくいキーの使用頻度が高い。

それで、ちょっと調べてみたところ、AZIKなら1.2.4.をすぐに解決できることがわかった。AZIKの特徴を挙げてみよう

  1. ローマ字と互換性がある
    大半のローマ字入力のキー割り当てが、そのまま使える。「thi」(ティ)や「dhi」(ディ)は使えないが、主なものは使えるので、どうしてもダメな時は、ローマ字入力すれば良い。
  2. 「ん」は「Q」に割り当てる
    「ん」はかなり使用頻度が高いので、できるだけ近くにおきたい。蜂蜜小梅配列ではなんと右手人差し指のホームポジションである「J」に置いてある。AZIKでは、ちょっと遠いが、「Q」を使う。ただし、よく使われる「たん」「かん」など「ann」部分は別のキーを使う。例えば、「たん」は「TZ」、「きん」は「KK」など。これだけ聞いても、打鍵数が減りそうな予感が強まる。
  3. 「っ」は「;」に割り当てる
    これもかなり助かる。「あっ」「おおっ」などが入力しやすくなる上に、打鍵数が減る。しかも入力しやすい。
  4. 長音符は「:」に割り当てる
    もう少し近くに置いて欲しいと思わないでもないが、4段目のハイフンよりはずっとマシだ。
  5. さまざまな短縮入力が利用できる
    調べてみたところ、覚えやすいものばかりではないが、かなり多くの短縮入力方法が用意されており、それなりに楽になりそうだ。威力を発揮するのは、「ん」がたくさん出てくる単語だろうか。「管弦楽団」はローマ字入力なら「kanngenngakudann」で16打鍵だが、AZIKの短縮入力をフルに使うと「kzgdgakudz」で10打鍵となる。全体で2割程度は打鍵数を減らせる。
    しかも、同じ指で段をずらす運指を減らす仕組みがある。「む」はローマ字では「mu」で1段目から3段目に同じ右手人差し指をずらす必要があるが、AZIKでは「mf」という運指が用意されている。異手打鍵にすることで、負担を減らし、打鍵にかかる時間も減らせる。

短縮入力については、覚えにくそうなものもある。なので、全部を一度に覚えなくてもいい。なんだったら、「ん」「っ」「ー」だけ差し替えてもかなり楽になるだろう。ただ、短縮入力を使いこなすことで、大幅に打鍵数を減らせるので、今回はそこまでの上達を狙いたい。

スタート前にローマ字入力の速度を計測しておいた。e-typingではスコア226、レベルA、WPMで233.19あたりが最高だ。P検タイピングでは86点、準2級なので、タイパーにならない限り、タイピングの練習は基本的に不要だろう。ちなみに、蜂蜜小梅配列ではe-typingでレベルFastが出ている。

金曜日, 1月 24, 2020

蜂蜜小梅配列に復帰した

予告通り、新JIS配列から蜂蜜小梅配列に復帰した。1カ月弱の間、新JIS配列に馴染もうとやってみたが、どうにも効率が上がらず、端々に効率アップの工夫が見られる反面、配列の古さから来る非効率を強く感じざるを得なかった。特に、半濁音の2ストローク(ワシは順次打鍵に設定していたので、なんと4ストローク!)がキツかった。

で、蜂蜜小梅配列に戻って1日ほど入力しまくってみたら、快適なことこの上ない。「あ」行から順番に思い出していき、半濁音は「:」キーと「A」段の組み合わせで代用した。昨日あたりから、半濁音を割り当ててあるキーに勝手に指が行くようになって、代用は終了。「T」「Y」「B」キーを触らなくてよくなったのは、非常に助かる。

新JIS配列を卒業する前に、そこらのテキストを持ってきて入力速度を測ってみた。1145文字を入力するのに9分55秒かかった。1分100文字は、事務系の仕事をする人にとっては最低ラインだろう。原稿を書くのがそれほど早くないワシでも、思った言葉が全然入力し切れておらず、ストレスがかかる。

蜂蜜小梅配列にして数日、同じ条件で測ってみたところ、5分13秒だった。約半分。1分200文字で、まあまあ速いレベル。思った言葉はほぼリアルタイムに入力できており、「指が喋る」に近い。動画も撮ったので、そのうち公開しよう。デュアルキーボードも復活し、右にREALFORCE、左にHHKBを置いたら、楽すぎてにやけてしまった。

日曜日, 1月 19, 2020

さらば新JIS配列

タイピングに関する意外な研究結果が話題。一本指打法は慣れればタッチタイピング(いわゆるブラインドタッチ)に引けをとらないらしい

論文では、タイピング能力に「本当に」影響がある要素として次の3つを挙げている: 1. 同じ文字には常に同じ指を割り当てること 2. 次に押すキーの近くに予め指を置いておく 3. 手の動きを最小限にする あと、細かい話題としては打鍵中の視線移動。non-touch typist は touch typist よりキーボードを見ている回数も割合も多いんだけど、 touch typist も全く見ていないわけではなく、平均で 2 割程度の時間は手元を見ている らしい。これは「タッチタイプでは手元を見ない」という一般的な通念に反する。 まぁ、そんな感じで、自作キーボードにおける小指の配置、特に Q A Z P をどうするかというのは一考の余地があるなぁと思った。よくよく考えると、我々は P を押す時に指ではなくて手を回転させてない? とか。 あ、補足。手元を見ない方が早いというのは当然で、論文中でもtouch だろうが non-touch だろうが明確に相関があると指摘されてます。要は、フォームはタッチタイプでも実際には「見てる」場合がある、ということですね。 @okapies 質問です、一般にかなり速いと言われる速度(10キー毎秒以上)も一本指打法で到達でき得るものなのでしょうか @okapies 「タイピスト!」というフランス映画を思い出しました。 一本指打法でも、ものすごく速い...。 機会があればまた見たい映画です。 英語だったので論文の中身は読んでないのだけど、両手の人差し指と中指だけしか使わないのにタイピングスピードがかなり早い人がいると大学時代に聞いたことがあるからこれはその通りなんだろうなあと思った。RT まじですかやった わたしも我流の一本指打法なんですけど ちょっとコンプレックスではあったのよな

タイピングについて最近思うこと

  1. 入力の速度が、入力のすべてではない
  2. 配列や運指を変更しても、入力速度が上がるとは限らない
どうやっても入力の速度があまり上がらないワシのようなオッサンは、半ば負け惜しみのようだが、こう思う。いわゆる「オリジナル打鍵」、すなわち文章を考えながら入力する=すでにできている文章を写すのではない場合、言葉の出てくる速度をできるだけ邪魔しないのが望ましい。つまり、言葉が出てくる速度が遅いのであれば、入力速度も遅くてよい。このあたり、「指が喋る」という表現を多用する界隈の方々は知っておく必要があるのでは、と思う。逆に、非常に高速に言葉の出てくる人は、キーボードではなく、音声入力のほうが向いている

タイピングによる入力の速度の上限は、配列や運指に限らず、人によって一定なのではないか。ミスタッチの頻度・割合も変わらないような気がする。

キー入力については「入力速度が速ければ速いほどいい」という考え方に陥りがちだが、快適さも重要だ。ワシの場合、JISかな配列では、右手小指を頻繁に使うカタカナ語の入力時にイライラして仕方なかった。蜂蜜小梅配列に変更して、カタカナ語でのイライラは収まった。

それでも、少し入力速度を上げたいのであれば、いくつか試すとよさそうなことがある。1つは、画面を見ないこと。「それ、タッチタイプじゃねーだろ」と批判されそうだが、ワシが見ているのは脳内のキーボードだ。QWERTY+ローマ字入力やJISかな配列以外で、キートップを見ても、ほとんど意味はない。画面を見ていると、意外と文章に対する集中力が削がれる。もちろん、誤変換の修正は時間のロスなので、修正しなくていいように、チラチラと画面の入力場所は見ている。あまり視線が大きく外れないようにしないと逆効果なのだが、意外とこれがよさそうだ。

もうひとつは、ほかに言っている人もいるだろうが、よく出てくる言い回しを練習して指に覚えさせること。JISかな配列をはじめとしたカナ系入力は、1ストローク1文字が基本なので、「ある」「する」「なので」「ように」「もの」「ない」といった文末によく使われるもの、「思う」「しかし」「可能」「頻繁」といった、(自分の書く文章に)頻出する単語をサクッと入力できるように練習すれば、入力速度は上がりそうだ。今、思いついたのだが、これってピアニストがスケールやアルペジオを練習するのと似ているかも。ワシはピアノが弾けないので、単なる想像だけど。

新JIS配列を卒業します


3週間ほど新JIS配列を使ってきてわかったことは、①左手を酷使する、②半濁音や長音がかなり遠い、③TYPBの各キーをがっつり使うので指には悪そう、④キーボードを選ばないで使える、⑤前に使っていた配列(蜂蜜小梅配列)にものすごく引っ張られる、⑥習得までにかかる時間は非常に短い=覚えやすいのは確か、⑦シフトキーであるスペースを主に左手親指で押していたので、右手親指の腱鞘炎にはよかった、くらい。

④は近い将来、旧REALFORCEが壊れて使えなくなってしまったら、使えるキーボードがなくなってしまうかもと思って、新下駄配列と天秤にかけて新JIS配列を選んだのだが、今となっては選択ミスの疑いが強い。②③が辛くて仕方ない。ワシの書く文章で長音がサクサク出てこないのは、大変拙い。「キーボード」と入力するのでさえ、ちょっと構えてしまう。①も結構キツい。蜂蜜小梅配列で右手が担当している文字が左手側に配置されているケースが多く感じる。長時間連続してタイプすると、左手が痛んでくる。

結論として、カタカナ語の多い文章を書くのに新JIS配列は合わない。蜂蜜小梅配列で入力していたときのほうが、いくつかマイナーな問題は抱えていたにせよ、快適に入力できていた。ということで、近日中に蜂蜜小梅配列に戻すことにする。もし、右手親指の腱鞘炎がまた悪化してきたら、今度こそ新下駄配列に挑戦する。たぶん。

水曜日, 1月 01, 2020

新JIS配列始めました


数年前から、蜂蜜小梅配列を使っている。左右の親指にそれぞれシフトキーを割り当てる、いわゆる親指シフトの系列に属する配列だ。大変システマティックなのが特徴で、高速な入力より快適で忘れにくい配列を目指している。利用者は100人もいないかもしれないが、マイナー配列のなかでは有名なほうだろう。

配列そのものへの不満はそれほどないのだが、右親指用のシフトキーとして「変換」キーを使うため、キーボードを選ぶ配列だと言えよう。ワシは、キーボードにはかなりこだわりがあるため、メンブレンの安物を使ってタイプすることができない。そのため、Macユーザーであることも災いして、使えるキーボードが大変少ない。当初使っていた「Karabiner」がMac OSの新バージョンで非対応になってしまい、困ってしまったが、「かえうち」が出てきたことで九死に一生を得た。これで安泰かと思ったら、なんとREALFORCEの新モデルではスペースバーが長くなってしまい、キーボードの寿命が問題となってしまう。スペースバーの長さが非常に重要なので、旧モデルの終売とともに「キーボード難民」になる可能性が出てきた。

手元にある数枚のREALFORCE旧モデルがすべて壊れてしまったあとのことをいろいろと考えてみたのだが、やはりどこかで乗り換えてしまうのが安全だろう。そう思って、折に触れて、乗り換えるとしたらどの配列がいいか、考えていた。スペースバーの問題で乗り換えるのだから、左右の親指キーが必要な配列は対象外となる。つまり、飛鳥配列、かえであすか配列などが候補から外れる。行段系も今回の乗換の目的には合わない。中指シフト系が適していると思われるので、新下駄配列かなあ、しかし習得コストがバカにならないなあ、と思っていたところ、新JIS配列に関する記事を見つけた。

新JIS配列が3日で使えるようになる簡単な方法 · 日ごろのファンタジー

もしかしたらこの方法であれば親指シフトも短期間で使えるようになったかも知れません。親指シフトを覚えるときは6週間から8週間ぐらいトレーニングしていたと思うのですが、今回の方法で新JIS配列を練習してみたら3日でローマ字入力の6~7割の速度がでるようになりました。あまりにもあっさりできるようになったので、自分でも驚きでした。いままでの苦労はいったいなんだったのか...... 苦労を開始する前の...

配列としては、かなり古い方に属する。JISカナ配列の代わりに作られたカナ入力系で、センターシフトの考え方を導入している。シフトキーを押す手は左右どちらでもよく、上中下の3段にカナが配置されており、4段目はカナの入力には使わない。ちなみに「かえうち」には、あらかじめ入っている。

年の瀬も押し詰まり、一刻を争う作業が終わったのを見計らって、練習をスタートしてみたが、行ごとにある程度まとまって配置されている雰囲気がある。2日でだいたい覚えられたまではよかったのだが、蜂蜜小梅配列と面白いくらい干渉する。いくつかのキーは、蜂蜜小梅配列でキーボード中央を対象の中心として反対側にわざわざ配置したのではないかというほど、真逆だと感じる。

配列単独で見たとすれば、「T」「Y」「P」など使いたくないキーに、そこそこ使う運指があり、やや気になるかもしれない。また、「は」=「A」が苦手で、どうにも慣れない。タイプ速度は、おそらく約半分くらいではないか。ただ、ミスタイプが減ったので、そこは悪くない。

とりあえず、この1.5倍くらいのタイプ速度にならないと仕事に差し支えるので、とにかくたくさん入力して覚えたいところだ。

金曜日, 4月 26, 2019

物書きにはボールペンよりは万年筆がいい


2万円以下の劣悪キーボードを使うくらいなら、108円で買える、ぺんてる中性ボールペン(青がおススメ)に、いますぐチェンジしなさい。あるいは書き慣れた文房具でもよい。
劣悪なキーボードを使うな: 大岡俊彦の作品置き場
http://oookaworks.seesaa.net/article/465309691.html

体に近いところで使うものほど、好みが分かれやすい。以前から、そのように思っている。パソコンなら、CPUのクロックが少し違うくらいでは、変化を感じることはまず無理だ。HDDの性能も、7200回転/分と5400回転/分の違いは体感できるかもしれないが、回転数が同じHDDだと違いを体感するのはなかなか難しい。しかし、ディスプレイの良し悪しはある程度わかる人もいるだろう。同じ方式を採用していても、はっきり出てくることもある。

さらに差がはっきり出やすいのが、指で触れるキーボードであり、マウスであり、タッチパッド(トラックパッド)である。気にしない人はどんなキーボードでも気にしない。しかし、気になる人はとことん気になる。ワシは気になる方なので、マウスはロジクールの高級トラックボール、アップル純正のトラックパッドを左右で使い分け、リアルフォースとHHKBを並べてデュアルキーボード、さらに「かえうち」に蜂蜜小梅配列を設定して入力している。格別高速ではないし、ミスタッチも少なくないが、今までの入力環境の中ではもっとも快適だと思う。

さて、キーボードについては、大岡さんの意見にほぼ賛成だ。メンブレンでガシガシ底打ちしないと文字が出てこないキーボードで、たくさん入力するなんて拷問でしかないと思う。ただし、ペンについては、安いボールペンでたくさん文字を書くと、かなり疲れるように思う。ぺんてるのは快適なのだろうが、軸が細いボールペンに強い筆圧をかけて書くのは、ちょっとキツい。

個人的には、ガシガシ書くなら、万年筆がいい。ニブの素材は18金とか14金とかがいい。ステンレスじゃないペン先を使ったもの。ステンレス製のペン先だと、多少荒っぽく扱ってもいいので、強い筆圧でガシガシ書けそうに思うが、かなり疲れる。だいたい、安いステンレス製のニブが紙を引っ掻いている様を感じながら文字を書くくらいなら、出来のいいボールペンの方がずっと快適だろう。

ニブの太さは、あまり細すぎないほうがいい。メーカーによって同じ呼称でも太さが異なるので、どれがいいとは言えないが。太すぎると、漢字がうまく書けないので、漢字が書ける範囲で太いもののほうが大量に文字を書きたいときに向いている。

ワシのオススメはペリカン「スーべレーン M800」のF。2本目に買った万年筆だが、それ以降、20本くらい買った万年筆のどれよりも大量に文字を書くのに向いていると思う。M1000でもM600でも、軸の太さは好きなものを選べばいいが、ニブの太さはFが良かろう。ちなみに、井上ひさしもペリカンユーザーだったようだ。「スーべレーン」を何本も持っていたようだが、ニブの太さなど異なるものだったかどうかはわからない。

金曜日, 3月 15, 2019

Mac版REALFORCEは使える…かも

20190315 realforcemac

今後のことを考えて、蜂蜜小梅配列から新下駄配列などへの移行を検討している。これは、主にキーボードがハードウェア的な制限による。最近のキーボードはスペースバーが長い製品が主流になっており、REALFORCEのR2は全製品でそうなった。現在、旧製品を何枚か所有しているが、早晩R2に乗り換えねばなるまい。そうなると、蜂蜜小梅配列に限らず、親指シフト系のかな配列はワシの指にはかなり辛い。親指を大きく曲げて打鍵しなければならないためだ。HHKBに全面移行するという手がないわけではないが、ファンクションキーが押しづらくてキツイ。最下段のキーが小さいのも使いにくさにつながる。コンパクトなのはとてもいいし、デュアルキーボードの片側だけならいいが、左右2枚ともHHKBというのはちょっとしんどい。

で、サンワサプライがWindows向けの静電容量無接点方式のキーを搭載したキーボードを発売するというニュースを見て、何気なくREALFORCEのサイトを覗いてみた。Mac版が出るという話は知っているが、あまり期待していなかった。特殊キーがどんなデザインだろう、と思っただけなのだが、よくよく製品画像を見て驚いた。なんと、スペースバーと右のカナキーとの境目がWindows版よりかなり左にあるのだ。つまり、スペースバーがWindows版より短いことがわかる。約1cm程度だが、この差は大きい。「N割れ」(Nキーの下に、スペースバーとカナキーの境目が来る)ではないものの、Mキーの左端に近い場所に境目が来ている。これなら、右1文字シフトを採用したワシの蜂蜜小梅"風"配列で何とか使えそうだ。

土曜日, 2月 16, 2019

プライベート環境もデュアルキーボード化したいが…

Image from Gyazo

仕事環境に続いてプライベート環境もデュアルキーボード化したくなった。デュアルキーボードとは、キーボードを2台横に並べて同時に打鍵・入力する方法で、勝間さんや塩澤先生が実践している。お二人ともPFUのHappy Hacking Keyboardを使っているとのことだ(塩澤先生のは実際に拝見した)。それに感化されて、昨年くらいから仕事環境はデュアルキーボードにしている。先日までちょっとシングルに戻していたのだが、やはりデュアルのほうが楽なので、今はデュアルで入力している。

勝間さんも塩澤先生もNicola配列(いわゆる親指シフト)利用者なので、それなりの工夫は必要で、アプリを入れてみたり、「かえうち」を使ってみたりしていらっしゃる。もし同時打鍵についてあまり考える必要がないローマ字入力なら、かなり簡単に導入できるだろう。なにせ、2枚のキーボードを繋げばいいのだから。

メリットは、腕を伸ばした状態で打鍵できることに尽きる。ハの字にする必要がないので、長時間打鍵する人にとっては腕が楽になるはず。長時間、パソコンに文章を入力する人にとっては、指や腕の使いすぎによる腱鞘炎は大敵だから、キーボード1枚、せいぜい数万円の投資で済むなら、やらない理由がない。デメリットは、もちろん、スペースを取ること。ワシの入力環境は、キーボードの右側にマウス、左側にトラックパッドという変態仕様なので、入力機器を並べると横幅が1m近くになる。

それはともかく、プライベート環境はスペースの問題と、仕事環境ほど長時間打鍵することは稀なので、シングルキーボードで済ませてきた。しかし、このところ、長時間入力したいシーンも増えてきたし、大岡さんのブログにも触発されて、デュアルキーボード環境をもう一つ構築するぞ!と息巻いて、今度はNiZかな♪と思ってAmazonでキーの配列をちらちら見ていたところ、はたと気がついた。

無変換キーが遠いのである。

いや、正確に言うと、英語配列(ASCIIキーボード)には無変換キーなるものは存在しない。Alt+~(チルダ)で切り替えるのが一般的らしい。ワシの入力方式は、MacユーザーながらWindows用のJISキーボードを利用し、変換キーでMacのかなキー、無変換キーでMacの英数キーを代用させている。かなを入力するときは変換キーを押してから、アルファベットを入力するときは無変換キーを押してから入力する。ローマ字入力の人なら、無変換キーを押さなくてもキー入力のあとでファンクションキーを押せばアルファベットに変換できるが、ワシは無理だ。なぜなら、蜂蜜小梅配列ユーザーであるから。蜂蜜小梅配列では、QWERTYでの入力結果と表示されるかなの間には何の関係もない。このあたりは、Nicola配列もJISかな配列も同じで、おそらくかな系配列はすべて同じだろう。

つまり、入力時に無変換キーは必須なのである。もちろん、IMEの設定を変更すればいいのだろうが、このキー配置はJISかな時代からずっとそうなので、今更変更したくない。さらに問題になるのは、記号キーの位置が微妙に日本語配列(JISキーボード)と異なることだ。アットマークやダブルクォーテーション、アステリスクだけでなく、丸括弧も異なる。使っているキーボードをすべて英語配列に変更してしまうのであればいいが、一部だけ、しかも左右で異なる配列のキーボードを並べたとき、すなわち右は日本語配列で左は英語配列、しかも同時に入力して「かえうち」を噛ませたら、何が起こるはワシの頭では想像できない。

ということで、もう1枚も日本語配列でなければならない、という結論にたどり着いた。やはり、HHKBの日本語配列版しかないのだろうか…。キー荷重が重いので、実はあまり使いたくないのだが、静電容量無接点方式のキーボードとなると選択肢は他にない。諦めてポチるか。

月曜日, 1月 14, 2019

タイプアシストを大幅修正

2019 01 14時点の配列

近日中に、蜂蜜小梅配列から新下駄配列に移行しようと考えているが、その前にもう少し配列をいじりたくなったので、忙しいのにちょっと修正。左RはTypeIt4Meとの組み合わせで全角ハイフン、右−も同様に全角マイナスを割り当てた。フォントによっては見分けがつかないのだが。例によって、「かえうち」を使ったカスタマイズを行っている。

大きく変更したのはタイプアシストの部分。右手のI+0でEsc、J+KでEnterは完全に覚えて頻繁に使えているのだが、ほかは定着しなかった。一方で、右手を1文字右へシフトさせている関係で、TとYやGとHの間に指の届かないキーが出てきて、!と?が押しづらい配列になっていた(上の図でBとNの間)。そこで、W+Eに!、S+Dに?を割り当て、調子に乗って(?)TypeIt4Meとの組み合わせで/と※をそれぞれD+F、X+Cに割り当てた。以上が左手側の変更。

右手側のタイプアシストには入力モードの変更を割り当てた。Google日本語入力では「ことえり」のキーバインドではShift+かな(ひらがな?)キーでカタカナ入力に切り替わらないし、そもそもかなキーが非常に押しづらい。そこで、Tabキーなどを割り当てていた箇所に入力モードの変更を割り当てた。M+コンマはもともとのタイプアシストにはないキー配列だが、ひらがなに戻すキー割り当て、カタカナ、全角英数の3つがどうしても欲しかったので、例外的に追加してみた。

また、新しいタイプアシストとして、上の図には入っていないが、A+;で「こと」、D+;で「とき」、F+;で「して」、K+Fで「いる」、K+Sで「いた」、K+Mで「あり」、E+Rで「ませ」を割り当ててみた。「ませ」と「あり」は公式版にもあったタイプアシストで、特に「ませ」の方は場所を変えただけになってしまった。「あり」は右手の同時打鍵に変更したので、ちょっとは意味があるかもしれない。キモは「こと」で、タイプ速度が上がっている状態で入力したとき、ロールオーバーで文字が出てこないことが多々あり、かなり嫌になっていたので、A(こ)、;(と)と順次入力する代わりに同時押しに変更したことになる。あとは勢いで決めてみたが、定着するかはわからない。ただ、例えば「していたとき」は3ストローク(6キー)で入力できるので、かなり速くなりそうだ。もちろん、覚えられればだが。ここらはステノグラフあたりと似ている雰囲気がする。

「あ」「み」「ゆ」あたりをキーを移動するか、重複定義しようと思ったが、「左右交互打鍵をできるだけ是とする」という方針に合わない運指が頻出しそうで、今回は諦めた。ワシは左手が強いので、「み」を左Gとか左Vとかに割り当てても良さそうなのだが、どう決めても「みる」の運指が現状より悪化する。ただ、右手を酷使し過ぎのようなので、早めになにか対策を考えたほうがいいかもしれない。

火曜日, 12月 11, 2018

蜂蜜小梅配列の苦手な運指

e-typing結果

「あ」「え」に苦手意識がある、と先日書いたが、「ぬ」「ち」を入力するには、ほかのキーの数倍の時間がかかっている。「ぬ」は「右+/」、「ち」は「右+ピリオド」である。どうも同手シフト側の下段(1段目)は、ワシの手ではタイプ不可能に近い気がする。

これを蜂蜜小梅配列で解決したいなら、本気で改造しないと拙いなあ。うーん。

よだか配列はいい。しかし…

20181211 yodaka

新下駄配列は、カナの配置に規則性がなく、私は3回チャレンジしても配置を覚えきれませんでした。今回のよだか配列は規則的であり、(自分で作った配列なのもあって)私でも習得でき、文字キー同時押し系かな配列の良さを体験できて満足しています。

http://semialt.hatenablog.com/entry/2016/05/29/022131

よだか配列って、とてもシステマティックで覚えやすそうだし、悪くないと思う。そもそも、最近できた配列のほとんどは、20年以上前に公開された配列の欠点をカバーできるように、いろいろと考えてあるので、出来が悪いはずがないんだが。下段を使わなくてもとりあえず入力できるのもいいし、隣り合ったキーを同時押しで拗音を出すところもいい。

ただ、Yキーにバリバリ文字を割り当てているところが、どうしてもなあ。あと、3キー同時押しは今のMacユーザーには無理(に近い)。薙刀式もそのために試し打ちさえできない。

配列作者に比べれば、ワシなどまだまだマイナー配列にのめり込んだというほどでもないのだが、正解は自分で自分用の配列を作ることだと思えてきて困る。蜂蜜小梅配列の苦手なところをメモしておくか。

月曜日, 12月 10, 2018

同時打鍵か順次打鍵か

20181210 keyboard

やっぱり単打が1番いい。アルペジオよりも断然単打だ。集中して文章入力して、入力ペースがどんどん上がってくると、アルペジオでも煩わしく、かつミスが多くなる。

https://jitankeyboard.blog.fc2.com/blog-entry-203.html

Nicola配列(親指シフト)をはじめとした、シフトキー同時打鍵による入力方法は、シフトキーのオン/オフで打鍵するキーを入力し分けるため、どうしても上限が出てくる。

大昔は親指シフトによる入力が高速すぎて、コンクールではローマ字入力やJISかな配列によるかな入力と分けざるを得なかった、と言われているが、現在のローマ字入力はむちゃくちゃ高速である。練習方法が確立したのか、ハードウェアとしてのキーボードが進化したのか、よくわからないが、とにかく目にも止まらぬ速さとはこのことを言うのか、というくらい速い人がいる。なぜ速いかというと、順次打鍵であり、シフトキーとの同時打鍵を使わないから上限に達しづらいのだ。

ただ、4段とも使用する配列だと、4段目がどうしても足を引っ張る。また、順次打鍵にこだわるなら、濁音は少なくとも2打鍵、拗音ともなると3打鍵必要なこともある。そこで注目されるのが、前置または後置シフトキーだが、これはこれでよく練らないと足を引っ張る。月配列のような名作もあるが、どれが自分に合っているかを考えるのは骨が折れる。前置なのか後置なのか、シフトキーは中指なのか薬指なのか、好みに合った配列を探すのはかなり大変だろう。

個人的には、そろそろ蜂蜜小梅配列ではタイピング速度は上限に達しつつあると思われるので、新下駄配列とか、月配列系の順次打鍵のかな配列を試してみたい。蜂蜜小梅配列は蜂蜜マトリックスや、Y, T, Pキーを徹底的に排除したところに好感を抱くのだが、「あ」「え」といった同手シフト側、「ゆ」「ほ」といった1段目にかなり苦手意識がある。特に前者の「あ」「え」は、ともに頻出するのではないかと思うので、どうにかしたい。

解決方法は、蜂蜜マトリックスの空いている箇所に配置するのが一番簡単だ。「あ」「え」をそれぞれK+F、K+Gに割り当てれば、影響は最小限ですむ。ただ、同時打鍵を複雑に配置すればするほど、タイピング速度の上限が下がってくるような気がする。リンク先の作者が公開している蛇配列は、月配列の流れを汲むかな配列だが、中指と薬指を前置シフトキーとして使用する。それなりに速度が出るのだろうが、4段とも使用する上に、Y, Tキーも特に避けているようではない。もし蛇配列をメインで使い始めたら、JISかな配列のときに感じていた指の痛みを再度味わうことになるだろう。

ということで、配列の選び方は大変難しい。

日曜日, 12月 02, 2018

Karabiner-Elementsに蜂蜜小梅配列を移植できる?

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Karabiner-Elementsの設定項目をまとめました - Qiita
https://qiita.com/s-show/items/a1fd228b04801477729c

「rules/manipulators/from/simultaneous」に記述すれば、同時押しを認識できるとのこと。ものくろさんがNicola配列をKarabiner-Elementsに完全移植したとのことなので、おそらく蜂蜜小梅配列も移植可能だと思われる。年末年始にでも移植しようかしら。JSONが理解できれば、あとは忍耐力だけの問題かな。その前にNicolaで実用的かどうかをちょっと試してみた方がいいかも。

土曜日, 11月 10, 2018

やはりカナ系入力の方が速いし楽なのだが…

e-typing結果

ローマ字入力でe-typingをやってみたら、そんなにミスしていないのにCとかB-とかしか出ない。さすがにローマ字入力ユーザーとしては遅いようだ。蜂蜜小梅配列でやってみたら、A-とかSとか出る。長文だとFastも何とか出る。前にも書いたとおり、長文になれば、蜂蜜小梅配列はローマ字入力に比べれば格段に速いのだ。文末によく使われるつながりを入力しやすい配列にしてあるためだろう。この傾向は、新下駄配列やかえであすか配列など練り込まれた配列にも言えることだと思われる。

一方で、出現頻度が低い文字を多く含む文字列は、かなり遅い。あるいは、文末を含まない単語を連続して入力するのも苦手だ。ローマ字入力は、文末表現に最適化しているわけではないので、逆に文末を含まない単語でもスピードは落ちないが、蜂蜜小梅配列だと(私だけかもしれないが)極端に遅い。いや、もっと精確に言うと、遅いように感じる。「そ=T」「ひ=右U」「お=U」のような人差し指上段の守備範囲は辛い。当然、逆手シフトの「び」「ぞ」も遅い。(右Uは右シフト+Uキーのこと)

今、調べてみたら、薙刀式は「Y」だけでなく、「T」や「U」にもカナを配置していない。3キー同時押しのため、ホームポジションの外側に置くべきキーの数が、蜂蜜小梅配列などほかの親指シフト系配列より少なくて済む。おそらく、慣れれば、薙刀式はかなり速くなるだろう。

また、e-typingでガシガシ練習していると気になってくるのが、下段キーが受け持つ文字だ。「み=右N」「あ=右M」「ふ=左C」とかもかなり遅い。特に「み」はミスタッチも多い。ただ、これは左右シフトキーにコルクを貼って、ちょっと高くしているのが原因かもしれない。あるいは、リストレストが低すぎるのかもしれない(ローマ字入力ユーザーにはまったく理解不能だが、親指シフト系配列ではリストレストの高さがかなり重要なのだ)。

何にしても、親指シフトキーとの同時押しに対して、違和感がやや大きくなってきた。おそらく、これは蜂蜜小梅配列のみに感じるわけではなく、左右の親指シフトキーを必要とする配列全部に感じることだろう。また、環境によってはロールオーバー時にミスタイプになってしまうことがある(「これ=A, 右J」と入力しようとしたら「ふぇ=J+A」と出てくるとか。明らかにAキーの入力が無視されている)。

我慢するか乗り換えるかが問題なのだが、仮に乗り換えるとしたら、中指・薬指シフトの新下駄配列または月配列系か。いずれにしても、Yキーに文字を割り当てている配列はちょっと困る。蜂蜜小梅配列を改造してもいいのだが、蜂蜜小梅配列のレゾンデートルである(?)蜂蜜マトリックスの一部を犠牲にしないといけなくなる。おそらく、一部の蜂蜜マトリックスを移動するだけだとバランスが崩れてしまうに違いない。ワシ配列だから自由にすればいいのだが、バランスを取り戻すのにずいぶん時間がかかりそうだ。

あ!いいことを思いついた。蜂蜜小梅配列では同手キーの同時押しは、キーアシスト以外割り当てられていない。ワシは、キーアシストを覚えられないので、J+KにEnter、K+LにTab、I+OにEscの各キーを割り当てているが、これ以外にも同手キーの同時押しを定義すればいい。ちょっと面倒だが、蜂蜜マトリックスを崩して作り直すよりはずっといい。

土曜日, 9月 08, 2018

「QWERTY+ローマ字」の次は「JIS+Nicola」をなんとかせねば

キーボード

親指シフトが多数派なのは予想していましたが、日本語入力の「その他」が意外とたくさんいらっしゃったことに驚くと共に、多種多様なキー配列の実現に使われていることを嬉しく感じました。

https://kaeuchi.jp/blog/1st-anniversary/

下駄配列/新下駄配列が11人、飛鳥配列/かえであすかが8人、以下AZIK、月配列と続くが、そこに蜂蜜小梅配列は見当たらない。実際、ブログなどで蜂蜜小梅配列を利用していることを公言している人は数名程度なので、「かえうち」購入者以外もカウントしたとして、ユーザー数はおそらく2桁ではないか。

それに比べて、Nicolaの調子のいいこと。ユーザー全体の65%を占める。「かえうち」ユーザーに限って200〜300人くらいなので、全体のユーザーは数千人に上るはず。下手すると、1万人くらいか、あるいはもっと多いかも。勝間和代氏など時々エヴァンジェリストが現れるので、新規ユーザーもそこそこいるだろう。

それに比べると、Nicola以外のマイナー配列は部が悪い。著名なエヴァンジェリストはほとんどいない。最近、大岡俊彦氏が「カタナ式」や「薙刀式」といった特徴的な配列を公開しており、マイナー配列に興味のあるクラスターではよく取り上げられるようになっている。しかし、マイナー配列に興味のある人以外への認知度は低い。キーボードを叩いている人の大半は配列には興味がないので、大きくユーザー数が伸びることもない。となれば、大昔に設定されたNicolaを有難がっている人たちこそ、マイナー配列の草刈り場にすべきなのかもしれない。

それにしても、141Fさんが

蜂蜜小梅配列が目指したのは、高価だったり、高度な技能が必要だったり、何かと儀式が求められる高性能スポーツカーではありません。手頃な価格で買えて、吊るしのままで普段遣いができて、反復練習不要で、街乗りしているだけでも楽しい、デミオ・ディーゼルやスイフト・スポーツ、ポロGTIみたいな、FFコンパクトスポーツです。

http://61degc.seesaa.net/article/461232517.html

と書いているが、実際に数年使ってみて、かな入力の時の方がストレスは強かったけど、入力速度は速かったんじゃないかと思う。これ以上、速度は上がらないような気がするし。職業柄、もう少し速く入力できてもいいので、飛鳥配列系を試し打ちしてみてもいいかもしれない。蜂蜜小梅配列への導入記事をまとめたら、やってみてもいいなあ。まあ、配列乗り換え時は入力速度が極端に落ちるので、年末年始とか暇なときにしかできないのだが。

水曜日, 8月 15, 2018

ATOKならDvorakもColemakも簡単

Dvrak

今頃気付いたのだが、MacのATOKには「英字入力時のキーボード配列」という設定項目があって、通常は「U.S.」を選択するが、「Dvorak」や「Colemak」を選択すると、他に何もしなくても、英字入力時にDvorakやColemak配列で入力できる。かな漢字変換と異なり、英字配列を変更するとローマ字入力という逃げ道がなくなり、配列を変更していないパソコンでの入力に大きな支障を来すので、慎重にやるべきだ。しかし、ATOKユーザーなら特別に何かソフトを追加することなく、そのまま配列を変更できるのは悪くない。あ、この調子で蜂蜜小梅配列とかも入るとうれしい…かも…。

月曜日, 6月 18, 2018

91UBK-Sを買った

REALFORCE 91UBK-S

REALFORCE 91UBK-S NG01BS
テンキーレス、JIS配列、カナ表記なし、変荷重、ブラック、静音

先日からずっと中指シフトを調べているのだが、これという配列に当たらない。月配列のどれかが良さそうだが、まだ調べきれていない。調べているうちに行段系(ローマ字を使うもの)にも目移りしそうなので、とりあえず10年単位で蜂蜜小梅配列を使うことになりそう。そう思ったら買っといたほうがいい気がしたので、ポチった。ALL30gが欲しかったのだが、品切れ取り寄せなので、それはそれで注文しておいた。よほど長生きしない限り、R2シリーズは買わないことになるんじゃないかな。R2シリーズを買う=配列を変更するってことだし。

さすが静音モデルだけあって、キーを押すと「すこすこ」という感じでキーが沈む。また、キー表面がマットな感じで悪くない。アイボリーモデルは結構テカテカしてるのが気になる。まあ、しばらく使っているうちにツルツルになってくるんだけどね。キースイッチは壊れないけど、キートップの表面は実は指先ですり減っていき、ツルツルしてくるんだよなあ。

日曜日, 6月 10, 2018

タイプ速度を測ってみた

蜂蜜小梅でのタイプ速度

タイピング練習サイトはたくさんあるが、全てが親指シフト系配列に対応している訳ではない。配列などの環境によっては練習サイト側が想定していない並びでキーを吐き出す設定になっていることがあり、正しく入力しても、ちゃんと読み取ってくれないことがある。その点で、e-typingは悪くなさそうだ。

それで、何度か実際に試してみたところ、こんな記録が出た。大したことはない。恐らく、JISかなで入力していた時よりは、遅いのではないかな。実際のタイプでは、「わ」「ゆ」「ゆ」「ぬ」などに苦手意識が残ることがわかった。どれも小指の関係する運指だ。「ぬ」はともかく、「わ」や「ゆ」が苦手なのはちょっと困る。

(追記)
他の例文を入力していて気がついたのだが、「ゆめ」が非常に苦手。左小指下段、左シフト+左小指中段という流れで、これが頻出したら入力速度的にはアウト。ここでものすごく遅くなるか、ミスが生じる。幸い、右手側では同じ流れは「へね」「へわ」なので、ほとんど出てこない。これこそ、タイプアシストに登録すべきだろう。

(追記2)
「み」が苦手なようだ。右シフト+「N」キーで、奇しくもJISかな入力と同じ配置だ。左シフト+「V」や「B」が捨て仮名(それぞれ「ょ」「ぉ」)なのに対して、通常のかなが配置されている理由はわからないが、ちょっと押しづらく感じる。これは左シフト+「N」に割り当てれば、押しやすくなるかもしれない。蜂蜜小梅配列は右利き専用なのが、右手と左手の配置の違いに出てきているのだろう。また、手の置き方も関係しているのかもしれない。親指シフト系配列は、リストレストにべたっと手を置いた状態では、入力しづらいかもしれない。リストレストから手を浮かして入れば、右シフト+「N」はそれほど押しづらくない。ただ、長時間入力し続けるのは難しい。リストレストをかなり高くすると、手の形は理想に近づくが、小指が守備範囲となるキーが押しづらくなる。

「み」よりも深刻なのが「あ」だ。下段の同手シフトはかなり押しづらい。なので、出現頻度の低いかなを置いてあるはずだが、作者の方は例外的に押しやすいと考えているのかもしれない。もし「あ」を動かすとなると、いろいろいじるところが出てきて、多分別の配列になってしまうだろう。「ぁぃぅぇぉ」や「ゃゅょ」といった捨て仮名が中央あたりに集められているが、覚えやすい配置で文字キー同時打鍵で入力できるので、シフト側は空けてもらうか。

 

金曜日, 6月 08, 2018

REALFORCE 91Uが生産終了

リアルフォース91U

REALFORCE 91Uが生産終了とのこと。108は先日生産終了したと思ったら、こちらも終わりか。キースイッチは水でもこぼさない限り、ほとんど壊れないので、現在2枚あるものである程度は行けるだろう。しかし、壊れたらR2シリーズに乗り換えねばならず、スペースバーが長いのが気になってしまう。「かえうち」用の蜂蜜小梅配列orzバージョンプロファイルは作ってあるので、いきなり入力できなくなることはないにしても、不便なことに違いはない。

ここで選択肢はいくつかある。

1. 91Uを何枚か買っておいて、その日に備える。
後ろ向きな対応策だが、一番現実的かも。仕事場と自宅で使っているが、壊れたら仕事場に合わせる。ただ、いつかは2枚とも壊れるだろう。

2. HHKB Professional JP Type-Sに乗り換える
ファンクションキーがない以外は、特に不便を感じることはない。一番のネックはキーボードが高価だということくらい。

3. R2シリーズが使えるようにする
現状ではスペースバーの関係で、蜂蜜小梅配列をR2シリーズで使い続けるのは気が進まない。となると、キーボードに合わせて配列を乗り換えることも視野に入ってくる。

配列を乗り換えるなんて、配列を自分で作った人からしたら考えられない選択肢かもしれないが、入力はキーボードと配列、及び日本語変換プログラムの全てがうまく作用しないと、快適にはならない。Nicolaがいいと思える人は羨ましい。Nicolaなら、その他のマイナー配列よりもずっとたくさんの選択肢があるから。ただ、個人的には大昔の配列をありがたがって使い続けるのは、我慢できないというそれだけのこと。「Y」キーによく使う文字を当てるなよ。それだけなのだ(実際には、さらにいくつかの条件があるが)。

そこで、最近、半ば本気で調べているのが中指シフトの配列。月配列系がそれに当たる。新下駄配列でもいいが、「Y」キーを排除していないことと、左手で4段目を使っていることが気に入らない。また、拗音が簡単に出せるのはいいのだが、マトリックスを組んである蜂蜜小梅配列から乗り換えるのはどうも気が進まない。作者が精力的に作り込んでいる薙刀式もちょっと考えたが、3キー同時押しは、「かえうち」がサポートしていないためNG。「Y」キーを排除していて、いい感じなんだけど。

蜂蜜小梅配列を中指(+薬指)シフトに作り直せばいいのかもしれない。ちらっと考えなくもないのだが、設計が全く異なるので、むしろ月配列系の何かを改造した方が早そうだ。あとは、行段系のローマ字入力に戻るとか。AZIK、Colemakなど優れた配列もあって、選択肢はある。

日曜日, 4月 08, 2018

iPadでもっとも高速に文字入力するには





「外付けキーボードをつなげば、パソコン並みの速度になるじゃん」と言われそうだが、それより速そうなのがiPerkyだろう。動画を見る限り、とてつもない速度で入力している。iPhone用もあるので、何度かチャレンジしているのだが、操作方法に加えてマニュアルも難解。キーボードは片手用、両手用、両手親指用の3種類があって(iPadの場合)、それぞれ操作方法がかなり違う。日本語変換部分はMozcなので、Google日本語入力並みの精度が期待できる。iPadを入力用キーボードとして接続し、Macで入力を受け取るようにすれば、蜂蜜小梅配列など親指シフト系配列よりもずっと速くなりそうな気がする。

AI時代の本の読み方