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金曜日, 8月 05, 2022

Googleファミリーリンクの設定方法

とあるサイトでGoogleファミリーリンクのことを読んで、ちょっと興味が湧いてきたので調べてみた。手順が大変わかりづらいので、出来心からキャプチャ画像を撮ってみたのを並べてみる。

Googleファミリーリンクとは何か

まず、Googleファミリーリンクとは子供が使用するAndroid端末を保護者が制御するための仕組みだ。使えるアプリを制限したり、端末の現在地を取得したりできる。この際、子供が使用するAndroid端末①と保護者が使用する端末②が必要となる。1台ではこの仕組みは使えないことに注意したい。端末①はAndroidである必要があるが、端末②はiPhoneやiPadでも良い。

Googleファミリーリンクの設定方法

Googleファミリーリンクの設定は、Googleアカウント単位で行う。つまり、子供も保護者もGoogleアカウントが必要だ。子供のアカウントは操作の途中で作成できるが、あらかじめ作っておいたものを使うこともできる。

最初の設定操作は、子供が使用するAndroid端末①で実行する。端末①で子供のGoogleアカウントを設定済みだとする。

子供の端末で設定する

[設定]アプリで[Google]をタップする。

【1】↑すると、この画面が表示される。下にスクロールする。

【2】↑[保護者による使用制限]をタップする。

【3】↑[使ってみる]をタップする。

【4】↑[お子様]をタップする。

【5】↑[次へ]をタップする。

【6】↑子供のアカウントをタップする。複数のアカウントを端末①に登録していれば、子供のアカウントを選択する。もしこの端末に子供のアカウントを登録していない場合は、ここで追加できる。また、子供がまだアカウントを持っていなければ、ここで作成することも可能。

【7】↑子供のアカウント以外は、この端末からログアウトされる。[続行]をタップする。

【8】↑保護者のアカウントを入力して、[次へ]をタップする。

【9】↑管理機能の説明が表示される。[もっと見る]をタップする。

【10】↑画面下に説明が表示される。子供のアカウントを確認して、そのパスワードを入力し、[同意する]をタップする。

【11】↑[許可]をタップする。

【12】↑[次へ]をタップする。

【13】↑アプリの管理画面が表示される。使わせたくないアプリは、スイッチをタップしてオフにする。[もっと見る]をタップする。

【14】↑下までスクロールして確認できたら、[次へ]をタップする。

【15】↑[次へ]をタップする。

【16】↑「ファミリーリンク」アプリのインストールを促される。[スキップ]をタップする。

【17】↑[利用制限を確認]をタップする。

ここまでで、子供が使用する端末①の設定は完了だ。なお、2回目以降の設定では、一部の画面が省略されて表示されないことがある。

保護者の端末で設定する

次に、保護者が使用する端末②の設定を行う。Google Play StoreまたはApp Storeで「Googleファミリーリンク」アプリをインストールしておく。Androidだけでなく、iPhone/iPadでも良い。

【18】↑端末②では保護者のアカウントで、あらかじめログインしておくこと。すると、「Googleファミリーリンク」アプリを起動すると、左下に子供の名前が表示される。[表示]をタップする。

【19】↑端末①の利用状況などが表示される。[管理]をタップする。[設定を管理]という文言になっていることもある。

【20】↑いろいろな設定項目が並ぶ。ここでは[YouTube]をタップしてみる。

【21】↑簡単な設定しかできないが、タップしてスイッチをオンにする。そして、端末①に戻ってYouTubeアプリを起動してみる。

【22】↑端末①でYouTubeアプリを起動してみると、コメントが非表示になった。ただし、ちょっと危ない系の動画も普通に再生できる。【19】に戻る。

【23】↑YouTubeをもう少し細かく制限してみる。【19】の画面を下にスクロールして、[YouTube]をタップする。

【24】↑さらに[YouTube]をタップする。

【25】↑[アプリを許可]のスイッチをタップして、オフにする。【24】に戻る。

【26】↑[YouTube]の右にあるアイコンをタップして[ブロック]を選択する。しばらくすると、端末①で「YouTube」アプリが非表示になる。これで、YouTubeアプリは使えなくなった。

なお、途中でも書いたように2回目以降は、画面が省略されるなどの変化があるため、ここに書いたような手順にならないこともある。
 

ファミリーリンクの設定を解除する

子供のアカウントの管理をやめたいときは、設定を解除する。端末②で「Googleファミリーリンク」アプリを起動し、子供の名前をタップする。そして、設定画面に入る。詳しくは【18】〜【20】を参照のこと。

【27】↑ここで[アカウントの管理機能]をタップする。

【28】↑[管理機能について]画面が表示されたら、下にスクロールする。

【29】↑[続行すると〜]左にチェックをつけて、[管理機能を停止]をタップする。

【30】↑管理機能を停止できた。これで、端末②の制限は全て解除されたはずだ。

感想

「Googleファミリーリンク」は細かく設定できていいのだが、画面遷移が多すぎて、見通しが非常に悪い機能だと言える。素人向けではない。ただ、「LINEやゲームなどを深夜まで使わせたくないが、SMSやメールは使わせたい」「居場所は常に把握しておきたい」などの細かい要望があるなら、この機能を使うしかないだろう。



月曜日, 8月 30, 2021

Googleサイトに独自ドメインを割り当てるには【ムームードメイン管理】

Googleサイトに(自分が所有している)独自ドメインを割り当てると、www.example.comといったURLでアクセスできる。その場合、ドメインを管理してもらっている業者のサイトで、いくつか設定しなければならない。業者によってドメインの管理方法が異なるが、ここではムームードメインで管理しているドメインを設定した。なお、以下の方法は、ワシがそのように設定して成功したが、同じ方法で他の人が成功することを保証しない

設定方法は、以下のサイトあたりを参照するといい。

Googleサイトにムームーの独自ドメインを設定&格安メールアドレス取得方法まで解説! - いまどきのネットショップ開業講座


ムームードメインでGoogle Workspaceを利用する方法|どんとこい!Google Workspace 


設定は、Googleサイト右上の「設定」をクリックし、下にあげた画面で「カスタムドメイン」をクリック。下の画面ではすでに接続済みになっているが、ここからドメインを追加する。


この後、ドメインの所有者であることをGoogleに証明しなければならない。方法は、ドメイン管理画面で、特定のレコードを追加する。追加そのものは、適当にクリックしていればできるのだが、結構面倒だ。

肝心なところは、まずTXTレコードを設定した後、CNAMEレコードを設定すること。TXTレコードで所有者を確認してから、CNAMEレコードで割り当てる。今回はサブドメインの「books」を「mmnt-mr.com」に割り当てたかったので、ムームードメインのコントロールパネルでの出来上がりは以下のようになる。 

CNAMEレコードの内容は、最後にピリオドがないことに注意。Googleサイトの解説には「ピリオド込みで設定しろ」と書いてあるが、ピリオドを入れるとムームーDNSの設定が通らない。

ちなみに、割り当てた先は自分用の読書メモ。まだ中身がないのでリンクは貼らない。

水曜日, 12月 16, 2020

スマートスピーカー「Google Nest Audio」の評価のウソ・ホント


今日は「Google Nest Audio」のレビューをチェックしていきたい。ちなみに、ワシ宅(極狭築深物件)では、現在電源の入っているスマートスピーカーは12台、寝ているのがそれ以上ある。ルーターでIPアドレスを払い出している機器のリストを見ると、壮観である。アホかと思う。ここで取り上げるGoogleのに限ってみても、今回の「Google Nest Audio」をはじめ、「Nest Hub」「Nest Hub Max」「Google Home mini」の4台が稼働中だ。

さて、ネットのレビューをざっと見たところ、ニュースサイト、個人ブログ、YouTubeのほぼ全てで音質を褒めていた。 確かに、先代の「Google Home」無印と比べると大変良くなっている。「Google Home」では音楽を聴く気にはなれなかったが、「Google Nest Audio」では「とりあえず音楽を聴いてもいいかな」くらいにはなっている。これは確かだ。

「Google Nest Audio」をオーディオとして作り込んだ……わけではない

では、ニュースサイトのレビューを見ていこう。まずはASCII.jpから。レビュアーは山本敦氏。

Nest Audioのサウンドは、Spotifyで配信されている音源を聴きながらチェックした。確かにパワーは強化されているし、ボリュームを大きくしても音が歪まない。低音域の量感はとても豊かだ。重心も低く安定している。このサイズのスピーカーとしては、実に堂々とした鳴りっぷりだ。

ちょっと褒めすぎでは?と心配になってしまう。確かに、「Google Home」よりは音量は大きくできるし、多少大きくしても歪まない。低音はしっかり出ているので、スピーカーをドンドコ鳴らしたい人にはいいだろう。それで「音楽を聴いている」ということになるかは、ソースにもよる。その話はあとで詳しく書くとして。

そもそも、大型のスマートスピーカーの中には、上に向けて本体内部にスピーカーを設置しているものがあり、そのため指向性が基本的にない。上位モデルは、設置場所を判別して音の出し方をあとで調整する機能を持っているが、もし部屋の中央に置けば、どこで聞いても同じ音がするはず。

しかし、こいつはスピーカーを横向きに内蔵している。つまり、スピーカーの前にいないと音はかなり小さく、また解像度は低く聞こえる。まず、ここをしっかり把握しておくべきだろう。実際の利用では、「Google Nest Audio」は部屋の壁際に置くことが多いと思われるが、デスクやテーブルに置くときは向きを気にする必要がある。

Nest MiniもGoogleアシスタントに対応するスマートスピーカーの入門機として魅力的だが、音楽再生のパフォーマンスは音の厚みと力強さで遠くNest Audioに及ばない。じっくりと音楽に向き合いながら本格的なリスニングを楽しみたいのであれば、“オーディオ”としての充実度が飛躍的にアップしたNest Audioを迷うことなく選ぶべきだ。

まあ、「Nest mini」と「Google Nest Audio」のどちらかを選ぶとしたら、後者だろう。「Nest mini」のスピーカーは「一応、鳴ってますよ」程度だ。音楽を聴くものではない。

ただし、スピーカーの音質には人それぞれの好みもあるだろう。Nest Audioのサウンドチューニングはややウォームで中低域を前面に押してくる傾向だ。ゆったりと響く低音の余韻はとても伸びやかで心地よいのだが、全体を俯瞰してバランスを見ると少し低音が支配的な感じも受ける。中高域の音の輪郭をよりシャキッとさたせたい場合は、Homeアプリからアクセスできる「イコライザーの設定」から低音/高音のバランスを好みに合わせて微調整すると良いだろう。

レビュアーはオーディオ・ビジュアル評論が専門のライターなので、さすがに褒めっぱなしでは拙いと思ったのか、ちゃんと問題点を指摘している。とにかく、低音が鳴りすぎなのだ。これ、ツイーターは入ってないの?フルレンジだけ?と思うくらいだ(実際にはツイーターは1個入っている)。

イコライザーでの調整は可能だが、自然な音作りからはかなり外れる。そもそも、そんなに細かい指定はできない。


この画面を見るだけで、どういう人をターゲットとしているかが、わかる人にはわかるだろう。例えば、高級ワイヤレスイヤホンでは、もっと細かい設定が可能だ。低音と高音などという、大雑把な分け方はしない。

新しいNest Audioに触れてみて、筆者はグーグルが紛れもなく全力を出し切って新しいスマートスピーカーを「オーディオ」として作り込んだことがよくわかった。ハードウェアとソフトウェアの両輪で進化を続けるNestシリーズに今後も目が離せない。

えっと、まさか本気ではないですよね?大人の事情というやつですよね?

Googleがもう少し本気で音楽再生用に作ったスマートスピーカーと言えば、「Google Home Max」を思い出す。日本では販売されなかった(もうディスコンなので、今後も発売されない)。

「Google Home Max」が米国で発売--ハイエンドの大型スマートスピーカ

Googleは米国時間12月11日、「Googleアシスタント」対応のスマートスピーカ「Google Home Max」を年末のショッピングシーズンに合わせて米国で発売した。  「Google Home」のハイエンドな大型版であるHome Maxは、 米国向けGoogleストア 、Best ...

おそらく、全く売れなかったのではないかと思われる。この流れを見る限り、GoogleはGoogle Nestシリーズをオーディオ機器として考えているわけではなく、「とりあえず、適当に音が出るもの」と考えているのだと想像する。

《追記ここから》

Google Home Maxの製造だけでなく、在庫も終了したとのこと。

Google Home Maxが販売終了 4ドライバ搭載の巨大スマートスピーカー - Engadget 日本版

米グーグルはスマートスピーカー「Google Home Max」の生産を終了し、在庫も販売が終了したことを米Engadgetに伝えています。

《追記ここまで》

次は、「価格.comマガジン」から。ライターは湯浅英夫氏。

肝心の音質をチェックするため、Googleアシスタントの音声操作でSpotifyを呼び出して再生し、ロック、ジャズ、クラシックなどさまざまな音源を聞いてみた。(中略)Google Nest Audioはそうしたことがなく、低音域から高音域までバランスよくまとまった音で聞こえる。音の厚みや奥行き感、細かなニュアンスの再現もまずまずだ。コンパクトなスピーカーにありがちな、中~低音域が痩せてプアに聞こえるようなこともない。

むしろ、中〜低音域しか聞こえないんですけどね……。「細かなニュアンス」はソースによって微妙なところだが、「音の厚みや奥行き感」は、ワシ的には全く満足できない。いいスピーカーは、スピーカーの向こうに空間を感じる。散らかり放題のフローリングの部屋で聞いても、ボロ畳の上に直置きしても、そこがスタジオやコンサートホールになったような錯覚を感じてしまう(もちろんソースの録音状況によるのだが)。


ワシにとっての「音の奥行き」

ここで興味深い体験を記しておこう。アマゾンの「Echo Studio」でAmazon Music Unlimitedの3Dオーディオを聴いてみた。曲はベートーヴェンの田園だ。

ダニエル・バレンボイム feat. ベルリン国立歌劇場管弦楽団「Symphony No. 6 in F Major, Op. 68 "Pastoral": II. Scene am Bach. Andante molto moto」

「?」と感じたのは第2楽章冒頭だ。かなり音量を上げて聴いてみたところ、チェロが少人数で主旋律と三度くらい下とで弾いている。「???」と思って、スコアをYouTubeで探したところ、あった


2人だから、一番前のプルトだけが、2nd.VnとVlaをそれぞれなぞっているのだ(一部は違う音だけど)。しかも、弱音器付きで!

田園はもう40年以上聴いているが、恥ずかしながら、これに気づいたのは今回が初めてだ。録音にもよるので、どのソースを再生しても、チェロの1stプルトのソロ(2人なのでSoliだけど)が聞こえるとは限らない。むしろ、聞こえない方が多いだろう。他に2nd.VnとVlaが全員で弾いているのだから。バレンボイムのこの録音では、ソリストのように意図的にチェロの1stプルトの音を拾ったのだと考える方が自然かもしれない。しかし、解像度の高いオーディオ装置でなければ、いくらチェロの1stプルトの音を強調しても、まず聞こえないだろう。

また、人数の少ない室内楽をしっかりした装置で聴くと、スタジオの大きさが感じられる。実際には、ほとんどのソースが録音後にいろいろと調整されていることを考えれば、「どのくらいの空間を感じて欲しいとレコーディング技師が考えたか」を知ることができる、と言うべきだろうか。

閑話休題。ワシにとっての「音の奥行き」とは、このようなものである。「Google Nest Audio」は、残念ながら、このような「音の奥行き」は全く感じさせてくれない。一方で、「Echo Studio」や「HomePod」は、ソース次第で「音の奥行き」をしっかり感じることができる。

音量をかなり上げても音が歪んで聞きづらくなることはなく、かなりの迫力で鳴ってくれる。ストリーミング音源をBGMとして流すには十分な音質で、1万円強で買えるワイヤレススピーカーとしてはよくできている。

これは同感。確かに音は歪みにくく、またBGMとして流すなら問題ないレベル。「1万円ならこんなものだろう」とワシも思う。

スマートディスプレイ/スピーカーの用途で音楽鑑賞が占める割合は高く、音質にこだわった製品が求められている。Google Nest Audioはその需要にうまく応えた製品だ。手ごろな価格でいい音が楽しめる、コストパフォーマンスの高いワイヤレススピーカーを探している人にチェックしてもらいたい。

「Google Nest Audio」は、「Google Home」に比べれば「いい音」ではある。しかし、単体で見たときに「いい音」とするのは、強い抵抗がある。「いい音」を期待して買うと、こんなことになってしまう。

『オーディオマニア的にはどうですか?』 Google Nest Audio のクチコミ掲示板

おそらく、なかりのミュージシャンやクリエイターの助言で製品化をしているたまものと思います。 そんなに労力をかけてないと思いますよ。1, 2万円程度の製品なら。たぶん、中国メーカーに仕様を投げて作らせ、JBLのエンジニアが試作品を聴いて、「もうちょっとこうならない?」とか言って、少し改善する程度かと...。まあ、Googleにはそこまで評価できる人がいなくて、ほぼas ...

「1万円のスピーカーに何を期待しているのか?」という辛辣な意見があって、なるほど、と唸ってしまった。オーディオマニア的には全くそうだろう。ただ、それなら音質を売りにしないで欲しかった、というのがワシの「Google Nest Audio」に対する結論だ。「Google Nest Audio」を持ってきて「ほら、音質がいいでしょ?」とやった日には、「Googleは音質という言葉の意味を知らないのか?」と思ってしまう。確かに、従来の「Google Home」 や「Google Nest mini」よりはいいが、どんな音楽でも満足できるかというと、かなり疑問だ。

アマゾンに対する牽制になるかとも考えたのだが、同価格帯の「Amazon Echo」第4世代が音質面でかなり改善されているため、単純に音楽を再生する性能だけを見た場合、やや苦しい。アマゾンは、「Echo Studio」を販売していることもあって、「Amazon Echo」の音質改良については、あまり大きく宣伝していないようだ。

YouTubeでレビューされていれば、普通の人たちの意見を細かく拾おうと思ったのだが、数本しか上がっていないので、今回はプロのライターの記事を中心に拾ってみた。



土曜日, 4月 06, 2019

映画「エクス・マキナ」とGoogle

Image from Gyazo

映画『エクス・マキナ』を見た。映像美に優れた作品だと思った。それはともかく。

世界中の人間の検索履歴はまさに人間心理がわかる最高の覗き窓ですからね。

映画「Ex Machina」の人工知能まじ怖 | ギズモード・ジャパンhttps://www.gizmodo.jp/2015/04/ex_machina.html

前後にGoogleのAIはすごいとか書いてあるんだが、まあ、すごいのは事実だろう。特に、この記事が書かれた時点では。しかし、この映画の公開から数年を経て、検索履歴を収集することはできても、検索結果に反映することはいまだに難しいようだ。

「何だと?!Googleの検索はピッタリじゃないか」と思うなら、あなたはGoogleをちゃんと使えていない。毎日数十回検索していれば分かるが、以前より役に立たなくなってきた。これは、ネットの情報量の膨張に、検索技術が追い付いていない証拠である。そして、まだまだAIを活用してもなお、人間の叡智(というか悪知恵)の方が優っているのである。

我々がAIの反乱を恐れるのは、Googleの検索結果がもっとまともになってからで良さそうだ。

月曜日, 3月 04, 2019

Google「バックアップと同期」の出来がひどすぎる

2019 03 04 19 29 06

まず、このフィードバックを送信するためのダイアログの出来がひどい。ひと目見ただけではわからないかもしれないが、Escキーを押すと消える。入力中に変換をキャンセルするキーとしてEscキーを押すだけで消える。「キャンセル」ボタンなんかいらんやろ。

それから、アップロード中にフォルダ名を変更すると、必ずアップロードに失敗する。そして、元のフォルダ名でアップできないだけでなく、新しいフォルダ名でもなかなかアップロードされない。「バックアップと同期」アプリをわざわざ終了し、アプリを再起動すれば、なんとかアップロードしてくれる。しかし、かなり時間がかかる。同様の機能を持つDropboxよりかなり遅い。

さらに、フォルダ名を変更しなくても失敗することがある。これは理解に苦しむ。使いこなしているほど、ローカルからの自動アップロードに失敗すると困ったことになる。なぜこのように出来の悪いまま放置しているのか、理解に苦しむ(大切なことなので2回書きました)。

ちなみに、すべてMac版の動作をもとにしている。

土曜日, 2月 16, 2019

FAGAに法的規制をかけないと、とんでもないことになる

Image from Gyazo

FACEBOOKからいきなりBANされた件|田口和裕|note

なぜ大声で言う人が目立たないのか不思議で仕方ないのだが、そろそろGAFAには法律で網をかけておかないと拙い。と言っても、いわゆる「規制」ではない。規制は、ネットにはそぐわない。規制は児童ポルノとダウンロード違法化くらいで十分だ。

そうではなくて、「無料(or安価or規約で決まってる)なんだから、何をされてもガタガタ言うな」というユーザー無視の態度を、少なくともGAFAのように潤沢な利益を生み出している企業には改めさせるべきだ、ということ。小さい会社の、できたばかりでユーザーの少ないサービスなら仕方ないが、FacebookだのAmazonだのGoogleだの、世界で有数の時価総額を誇る企業が、ユーザーの生活や仕事に深く入り込んだサービスを莫大な対価を得ながら提供するからには、相応の責任を持ってもらうべきだ、ということ。

特に、特定のユーザーに対してサービスの提供を停止する、ユーザーがアップロードしたデータを削除するなど、重大な結果をもたらすことが予見できる場合、慎重な判断に加えて、理由の説明義務を絶対に課すべきだと思う。説明すれば突っ込まれるので、判断しづらいというのはわかる。であれば、グレーゾーンはすべてOKにして、はっきりNGのみ削除するなど、ユーザーよりの線引をすべきだろう。

「これはビジネスだから」と言うかもしれないが、では鉄道など交通もビジネスだから好きなようにやっていいのか。インフラとして受け入れられてきたら、それなりの規制も受け入れてもらうべきだろう。もし「嫌だから国内から撤退する」といえば、どこかの企業がそのサービスをコピーしてリファインし、国内で提供するだろう。Googleはともかく、FacebookもAmazonも無ければないでいい。誰かが言っていた「タイムマシン経営」(米国で流行しているものを数年遅れで国内に導入する)ができるようになるかもしれないし、悪いことばかりではない。

規制対象は、GAFAに加えて、LINE、TwitterなどSNS各社、Microsoftなど大規模なサービスを導入している会社とするのはどうだろうか。

(追記)
簡単に規制をかけたければ、指導に従わない企業への支出を経費として認めなければいいかも。Google Adwordsにいくら払っても経費扱いしてもらえないとなると、Googleにお金を払う人は激減するはず。お金を払わない個人から攻めるのではなく、広告を出したい企業を締め付けるのがコツ…かも。

(追記2)
ネットで申し込めるものは、基本的にネットで解約できるように法律で定めるべき。スマホの通信契約はネット経由でできるくせに、解約はネット経由ではできないのは事業者のまったくのエゴでしかない。Adobe Creative Cloudの年間契約プランとか、WSJ(Wall Street Journal)とか。

水曜日, 1月 23, 2019

ユーザーのネットの体験を改善するには

 

アフィリエイトサービスが増えた結果、アフィリエイト紹介料の高い商品ばかりネット上で目立つようになって、本当に素晴らしい商品や客観的なレビューが見つけにくくなっていると感じています。ユーザにとってはネット上の体験が悪化しています。

アフィリエイトの現状に思う事 | 280blocker

つまり、広告ばかりが増えた結果、知りたい情報、確実な情報にたどりつくのが難しくなった、ということ。このあたり、Googleなどの検索サイトも悪い影響を与えていると知っておくべきだろう。

昔、Yahoo!のディレクトリしかまともな「検索」が存在しなかった頃、そこに掲載されるためには人の目によるチェックをくぐらねばならなかった。しかし、Googleのアルゴリズムがネット全体を席巻し、隅々までインデックス化され、様々な情報が見つけやすくなったとともに、機械的なルールがアクセスを決めるようになった。

最初は優秀だと思った。こんなものまで見つかるのか、と思うこともよくあった。しかし、複雑に組み上げられているとはいえ、人の目を経ないアルゴリズムに順位=収益を決められるようになって、商業主義が一気にGoogleを汚染した。何度もGoogleはアルゴリズムを洗練することによって、汚染された検索順位をきれいにしようとした。直近のアルゴリズム変更はそこそこ効果があったようだが、もしかすると遅すぎたかもしれない。

例えば、運営者個人が独自の視点から集めたニュースサイトは、もうずいぶん前に死滅した。今は、まとめサイトの時代である。パソコン関係も同じだ。Linuxの情報をしっかり書いたサイトより、Excelのtipsをいい加減に書いたサイトのほうがGoogleは好きだ。後者にも存在意義はあるとは思うが。

Amazonはこれに対して、消費者のレビューを重視した。初期は非常に参考になった。しかし、これも汚染されてしまった。業者が複数のアカウントを使って一斉に高評価を与えて、星の数を稼ぐ。一般消費者はそれに騙されて購入してしまう。ただ、最近はさすがにマシになってきたのが救いだ。いわゆるAmazonキャンペーンも一時期はひどく、本などはランキングを金で買える状態が長く続いていた。これも最近はさすがに減ってきたようだ。とはいえ、この手の問題がなくなることは考えにくい。イタチごっこが続くだろう。

どうしたら、ネットはもっと役に立つようになるのだろうか。一つの解決方法として思いついたのが、金で動かない専門家だ。厳密に無償である必要はないが、目の前の金で動くことが長期的に見て損になる、というタイプの仕事の仕方をしている人だ。昔は、こういう人を見つけてくるのが出版業界の存在意義の一つだったが、もはやその力はない。金で動かないのではなく、金を動かす専門家の方が出版業界には必要とされている。きっとWebメディアの方が、金で動かない専門家を探す力に長けているはず。最近ではもうずいぶん減ってしまったが、パソコン関係にもそういった「最後の良心」的なサイトはある。ワシ個人はなかなか関われないが、ぜひとも長く存続してほしい。

月曜日, 12月 03, 2018

GAFAに対して政府がやるべきこと

20181203 google

IT企業たちは、圧倒的なスピード感で、新しいサービスを開発したり、新たな企業を買収するなどして、拡大を続けている。日本の行政が検討会を開催し、法整備を進めていくという時間軸で、プラットフォーマーたちの動きに太刀打ちできるわけがない。 総務省でのスマホ販売に対する規制もそうだが、お役所が自分たちの立場を振りかざし、規制をちらつかせ、仕事をしている風を装うというのは、良い加減、終わりにしたらどうなのか。 行政の動きは、IT業界の足をひっぱり、イノベーションを妨げる効果しかない。

総務省の「完全分離プラン」で値下げ競争は実現するのか 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.302:石川温のスマホ業界新聞:石川 温の「スマホ業界新聞」(石川 温) - ニコニコチャンネル:社会・言論

以下、プラットフォーマーを巨大なオンラインサービスの提供者と捉えて考える。ハードウェアは、基本的に無料ではないので、規制しやすい。従来の網の目で十分コントロールできる場面も多いので、ちょっと別に考えたい。

巨大なオンラインサービスを提供するプラットフォーマーを思い通りにお役所がコントロールしようと思うなら、それは無理筋である。石川さんの言うとおり、何をやってもお役所の自尊心を満たす以外の効果はなく、社会的に見ればマイナスにしかならない。全体をコントロールするのではなく、現れている問題点を素早く細かく叩いていくしかないのではないか。

セキュリティやプライバシーの問題は当然なのでさておくとすると、アマゾンを除く3社に共通した問題としては利用者へのサポートがないに等しいことが挙げられよう。アマゾンは顧客からの問い合わせには、一応、サクッと回答をよこす。しかし、他の3社は反応が非常に遅い。まあ、大半の問題は取り上げる価値がないのかも知れないが、たとえばYouTubeの投稿者が「広告を貼りたい」と思ったときに問いあわせても、まったく返信がないとかはあり得ない対応だろう。そもそも「広告は、YouTubeから提案します。それ以外は一切広告を出すことはできません」とでも書いてあれば別だろうが、そんなことはない。また、Google検索には、著作権侵害を申告されたページを検索結果から外すが、虚偽の内容による申告で多くのページが検索結果から外されている。

お役所に必要なのは、考え方の転換だ。GAFA(Twitterも含めていいかも)が提供しているサービスはもはや社会インフラであるから、公正・平等・安定が求められる。「なぜこの判断になったのか」が説明できない判断は許されない。「儲からないから、致命的なバグがあるけど直しません」は通らない。「Aさんにはこのサービスを提供するけど、Bさんには提供しない」とするなら、理由を開示しなければならない。「業者が場をあらしまくってるけど、無料サービスなんで対策はしません」は許されない。

オンラインサービスも、いまやインフラである。そう考えることができるかどうか。プラットフォーマーへの規制が成功するかどうかは、そこにかかっていると思う。

月曜日, 8月 27, 2018

Inbox by Gmailのリンク保存機能が無効に


「Inbox by Gmail」にはリンクを保存する機能がある。リンクのURLと画像のサムネイルを取得するだけの機能だが、シンプルでとっつきやすい。「Pocket」なども使ってみたが、高機能なので、ちょっと使うのが面倒だった。その点、「Inbox by Gmail」だとメールと同じ画面でリンクを確認できるし、リンクを開きたいときに別のタブを開く必要がないのがいい。Chromeの拡張機能も併せて使っている。

ところが、数日前からこの機能が無効になっているようだ。

Inbox by Gmail の「リンクを保存する」機能が一部で動作しない状態に。公式Chrome拡張も削除 | TeraDas-テラダス
https://www.teradas.net/archives/28336/

こういうことがあるなら、またPocketに戻るしかない。Inbox以外にも、Facebookのリンク保存機能を使っているため、リンクの保存場所がばらついているのも気になっていたし、ここらでまたまとめるか。

木曜日, 8月 09, 2018

ちあきなおみは定額音楽サービスで聴けない?

ちあきなおみ

もう一つ、スマホから。画面はLINE MUSIC。Amazon Music Unlimitedも、Google Play Musicも、ちあきなおみの曲は登録されていない。オルゴール曲はあるが…。野口五郎はAmazonにはないみたいだが、LINEにはあった。

金曜日, 6月 15, 2018

Google Home miniが3000円で買える!

Google Home mini 半額キャンペーン

ビックカメラでGoogle Home miniのキャンペーン実施中。通常価格の半額、3000円(税別)で買えるようだ。期間は6/21まで。個人的には、操作系がしっかりしているAmazon Echo dotの方が好きだけど、デザインはこっちもいいと思うし、何より聞き取り性能はこっちが上。ちょっと使ってみるには買いやすい金額かと。

金曜日, 3月 23, 2018

ルーマニアからログイン?

「不正なログインがブロックされました」というメール - Google アカウント ヘルプ
「不正なログインがブロックされました」というメールが Google から届いた場合は、ご本人からのアクセスかどうかを判断できなかったために、最近 Google がお客様のアカウントへのアクセス操作をブロックしたことを意味します。Google ではお客様のアカウントを保護するために、通常とは異なる場所からのログイン操作など、通常とは異なるログイン操作が検出された場合にメールでお知らせしています。
いつもはまったく使っていないGoogleアカウントから「critical security alert」なるメールが飛んできたので、ちょっと調べてみたら、クラックされかけていた。Gmailとは関連がないアカウントだし、どうでもいいのではあるけれど、踏み台にされると嫌。ログインしてみたら、ルーマニア(!)からログインしようとしたとか。これ、どこかのサービスがクラックされてワシの捨てアカが流れてるな。




火曜日, 4月 04, 2017

Excelの代わりにスプレッドシートを使おう

> 「お客様に罫線やグラフの種類が少ない、ピボットテーブルも改善してほしいという要望をいただくことはありますね」

ピボットテーブルは、そもそも使いこなしている人が少ないので、開発の優先順位は低くていい。罫線にこだわるのは日本人かな。グラフの種類は多い方がいいかもね。

それより、梅田望夫氏などが盛んに言っていた「あちら側にデータを置く」という習慣が浸透するかどうかが大きな問題。



もうエクセル不要!? グーグル「スプレッドシート」活用法 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
http://president.jp/articles/-/21719

ここはメモ帳に変更されます