Sunday, August 31, 2008

ネットユーザを引きつけるニュースサイトの作り方は?

オーマイニュースはなぜ失敗したか(上)
私からは、「韓国のメディアというだけでネットでは色が付く。これをどう払拭するか」「反既存、反体制、反権力を前面に打ち出すのではなく、新しいメディアとしてスタートしたほうがよい」「既に多くのネットユーザーがブログなどで情報発信しており、皆が記者というコンセプトに新しさはない。分散化した議論をまとめていくようなものはチャンスがある」と状況を示した。

また、ブログやSNSは自由に書けるものの、エディターやデスクが不在のため、もっと良い文章が書きたい、スキルアップしたいと思う人がいると考え、 ジャーナリスト・ライティング教育という潜在ニーズを捉えて広告と教育を収入の両輪にしてはどうか、と提案した。これによって収益モデルも安定すると考えた。

「ガ島通信」藤代さんのコメントから。ポイントは以下の通り。
  • 分散化した議論をまとめていくようなもの(メタニュース的なもの?)
  • 広告と並んで、ジャーナリスト・ライティング教育を軸とする
ふむふむ。やはり「編集的な視点を取り入れてはどうか」という私の意見と似たような結論に、藤代さんはすでに数年前に至っていたわけか。

30万円の臨時収入があったとしたら

痛いニュース(ノ∀`):30万円の臨時収入があったら欲しいもの…
物価高騰が叫ばれる中で、値下がり感のあるデジタル家電。2008年4月に発表された内閣府調査では、液晶テレビの国内での世帯普及率は約43.9%だったそうなので、今の安値に魅力を感じて購入したいと考える人もまだまだ多いのでは。/上位にデジタル家電が並ぶ中、白物家電でのトップ入りとなったのは6位の《ドラム式の洗濯機》。《ドラム式洗濯機》の利点は、何といっても節水効果。縦型の洗濯機と比べると使う水の量が少ないものが多く、お風呂の残り湯を利用すればかなりの水道代節約につながるよう。
レスをずらずら見ていて目にとまったのは…
  1. Mac Pro
  2. クリエイティブ系の高価なソフト(Adobe Creative Suite CS3とか)
  3. 業務用PCモニタ
  4. 高級ベッド
  5. アーロンチェア
個人的にはMac Proかな。使い倒してみたい。

情報の中核

単なるメモなので、とても読みにくいです。ごめんなさい。

いろんな人が「これからは人が情報の中核になっていく」と言っている。情報の信頼性は、人によって担保される、ということだ。その場合の「中核になる人」というのは、何らかの意味で利用価値の高い人をたくさん知っている(つながっている)人なのだろう。

しかし、中核となる人が情報をあまり外に出さない場合もたくさんある。対価が払えないのに、あるいはそれが本業ではないのに「選別した情報をどんどん外に出せ」と命令するわけにはいかない。

一方で、選別した情報をどんどん外に出しているが、どこの誰だかわからない人も少なくない。集合知に頼るのがソーシャル・ブックマークやWikipediaだろう。しかし、Wikipediaはともかく、ソーシャル・ブックマークは偏りも多い。どこかのブログで誰かが書いていたけど、「ツッコミの余地がある記事ほどブクマされやすい」ってこと。きっちり考えて結論まで書くと、かえって他人の目を引きにくい。釣り記事を書きたいなら、この特性を生かせばいいが、効率のよい情報流通を目指すなら、ソーシャル・ブックマークをあてにしすぎるのはよくない。

そこでは、やはり「編集」という作業をかませて、形を整えてみてはどうだろうか。ソーシャル・ブックマークやアクセスランキングでおおざっぱに網をかけた上で、編集者(あるいは、編集的センスのある人)が特定の視点からまとめる。

うーん、何かのまとめサイトやニュースサイトの管理人と、やるべきことは同じなのか…。

それにしても、ソーシャル・ブックマークでブクマする人に対して重みを付けて、ランキングを考えるようにしたらどうかなあ。今のように、機械的に数で判別するのではなく。機械的にやるから、操作しようとする奴が出てくる。ニュースバリューは人が判断すればいいんだよね、本当は。

…ということを「日本で伸び悩む海外発SNSの苦悩 FacebookとMySpaceが日本に浸透しない理由」を読んで思った。

「情報コンシェルジュ」の重要性が増しつつある

ネット上の情報はどんどん増えつつある。しかし、人がネットで過ごせる時間は限られている。RSSを使って効率的にヘッドラインを捕まえてきても、読めるテキスト、眺められる写真の量はだいたい限られていて、消費される情報の量はある一定量を超えることはないだろう。

ネットで人が見るページの総ページビューが減少に転じたという統計をどこかで見た。動画共有サイトの登場が大きいと思うが、確かに言われてみれば多くの人がそれに当てはまりそうだ。私の場合も、ニコニコ動画をよく見ていたときは、Google ReaderやiGoogleで捕まえる情報も今ほど多くなかったかもしれない。

総ページビューが減少するとなると、少ない時間で価値ある情報を得るための方法が重要になるが、全文検索型の検索エンジンは最近だんだん雲行きが怪しくなってきた。一つの原因は、スパムブログだ。ワードサラダなど「先進的な」スパムの手法により、検索エンジンの精度が落ちている(少なくとも上がらなくなった)ように思える。アフィリエイト目的のブログが大変な勢いで増えているのも、検索エンジンなどからたどり着ける情報の信頼性を落とすのに大きな役割を果たしている。

こうなると、検索エンジンの使いこなすテクニックが優れている人はともかく、そうではない人はなかなか求める情報にたどり着きにくくなる、ということになる。こういう事態を改善するのが、「情報コンシェルジュ」ではないかと思う。もちろん、現在こういう役職や仕事があるわけではなく、むしろQ&Aサイトや特定のテーマに沿った掲示板がその役割を果たしており、昔はYahoo!のサーファーがサイトを選別して、信頼性の高いサイトをユーザにお勧めしていたわけだ。

でも、OKwaveのQ&Aにもレベルの低いやりとりはたくさんあるし、中身はどんどん古くなる。価格.comの掲示板はパソコン関連・AV機器などについては非常に詳しい情報を得られるが、それ以外の情報はほとんどない。ネットのナビゲーター役を果たす人は、今後どんどん必要になっていくのではないか。本当は、Allaboutあたりがそういうポジションにいるべきなのだけど、ガイドの個人プレーに頼るサイト運営を行っているので、全体的に不安定だ。

ということで、何らか形で情報への道しるべを示すことのできる「情報コンシェルジュ」の存在が、いろんな分野で必要になってくるのが来年(2009年)だと思うのだが、どうだろうか。

ソフトバンク、システム障害

iPhoneの契約内容を再度確認しようと思って、最寄り駅近くのショップに行ってみたら、「システム障害のため、すべての手続きを受け付けていない。復旧の見込みは立たない」とのこと。月末で利用料金の締切前だからかな。

ココログのアクセスは減ったわけではなかった

連日雨模様だったが、今日は夏空が戻ってきた。蝉の鳴き声が急に大きくなった。

ココログのアクセスが落ちたと思ったのは、解析ツールのせいらしい。ココログのアクセス解析ページで調べてみると、先週よりもむしろアクセスは増えている。JavaScriptで埋め込むツールは便利だけど、こういうことがあるからなあ。私自身もGoogle Analyticsはハネる設定にしてあるので、導線を知りたいサーバ管理者には不義理をしてることになるかも。

Friday, August 29, 2008

EeePCの新しいモデル登場

「EeePC900」が日本でも発売されるらしい。詳しいことはGigazineでどうぞ。価格などスペックを見ると、やはり大本命だなあ。それから、さっきまで知らなかったけど、Lenovo3000は北米のLenovoサイトにはもう表示されておらず、代わりにIdeaPadが座っている。価格やスペックを見ると、SシリーズがEeePCなどUMPCと競合関係にあるみたい。

んー、となると、ThinkPadの超軽量・低価格版は出そうにないなあ。

気持ちいいくらいアクセスがない(笑)

自分以外、1人か2人くらいしかアクセスがない。ココログはやっぱり偉大だなあ(笑)

今日の増田

日本人の95%は出版なんかなくたって生きていける:
だからさ、人件費削って若年編集者だけでくだらない雑誌出したり、公正取引委員会に訴えられそうなあやしげなプレゼント情報流したり、嘘臭いエージェントの情報に基づいてどうしようもない本を作ったりしてる暇があったら、
どきっとするね(笑)。ちなみに、元ネタも増田

Thursday, August 28, 2008

大阪ガスサービスショップってどうよ?

Gigazineが激怒した大阪ガスサービスショップの記事だけど、これに対する反論のようなものが増田にアップされていた。Gigazineを読んだときには、「この会社はなんてひどいんだ!」と盛大に釣られかけたが、増田の反論を読んで、我に返った。

どう「我に返った」かと言うと、
  1. Gigazine記者の実家のコード類を切断したのは、大阪ガスサービスショップの社員だとは言い切れない(怪しいが、断定できない)
  2. 大阪ガスサービスショップの社員が点検後に、コード類が切断されたのだという可能性を捨てきれない
  3. しかし、増田の記事は釣り。もし釣りでなかったら、かなり常識外れな人間が書いたもの
ということ。とりあえず、増田の記事はスルーしておくといいだろう。

しかし、大阪ガスの代理店に対するコントロールは、あまり褒められたものではない。というか、最悪のレベル。大阪ガスサービスショップの社員がコード類を切断したのでなくても、今後は風当たりが強くなっていくだろう。

Googleからココログへのアクセスが減少?

毎日ユニークで400程度アクセスがあるブログを持っているけど、なぜかアクセスが急減している。別に非表示にされたわけでもないし、理由がわからない。

昔のこと

この業界に入ってすぐ、連載していた記事の担当編集とのやりとりを、ふと思い出した。細かい言い回しだったと思うけど、ちょっとした意見の相違がなかなか解決しなかったが、最終的に「文責は編集部ということで」と押し切られたことがあった。署名記事だったけど、何かあったとき、編集がちゃんと責任を持って対応するつもりだったんだろう。

今、「文責は弊社、というか俺」というポジションでやってるけど、それでいい仕事ばかりではない。そうじゃない仕事にもそれなりに対応できなくちゃいけないなあ、と思った。

HaloScan.comからBPNetにはトラバが届かないみたい

昨日の記事について、HaloScan.comからBPNetの当該記事にトラックバックを打ってみたが、どうやら届かなかったようだ。まあ、海外サイトからのトラバなので、全部拒否する設定にしていてもおかしくないが…。やっぱり、ひっそりやれってことだろうな。だいたい、アクセスを集めたいなら、ココログでやればいいし、コメントが欲しければはてなでやればいい。

Wednesday, August 27, 2008

自分のポジション

25:年上に褒められたら気をつけろ!:NBonline(日経ビジネス オンライン)
自分がいまどのレベルまできているかを判断できない人は、どんなに上を目指しても登り詰めることはできない。と私は思う。中途半端な実力や実績を過信したところで、見るべき人が見たら中身はがらんどうだってことぐらいすぐに見破られるに決まっているのだし。
ライターって、難しいよね。自信がなくてもダメだし、不遜でもダメ。未経験者なのに「私にも書けると思います」なんて言っている人に限って、やっつけ仕事だったり、納期を守らなかったり。

でも、よく考えてみたら、自分のポジションとか実力を正確に判断することは実は至難の業かもしれない。私自身は「まだまだだなあ」と思うことと、「いやこのくらいならできる」と思うことと両方ある。実績の数は数えられるが、質の方は判断が難しい。誰が見ても間違っている箇所がなければいい、というわけでもないからだ。

他人のポジションや実力なら、自分よりも下にいる人は間違いなくわかる。しかし、上にいる人はわからない。だから、自分よりポジションや実力が下の人たちを見て、「ううむ。この人たちよりは上だから、全体としてはこのくらいか」と想像できるくらいか。数字で判断できる仕事なら、もっといいんだろうけど、ねえ。

Bloggerでトラックバック

Bloggerは軽くていいんだけど、トラックバックには対応していない。これはこれですっきりしていていいんだけど、どうしてもトラックバックを発信/受信したいときは、HaloScan.comを使えばいいらしい。使い方については、ALWAYS SMILEさんを参考にした。ただし、最近のトラックバックの大半はスパムなので、受信はしないつもり。発信は相手が企業のニュースサイトの場合のみ、HaloScan.comから打ってみようと思う。

「ものづくり」の本当の価値

原油バブル崩壊で経済のパラダイムが変わる / SAFETY JAPAN [森永 卓郎]
米国はものづくりをほとんど捨ててしまったといってよい。テレビなどとうにつくっておらず、工作機械も風前の灯だ。最大の製造業だった自動車産業を見て も、GM(ゼネラル・モーターズ)が20%のリストラをしている状態である。GMの株価は、昨年の秋に40ドル台をつけて以来、一本調子で下がり続け、い まや1桁に落ち込んでいるありさまなのだ。
「ものづくり」に徹底的にこだわる日本のメーカーを批判する声は少なくないが、「ものづくり」を捨ててしまえば、あとはサービスに徹底するか、貨幣で貨幣を産むかしかないと思う。例えば、日本のIT関連・パソコン関連メーカーがすべてアップルのようなメーカーばかりだったとしたら、W-ZERO3シリーズは生まれなかっただろう。ThinkPadもRealForceも生まれなかっただろう。

これをどう考えればいいのかなあ。

おじさん臭を消すグッズ

Just MyShop − ジャストシステム直営ECサイト −
靴下、シャツ、消臭スプレー、枕カバーなど、いろいろあるみたい。もし体臭が気になるなら、試してみてもいいかもね。

駐車場→マンション建設予定→駐車場

自宅近くのマンション建設現場が駐車場になった。精確に言えば、戻ったというべきか。10年近く前はパチンコ屋だったのが駐車場になり、長く駐車場のままだったが、とうとうマンションが建つことになり、自宅のあるマンションの集合ポストに日当たりについて詳細に書いてある書類が入っていたので、そのうち新しいマンションが建つものと思っていた。

昨日、敷地の囲いを取り外していたので、いよいよ工事かと思っていたら、なんと駐車場の看板が立っていた。建築許可所のような看板をよく見ると、施工期間は昨年の9月から。マンション不況で着工できないので、とりあえず駐車場に戻すことにしたのだろうか。

官製不況という言葉もよく聞かれるが、身近なところにも、その余波が及んでいることを再確認した。

Tuesday, August 26, 2008

gihyo.jpに見る技術評論社の戦術

まだアイディア段階だけど、とりあえずポストしておこう。

出版業界はまだまだ縮小するだろう。一方、人がWebで過ごす時間は増えている。となれば、出版社が持っているリソースを活用したいとき、自社のWebサイトを単なる刊行物の宣伝場所としてではなく、媒体として活用することを考えるのは当然の流れである。まさに、私が勤務先でやろうと考えていたことだけど。

すでにITMediaとか@ITとか、先行しているIT系ニュースサイトは数多くあるが、ニュースではなく、読み物をきっちりまとめていくためには、それなりにスキルのある著者を手配する必要がある。ニュースなら記者でも書けるけど、技術的な裏付けのある話を連載するとなると、書き手が技術者である必要がある。そうなると、ニュースサイトでは太刀打ちできないわけだ(@ITはちょっと違うかな)。

もちろん、広告を引っ張ってくる以外に、直接収益につながるかどうかは難しい点がある。しかし、媒体力を強化し、コンテンツを蓄積することにより、電子書籍など新しいメディアが生まれたときに、機動的に対処することができるようになる。何より、何もしないのは最悪の選択肢だろう。

若い人の職業選び

「やればできる俺」という欲望 谷口悟朗監督「コードギアス 反逆のルルーシュR2」(1)で谷口監督がこう言っている。 
職業選びが、どんどん「楽してできるものが良い」という方向にいってるんですよ。
まったくその通りだと思う。「勝ち組・負け組」という言葉が一般的になり、労力をかけず、結果だけを得ることを「うまくやる」としてもてはやすような風潮が出てきた。そして、学生の職業選びもそれに合わせて変化してくる。「しんどくても、やりがいのある仕事」よりも、「楽で儲かる仕事」に若い人が群がるとすれば、これは決してよいことではない。

こんなところにハーボットが!

So-netの会員サポートにはまだハーボットがいるんだ。知らなかった。

勤務先の会社概要ページを改善する方法

ここに書いても何にもならないわけだけど、どこにも生かせそうにないので、オープンにしてしまおう。というか、どこかのサイトで読んだことなので、まったく新しくないんだけどね。

勤務先は若い女性が多いので、全員を並べて集合写真を撮り、それを会社概要に載せる→若い女性に惹かれて若い男が入ってくる→( ゚д゚)ウマー!

ThinkPad T61がフル装備で12万円

Core 2 Duo T9300(2.50GHz、キャッシュ6MB)、160GBのHDD、2GBメモリ、Vista Home Premium搭載、nVidia Quadro NVS 140M(128MB)で12万円って安すぎる…。Z61mは20万円以上出して買ったのになあ。もちろん、T400とかT500といった後継機が出てきたからだけど。

よくスペックを見てみたら、T61の解像度は1440×900ドットなのに、T400は1280×800ドット。液晶サイズは同じ14.1型なのに。どこかのミニノートパソコンじゃないんだから、1280×800は止めてよね。T400なら2.28kgでMacBook並みだけど、T500だと1680×1050ドットだけど、2.67kg。かなり重い。ということで、普通の使い道であれば、T61はオススメ。

テレビ局の将来ねえ

JASRACなど著作権団体の御用学者である岸博幸氏によれば、テレビ局の取り組むべきことは、通信と放送の融合ではなく、新しいビジネスモデルの構築だそうだ。
第1に、以前の私も含めて多くの専門家は「だからこそ通信と放送の融合を進めるべき」と言うだろうが、いまの私の考えは異なる。反省を込めて言えば「融合」に惑わされるべきではない。/融合を日本で最初に喧伝した者として自信を持って言うが、未だに融合を叫ぶのは時代遅れである(政策としては必 要であるが)。米国で広告モデルを採用するビデオサイトの大半が赤字であることからも明らかなように、ネットの収益への貢献は大きくないからである。テレ ビ広告収入の落ち込みは、ネット収入では補えないのである。/だからこそ、放送局は融合を超えたビジネスモデルの確立を目指して、取り組みを早急に始めるべきである(私なり のビジネスモデルのイメージはあるが、紙幅の関係もありここでは省略する)。今のビジネスモデルに永続性がないことは急速な収益悪化から明らかであり、か つ融合だけでは問題は解決しないのである。
融合じゃなくて、何を勧めたいのかがまったくわからない。「融合はダメだ。時代遅れだ」という御用学者らしいメッセージ以外は読み取れない、意図不明な記事となっているのがなかなか微笑ましい。ちなみに、第2の方はあまりにも当たり前で、取り上げる価値はない。

新型iPod登場間近か?

まだ噂のレベルだけど、9月にiPodの新モデルが発売されるかもしれない。ここ数年、米国のクリスマスシーズン向けにiPodの新モデルを投入しているので、十分あり得る話だ。

すでにiPod nanoとおぼしき写真が流出した(とされている)。いつも通り、想像でデザインしている人も出てきた。真偽のほどは確かではないが、iPod touchやiPod classicは大きくデザインを変更しにくいので、変わるとすればiPod nanoだろう。

(追記)
どうも9/9発表らしい。ソースはCNET。iTunesも新機能を搭載したメジャーバージョンアップになるようだ。

Monday, August 25, 2008

便利すぎる「消せるボールペン」

パイロット(PILOT)の「フリクションボール」が非常に便利だ。見た目はゲルインキボールペンなのだが、60度を超えると無色になる性質があり、ペンのおしりのラバーでこすると消える。「ボールペンなのに、消えたらダメでしょ」と仰る方も多いだろうが、ゲラに赤を入れる(すなわち、紙に赤いペンで修正の記号や文字を書き込む)ことが多い私にとっては、文字を書き間違ったときに消せて、しかも再度同じ場所に描き直すことができるのは非常に便利だ。これを使い始めてから、ゲラがとてもきれいになった。

ちなみに、私が使っているのは0.5mmの方だ。0.7mmはゲラに赤字を入れるにはちょっと太すぎる。また、マーカーも買ったけど、こちらは今ひとつだ。インクの出る量が多すぎて、使いづらい。あと、替え芯も売っているようだけど、通販では送料の方が高くつく。

mixiのOpenID対応はmixiによるユーザの囲い込みでしかない

林信行さんのブログでmixiのOpenID対応が賞賛されていたが、少なくとも現段階では「mixiのOpenID対応」とは「mixiを外部に広げる」以外の意味はない。つまり、mixiの内側にいる人にとっては利便性が向上するものだが、mixiの外側にいる人にとっては何のメリットもない。日本のネットユーザがすべてmixiの内側にいる、ということであれば何の問題もないが、今でも(ほぼ形だけとなっているけど)招待制を採っているmixiの内側がいくら拡大されても、それはネットの中では革新的な流れにはならない。mixiという、たった1つの(しかも、まったく革新的ではない)SNSの内部の充実にしかつながらない。

コミュニティや日記などメインサービスをmixiのIDなしで閲覧できる段階に至らないと、OpenID対応というのは新サービスを作る側(+ごくわずかのユーザ)にしか便利にはならないと思うのだが…。

Friday, August 22, 2008

ソフトバンクのサービス品質は…

携帯電話機の有償保証サービスに係る消費者トラブルについて
国民生活センター(以下、当センター)の経由相談には、ソフトバンクモバイル株式会社(以下、事業者)の携帯電話機の保証サービスである「スーパー安心 パック」に加入した消費者から、「『スーパー安心パック』の契約内容を一方的に『あんしん保証パック』の内容に変更されて納得できない」という相談が寄せ られた。具体的には、携帯電話機の外装交換費用が「スーパー安心パック」では無料であったが、「あんしん保証パック」では20%(約3,150円程度)の 自己負担が発生するという内容である。
これはひどい。まあ、さすがに何も言わずに勝手に変更したケースは少ないだろう(と思いたい)が、消費者に不利益をもたらすような契約内容の変更には、十分な説明が必要だと誰も思わなかったのだろうか。

ソフトバンクの本質は、ADSLのときとまったく変わっていない。ソフトバンクから何か製品やサービスを購入するときには、十分注意した方がいい。

Thursday, August 21, 2008

Windows Home Server日本語版がリリース

「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」でMSが訴えたい:
実際、増え続けるデジタルデータの保存や保護に困るという声は多く、WHSには一定のニーズがあるだろう。ただ、一方で手元のPCではなくインターネット上にデジタルデータを保管し、共有する動きもかなり広がってきた。マイクロソフト自身も無料のオンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」を提供している。現在のニーズには応えられても、将来のニーズにWHSが応えられるかは確かではない。
絵本風のパンフレットは「ちょっとそれどうよ?」レベルだが、製品のコンセプトは悪くない。登場は遅すぎると思うけど。

それで、すでにデータの保存はローカルからインターネット上へと移りつつあるわけだけど(flickr、YouTube、Googleドキュメントなどなど)、それでもローカルのネットワークで保存したいもの、共有したいものはあると思う。そこに訴求できたかは、ちょっと怪しい。どうせなら、ローカルのサーバとネット上のストレージとを完全にシームレスにするような仕組みを売ればいいのに、と思う。ここがたぶんMSの限界なんだろうなあ。

デジカメを購入検討中

リコーの「GX200」にしようと思っている。パナソニック「LX3」と迷っていたのだけど、リコーには「LC1」という楽しいギミック付きのレンズキャップがあるので、GX200で決まりかな、と。画質だけ比べれば、LX3も悪くなさそう(レンズは明るいし)だけど、ホールド感がとてもいい。

問題は、価格とAFの遅さ。店頭ではPowerShot G9の方が安い(もうすぐG10出るけど)。AFはかなり遅い。じーーーじーーーーーって感じ。ワイド以外の画角での撮影も多くなるはずなので、多少遅いのはかまわないが、若干気になる…。

Bloggerを使ってみて感じたこと

  • とにかくレスポンスが速い。TypePad系とは比べものにならないほど快適
  • 1日にたくさんポストしても規制されない。ココログとは大違い
  • トラックバックがない。不便だけど、あっさりしていていいかも
  • Labelが非常に便利。がしがしLabelを付けられる
  • 仕様がバタ臭い。デザインはともかく、仕様までバタ臭い

「無敵の人」を増やさないために

ひろゆき氏は「元々、無職で社会的信用が皆無」の人のことを「無敵の人」と呼んでいる(元記事)。無職or派遣社員・低収入・低学歴・彼女なし…のような人は、失うものが少ないので、犯罪への抑止力が働きにくい、ということらしい。

「無敵の人」の犯罪を防ぐには、刑罰を厳しくするのも1つの方法かもしれないが、彼らに「失いたくないもの」を与えるのも1つの方法だろう。仕事、収入、パートナー。いずれも、持っている人にとっては失いたくないものだろう。

少し見方を変えるなら、「名前」と「関係」。工場で、隣の人と離れて、長時間働いている人には「名前」がない。固有名詞を使って呼びかけられる存在ではなく、取り替え可能な歯車として働き続けるのは、普通の人にとっては辛い。チャップリンの「ライムライト」を思い出すまでもない。これは、「関係」とも言い換えられる。固有名詞を使って呼びかけ、呼びかけられる関係は、人が生きていくのに必要なものだ。これらのものが与えられれば、「無敵の人」も犯罪を犯さずに済むのではないか。

Wednesday, August 20, 2008

新たな「顧客囲い込み」競争に巻き込まれるOpen ID

ミクシィ、認証サービス「mixi OpenID」を提供--「mixi Platform」第1弾:ニュース -
いいニュースのように思えるけど、よく考えてみてほしい。「mixiのアカウントを持っていれば、他のサービスを使える」のだが、「他の認証IDを持っていれば、mixiを利用できる」わけではない。結局のところは、ネットサービスの顧客囲い込み競争、あるいは顧客サービス競争の一つとしてOpen IDが利用されるに過ぎない。その意味では、あまり喜んでばかりもいられないのではないかと思うが…。

とはいえ、新しいネットサービスの提供側としては、いいことずくめかもしれない。アカウントを新たに取得してもらう作業が不要になるので、登録率が上がるはずだし、しかも自分でアカウント情報を管理しなくてもいいので、大量の個人情報を抱えるリスクを持たなくて済む。マーケティングに使う情報は、別途個人情報と切り離して取得することができれば、もうOpen ID万歳!…なのかなあ。

他人の仕事の段取りをすることが多くなった

数年前と比べると、他人に仕事をさせるための準備(段取り)をすることが非常に多くなったことに気付いた。そういうポジションに移行してきたということなのだろうか。でも、仕事自体が楽になったとは思えない。

昔、父親の仕事を少しだけ手伝っていたとき、父親が段取りをしてくれて、必要なものを揃えて手順を考えてくれていた。私は単に手を動かすだけ。そのときは、段取りの重要さはわからなかったけど、最近になって段取りって重要なんだなと思うようになった。

両大戦間のウィーン

池田先生の記事を読んで思い出したのだが、両大戦間、すなわち第一次大戦と第二次大戦の間、ウィーンではごく短い時期にいろいろな文化が成長したと聞いている。昨年、50歳を前に急逝した先輩の主な研究分野であり、私もいろいろと話を聞く機会があったが、文学、絵画、哲学、音楽など、さまざまな分野で今日に通じる「種」がまかれ、そして育った時期だったようだ。

ちなみに、池田先生は第一次大戦と第二次大戦の間の時期のことを「戦間期」と書いているが、ドイツ文学界隈では「両大戦間」という言い方がよく使われるようだ。

Googleドキュメント+Firefoxで不具合


以前もあったことだけど、GoogleドキュメントのSpreadsheetで行の高さを変更すると、行ラベル(?)の位置がずれてしまうバグが再度発生している。これでは複数行の選択がまったくできないので、早く直して欲しいところだ。

ちなみに、環境はMac OS X 10.5 Leopard、Firefox 3.0.1。

Tuesday, August 19, 2008

Macで2GB超のデータを移動できない?


2.94GBもあるファイルをWindowsサーバから別のWindowsサーバへMac上で移動しようとしたら、「予期しないエラーが起きたため、操作を完了できませんでした。(エラーコード -1309)」が何度も表示されて、操作が完了できない。Windowsサーバのドライブは、すべてNTFS、MacはHFS+。2GB以上のデータが扱えない理由がよくわからないが、別のWindowsクライアント(OSはXP)から同じ操作をやってみたら、問題なくできた。ううむ。

Weaveの動作が厳しい

Weaveで自宅のFirefoxと職場のFirefoxを同期しているのだけど、ブックマークの同期がおかしい。ブックマークを編集して、手動で同期→放置して自動で同期→編集前に戻る、の繰り返し。これじゃあ、Cookieなんかも怪しいなあ。履歴は同期されていないみたい。しばらく使うのは止めようっと。

情報のパッケージ化とオープン化

情報って、オープン化するばかりかと思っていたら、実はパッケージ化(ブラックボックス化)も同時に進んでいるんだよな。書籍・雑誌に書かれていた情報はオープン化していく一方で、Amazonや情報商材はパッケージ化していきつつある。
他の見方もあるけど、こういう見方もあるんじゃないかと思った。

Macintoshって安いよね?

Google AdSenseにアップルストアの広告が出ていて思ったんだけど、Macって安いよね。これはどういうことかというと、外見はかっこいいけど、中身はテキ トーってこと。Macintoshとか、iPodの下位機種は、他の製品と比べても安いけど、こいつらは安いなりのモノ。で、iPhoneとかiPod touchのように高価なものは、中身は安くて、高利益率を誇る製品。つまり、アップルの製品は、ハード的には安物。

商売が上手いよなあ。