Wednesday, May 08, 2019

「KOSMOS ink」到着→レビュー

クラウドファウンディングの「machi-ya」で注文した万年筆「KOSMOS ink」がやっと届いた。開封してインクを入れて試し書きしてみたので、レポートする。
まずプロジェクトはこれ。

メタル素材好きにはたまらない!チタン・アルミ・真鍮から選べるハイクオリティ万年筆「KOSMOS ink」 - machi-ya(マチヤ)
https://cf.machi-ya.jp/project/20180720/01

購入したのは、「KOSMOS ink - Titanium」と「オプションペン先 - 14k Gold」。突き刺しておく台(ベース)とか、木製らしきケース(ホルダー)も選べたが、万年筆は専用のケースに10本ほど入れて持ち歩いているので、台やケースはワシには不要。本体はアルミ、チタン、真鍮から選択できたが、ワシはチタンを選んだ。アルミは感触が安っぽく感じられるし、このデザインにはチタンのような落ち着いた雰囲気が合うのではと思ったからだが、根拠は全くない。

また、14金のペン先(ニブ)を追加注文したが、デフォルトはスチール。スチールのニブの万年筆は何本も持っているが、普段使いに耐えるものは半分もない。ワシ的にはゴールドのニブは必須だ。太さはEF(極細)を選択。海外製の万年筆なので、国産のものより太く感じられるはずだ。

クリップ付きも選択できたようだが、本体には2つの凹みがあるので、クリップがなくても転がらない。胸ポケットに刺して持ち歩くなら、もう少し安物の方が安心なので、クリップは不要。

で、届いたのがこれ。


▲黒いのが「KOSMOS ink」の本体が入った箱。白いのが14金のニブの箱。


▲本体の入った箱をスライドさせて開けると、本体以外に布製の袋とニブが入っていた。このニブはスチール製で、デフォルトでついてくるものだ。「※ 本体にはSteelのペン先がセット済みです。」とmachi-yaのページには書いてあるが、ニブとの同時注文なので、セットせずに送ったものと思われる。


▲標準セットの中身。上部右側が本体で、上部左がキャップ。本体は左1/4と右3/4が別パーツになっており、ネジで固定されている。くるくる回せば、分離する。ニブのない万年筆を手元で見るのは初めてなので、「へー」と思った。本体の中には、カートリッジが入っているようで、振るとカラカラ音がする。


▲本体を外してみた。カートリッジがハマった状態で出てきたのが、中央上に立ててあるパーツ。どうやら、中央左のパーツ(指を添えるところ)の中に差し込んで、外側からニブをネジ止めする構造になっているようだ。この構造を見るのも初めて。カートリッジは欧州統一規格っぽい。この後、メーカー(Stilform)のページを見たが、記述は見当たらなかった。ただ、他のレビューを調べたところ、欧州統一規格で間違い無いようだ。


▲さて、次はニブだ。箱を開けると、こんな感じで収まっていた。複数の素材からなっているわけでは無いので、シンプルな外見だ。表面には「ROCK 585」と彫られている。見た感じは、あまり高級そうでは無い。


▲組み立ててみた。本体が完全な円筒形なら、ニブをどの位置で止めてもいいが、2箇所の凹みがあるため、指の引っ掛かる位置とニブの向きをどうするのかでちょっと悩む。本体内に入っていたパーツを緩めれば調整は何度でもできるが、ちょっと面倒。


▲白紙の上に置いてみた。うん。

これは失敗だ。

チタンの本体とゴールドのニブが全く合わない。これならニブもチタンにするか、アルミか真鍮の本体を選んで、色を変更すればよかった。気を取り直して、標準添付以外のカートリッジがないか探してみるが、欧州統一規格のものは手元になかったので、とりあえず付いてきたカートリッジをつけてみた。

試し書きの感想は、次の記事で(多分)。

Tuesday, April 30, 2019

JR東日本のSuica+Apple Watchのヘルプモードについての記述が間違っている


Apple WatchでSuicaを使っているとき、駅員などにSuicaを使える状態でApple Watchを渡して精算などをしてもらいたい場合がある。個人的にはまだそういう場面には遭遇していないのだが、JR東日本がOKWaveを使って公開している以下の方法は間違っているので注意。
【ヘルプモード設定手順(Apple Watch)】
1.Walletアプリを起動(サイドボタンをダブルクリック)
2.複数カードを設定されている場合、対象のSuicaを選択
3.Apple Watchの画面を強く押下
4.[ヘルプモードをオンにする]をタップ
5.サイドボタンをダブルクリック ※1
※1.約1分間ヘルプモードとなります。
ヘルプモードについて知りたい。 | Suica Apple Pay よくあるご質問
http://appsuica.okbiz.okwave.jp/faq/show/1508

Appleのサポートページには以下のように書かれている。
Apple Watch の場合は、手首から外し、パスコードを入力してロックを解除し、サイドボタンをダブルクリックします。次に Suica を選択し、画面を強めに押して「ヘルプモードをオンにする」をタップします。駅係員に Apple Watch のディスプレイを下向きにして持つようにお願いします。
日本で iPhone や Apple Watch の Suica を使う - Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT207154

JR東日本が公開している情報が古いのかもしれない。ただ、更新日時を別のページで調べてみると「2019/04/23 11:25」となっているので、放置されているページという訳でもないようだ。

Sunday, April 28, 2019

「頑張ったら報われる世界」は本当に到来するか

Image from Gyazo

どういう事か簡単に説明しておくと、カーナビ等で車がネットと紐付けられているから、例えばドライバーは余計な回り道をしたりして最短ルートを取らなかったりだとかの悪い事をすると一発でバレるようになっている。この事により、タクシードライバーは悪いことができなくなり、結果として中国のタクシーサービスの質は著しく向上したという。

ついにテクノロジーが「頑張ったら報われる世界」を実現させた。 | Books&Apps
https://blog.tinect.jp/?p=59441

中国のタクシー業界については、いい結果が出ているのは確かなのだろう。問題は、これが社会の隅々まで広がり、適用されるような事態が起こりうるのかどうか、つまり「頑張ったら報われる世界が実現する」のかどうかだ。

実際にはそう簡単ではないだろう。中国社会の特殊性──個人情報保護という観点が大きく欠けている──は、さておくとして、世の中には「頑張ったら報われる世界」に対して努力する人よりも、「出来るだけ努力せずに他人を出し抜きたい」と思う人の方が多く、往々にして力を持つ。でなければ、あれほどGoogleの検索結果が汚染されまくることはなかろう。ちゃんとしたコンテンツを作るよりも、ちょっとしたセコい工夫で順位を上げる方が楽だ、と多くの人は知っている。あるいは、食べログの星の数はもっと飲食店の正しい姿を反映して、ミシュランばりの信頼性を勝ち得ているはずだ。食べログを運営するカカクコムは、店舗への悪評価を削除しなくても収益を上げることができる方法を見つけ出していることだろう。

実際には、Google検索の上位が信頼に足る情報源ではないことが多く、食べログの星やレビューはごくわずかな偏ったレビュワーによって意味なく決まる単なる飾りにしか過ぎない。

全てのものがインターネットに接続され正確にデータベース化される事で、善行がキチンと評価されるようになったとしたら、私達の社会は大きく良い方に変わるだろう。

これは論理的には正しい。しかし、そういう社会は決して訪れないだろう。残念ながら、そのような性善説が通じる社会はこれまで実現したことはなかったし、これからも訪れることはない。まあ、シビュラシステム(Wikipedia)でもできれば別だろうが。

Saturday, April 27, 2019

「親をリストラして、子供を雇う」という無限機関は動作するのか

Image from Gyazo

いまどきの企業が欲しくて仕方がない若者という「資源」は、いまどきの企業がリストラしたくて仕方がない40~50代の社員の家庭で、子どもという「原材料」からつくりあげられている。

「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190424/1556094600

親をリストラして、子供を雇う。1つの私企業としては最適な判断だろう。それぞれの個人のもっとも「使える」時期に働かせ、「使えなく」なったら捨てる。しかし、社会全体としては、そんなに簡単ではない。リストラ対象になる45歳の社員の子供はというと、今時ならまだ大学を出ていないことが多いだろう。リストラされた社員の息子は、金銭的に十分な教育を受ける機会を奪われる。リストラする方に回れた社員の息子はいいだろうが、数としてはリストラされた社員の息子の方が、この考え方に基づくなら、多くなるのではないか。これは部分最適化が全体にとって最適ではない判断のいい例だろう。あるいは、ミクロ的には正しくても、マクロ的には誤っている判断とも言える。

もちろん、単純な年功序列など大企業であっても、もはや夢物語に過ぎない。歳をとるだけで敬われる時代はすでに終わっている。しかし、歳をとれば必ず捨てられる時代が来たと感じられるなら、大変なディストピアが実現したことになる。年寄りはいつまでも(金のない状態で)生きねばならず、若者は数十年後に必ずそうなると思えるなら、もはや希望はどこにもない。1人あたり数千万円の投資に相当する子供を産み、育てることに踏み切れないのもわかる。社会のごく一部、景気のいい業界に居場所を見つけ、そしてSNSなどで自意識を満足させつつ、大多数の幸福には目を瞑ることのできる人間のみが、この社会を望ましいものと考えられる。そんな時代がすでに到来しているのではないか。

 

Friday, April 26, 2019

物書きにはボールペンよりは万年筆がいい


2万円以下の劣悪キーボードを使うくらいなら、108円で買える、ぺんてる中性ボールペン(青がおススメ)に、いますぐチェンジしなさい。あるいは書き慣れた文房具でもよい。
劣悪なキーボードを使うな: 大岡俊彦の作品置き場
http://oookaworks.seesaa.net/article/465309691.html

体に近いところで使うものほど、好みが分かれやすい。以前から、そのように思っている。パソコンなら、CPUのクロックが少し違うくらいでは、変化を感じることはまず無理だ。HDDの性能も、7200回転/分と5400回転/分の違いは体感できるかもしれないが、回転数が同じHDDだと違いを体感するのはなかなか難しい。しかし、ディスプレイの良し悪しはある程度わかる人もいるだろう。同じ方式を採用していても、はっきり出てくることもある。

さらに差がはっきり出やすいのが、指で触れるキーボードであり、マウスであり、タッチパッド(トラックパッド)である。気にしない人はどんなキーボードでも気にしない。しかし、気になる人はとことん気になる。ワシは気になる方なので、マウスはロジクールの高級トラックボール、アップル純正のトラックパッドを左右で使い分け、リアルフォースとHHKBを並べてデュアルキーボード、さらに「かえうち」に蜂蜜小梅配列を設定して入力している。格別高速ではないし、ミスタッチも少なくないが、今までの入力環境の中ではもっとも快適だと思う。

さて、キーボードについては、大岡さんの意見にほぼ賛成だ。メンブレンでガシガシ底打ちしないと文字が出てこないキーボードで、たくさん入力するなんて拷問でしかないと思う。ただし、ペンについては、安いボールペンでたくさん文字を書くと、かなり疲れるように思う。ぺんてるのは快適なのだろうが、軸が細いボールペンに強い筆圧をかけて書くのは、ちょっとキツい。

個人的には、ガシガシ書くなら、万年筆がいい。ニブの素材は18金とか14金とかがいい。ステンレスじゃないペン先を使ったもの。ステンレス製のペン先だと、多少荒っぽく扱ってもいいので、強い筆圧でガシガシ書けそうに思うが、かなり疲れる。だいたい、安いステンレス製のニブが紙を引っ掻いている様を感じながら文字を書くくらいなら、出来のいいボールペンの方がずっと快適だろう。

ニブの太さは、あまり細すぎないほうがいい。メーカーによって同じ呼称でも太さが異なるので、どれがいいとは言えないが。太すぎると、漢字がうまく書けないので、漢字が書ける範囲で太いもののほうが大量に文字を書きたいときに向いている。

ワシのオススメはペリカン「スーべレーン M800」のF。2本目に買った万年筆だが、それ以降、20本くらい買った万年筆のどれよりも大量に文字を書くのに向いていると思う。M1000でもM600でも、軸の太さは好きなものを選べばいいが、ニブの太さはFが良かろう。ちなみに、井上ひさしもペリカンユーザーだったようだ。「スーべレーン」を何本も持っていたようだが、ニブの太さなど異なるものだったかどうかはわからない。

Tuesday, April 23, 2019

Macで見開きのPDFを片ページずつにするには

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見開きのPDFを片ページずつにしようと思ったら、まず思いつくのはページを複製して、Acrobatのトリミングツールで片ページずつトリミングしてしまう方法だ。

Adobe Acrobat DC での PDF ページのトリミング
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/using/crop-pdf-pages.html

この方法は確実だが、1ページずつ作業しないといけないので、時間がかかる。もしPDFが100ページもあると、この作業はきつすぎる。

このとき、「ポスター」印刷にすればページを2つに分割して印刷できる。Windowsならプリンタドライバを「Adobe PDF」にすれば、PDFとして保存も可能。ただし、Macではこの手は使えない。印刷画面で「PDFとして保存」を選んでもエラーで弾かれる。昔のMacでは、Windowsと似たような手が使えたようだが、今は無理だ。

…という意見が多いのだが、実はできる。「VipRiser」をインストールしてプリンタとして指定すれば、印刷メニューからPDFを作成可能だ。なので、「ポスター」印刷で見開きを片ページずつに分割するのも簡単。ちょっと時間がかかるのと、できたPDFのサイズがやたら大きい(元ファイルが22MBなのに、分割後は100MBを超えた)のが玉に瑕か。導入はそれほど難しくはない。一応、ソースはこちら。

あの「PDFプリンタ」をもう一度 - 新・OS X ハッキング!(174) | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/osxhack-174/

なお、Mac App Storeには有料版のような「VipRiser PDF Ops」というアプリがあるが、これはWorkflowに使う機能を集めたもので、ページを分割したいだけなら必要ない。おそらく、これだけをインストールしても何も起こらないのではないかと思う。ただし、作者へのドネーションにはなるので、気に入ったら買うといい。

Sunday, April 21, 2019

「KOSMOS ink」が出荷された!しかし、問題が…


昨年、クラウドファウンディングサイト「machi-ya」で申し込んだ万年筆「KOSMOS ink」がやっと出荷された。国内では日本郵便が配達を受け持つようだが、ドイツからの出荷なので、飛行機に積み込まれるまでが大変だ。一応、配達状況がわかるリンクがメールには書いてあったが、クリックしてみたら上のような画像が表示された。ドイツ語なのはいいが(さすがにだいたいわかる)、欧州はイースターの休みにも引っかかっているとのことで、なかなか荷物も動かないらしい。

とりあえず、この画像から配送業者が荷物を受け取ったことはわかるが、それ以降の動きはない。

Friday, April 19, 2019

見上げる空の高さの違い

Image from Gyazo
山中さんはここ1年で、多くの優れた編集者に会ってきました。そのなかで知った彼らの仕事ぶりは、「作家の成果物には即フィードバック」「打ち合わせで話題になった事象の関連資料は翌日にも作家へ発送」など、手際よく迅速で気配りも行き届いていたとのこと。しかもそれらを当たり前のように処理していて、あらゆることに対し「普通」とするレベルが高かったのだそうです。
「ヒットメーカーは『普通』の基準が高い」 漫画編集者の体験談に大きな反響 - ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/04/news013.html
昔、他の同業者からどんどん仕事を奪い取っていた頃、要求されるレベルより出来るだけ上のものを提出するようにしていた。しかし、いつの頃からだろうか、要求レベルギリギリを狙うようになった。あるいは、多少下回っていても、「まあいいか。大勢に影響ないし」と思うようになった。昔は他の同業者より売れるものを作れたのに、今や他の同業者を羨むことが多くなった。

まさに堕落である。確かに、業界全体の落ち込みがひどく、多少いいものを作ったところで売れないとなると、パレートの法則を適用し、細かい仕事から手を抜かざるを得ない。そうでないと、簡単に搾取されてしまう。ワシの業界は、なぜか安い仕事ほど面倒くさい傾向が強い。おそらく、原価計算をきっちりするから安くなり、原価計算ができるくらいちゃんと考えているからこそ、面倒くさくなるのだろう。
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そういった「ハズレ」の仕事を避けて、楽で高い「アタリ」を引いてくるのが良いことと考えざるを得なくなってきた。当然、「ハズレ」の仕事も増えてくるし、ハズレっぷりも酷くなってくる。その過程で、現状のように「アタリ」の仕事にも全力であたることが減ってしまった。歳のせいもあるが、本当に残念だ。

あとどれだけこの業界に居られるのか、あるいは他の業界で生きていかねばならないのかわからないが、重要な部分を他人に任せるのは止めて、自分で責任を取れるような形で進めていきたい。一時的に失敗が増えるかもしれないが、誰かのせいにする必要はなくなる。そこで何とかできればいいのだが。

タイトルだが、同じことをワシも昔から考えていた。そして、それを「見上げる空の高さの違い」と表現してきた。下を向く人、水平線に目を向ける人、そして天を仰ぐ人。どれがいいとかではなく、その違いが結果に跳ね返ってくる。よくよく考えておくべきだ。

お人好しは損か得か

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10のうち8まで人を信頼する人がもっとも「成功のパフォーマンス」が高く、9以上の無分別なギバーはテイカーに食い物にされるだけであるとする。そして「平均すると、嫌なヤツはうまくやる」が、長い目で見るとその効果は低減していくと結論づけている。

「まず人に与える」を実践してみた話。 | Books&Apps
https://blog.tinect.jp/?p=59279

勝間さんも先日出たばかりの本に書いていたが、とりあえず「まず人に与える」は態度としては、ビジネスの現場でさえ、間違ってはいない。しかし、無限に与える人はテイカーに食い物にされるだけだ。やはりどこかで線を引いて、「ここから先は与えない」「これをやられたら、縁を切る」と決めておかねばならない。

また、「嫌な奴」すなわちテイカーは、長い目で見ると徐々に成功から離れていく。歳を取るほど、人に与える余裕がなければ、人から奪うことさえままならなくなる。大きなことを言って、人を人とも思わず振る舞ってきたやつが、歳をとって丸くなる例と尖ったままで人が離れていく例と、同じくらい出会う。

ギバーなのかテイカーなのかは、おそらく生まれつきか、あるいは子ども時代に決まってしまうのだろう。しかし、ある程度は矯正も可能なはずだと思うのだが、どうなのだろう。

Thursday, April 18, 2019

マーケットプレイスは送料に注意!


マーケットプレイスで面白いのを見つけたので、貼っておく。テレビで紹介された本らしく、一時的に品切れを起こしている。おそらく現在増刷中なので、最長でも数週間待てば手に入るが、ある業者は商品価格が1404円で、送料が3300円で売っている。

すぐに欲しい人向けに業者がいろいろ仕掛けてきているのだが、古本の価格が上がるのはある意味当然なのでいいとして、問題は新品と同じ価格で送料を本体の倍以上にしている業者だ。「安いぞ!」と思ってポチる人たちをカモる気満々なので、よほど今すぐ欲しい人以外は注意したい。ちなみに、この行為そのものはAmazonの規約違反ではないと思われる。まあ、あまり褒められた行為ではないけどね。

Kindle版があれば、全然問題ないのにね。白夜書房は電子書籍をやってないのかな。

Wednesday, April 17, 2019

右クリック禁止サイトで右クリックするには



右クリック禁止サイトは、ほぼ全滅したかと思っていたが、実はニュースサイトなどでたまに見かける。なぜそんなことをするのか、全然理由がわからないのだが…。

URLとページタイトルのコピーに使っている拡張機能を有効にするため、久しぶりに右クリック禁止を無効にするツールを探したところ、JavaScriptをオフにする拡張機能が見つかった。副作用も少ないし、使い方も簡単なので、これでしばらくやってみる。

ちなみに、このページはGyazoの保存にも対応していない。理由は不明だ。

Tuesday, April 16, 2019

指示に従わない社員は法的に詰めるべし

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スレ主によると、新入社員は上司から一応のマニュアルを教えられている。周りは忙しいのだから電話くらい取るのが新人の仕事なのに、1コールで取らないためスレ主が2コール目で舌打ちしながら取るという。「なんで取らないの?」と度々問い詰めるも、「はい」「すみません」だけ。それで済むと思っている態度にも「イラッとくる」と腹を立てている。
「頑なに電話を取らない新入社員」先輩のイライラに注目集まる なぜ仕事中に自分が教えてあげようとしないのか | キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=70167

腹を立てても問題の解決にならない。ちゃんとルールを決めて、守らないなら、ちょっとずつ処分していけばいい。業務に関するルールは、守らないとそれなりのペナルティがあって当然。ルールを決める手間を惜しむから、訳のわからないことになる。

最初は戒告・譴責、次に減給(月給の1/10など)、出勤停止、降格、諭旨退職まで、いくら早くやっても半年はかかるだろうが、上司の指示に従わないという証拠が積み上がっていけば、最終的には解雇しても会社にはあまりマイナスがない。
労働者から見れば、嫌な話かもしれないがね。

Thursday, April 11, 2019

Slackのフリープランでの意外な制限

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フリープランでのメッセージ、ファイルストレージ、アプリの制限 – Slack

Slackを有料のスタンダードプランからフリープランに変更した。表示できなくなるメッセージが多数出てくるのは想定内だったが、Slackのアプリ「Email」も使えなくなるのにはちょっと驚いた。フリープランにはアプリの数だけでなく、種類にも制限があるようだ。「Email」アプリの機能は以下の通り。

このインテグレーションより、すべてのサービスから重要な通知を受信する際に使用する特別なメールアドレスが送られてきます。このアドレスに送られたメールはお好みのチャンネルに表示されます。このインテグレーションは、Slack のスタンダードプランかそれ以上のプランをご利用のすべてのワークスペースにてご利用いただけます

Email | Slack App ディレクトリ  

直訳っぽくて今ひとつピンとこないが、「@xxxxx.slack.com」で特別なアドレスが作られて、そこに送信すれば、チャンネルに投稿されるという仕組みだ。メールで送られてくる何かをSlackに自動保存するのにいい。あるいは、メールをそのまま誰かに見てもらいたいときにも使える。ただ、よほど頻繁に使うのでなければ、必須というほどのものでもない。

文系の大学院は墓場への道か

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組合の志田昇書記長は、「非常勤講師はかつては研究者の『最底辺』の職だったが、今はそれすら難しい」という。常勤教員でも、募集の多くは任期付き。これでは人生設計が立てられない。「博士課程まで進んでしまうと、破滅の道。せっかく育てた人材が、どんどんドブに捨てられている」

「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた
https://digital.asahi.com/articles/ASM461C8QM3YULBJ016.html

記事を何度も読み返した。非常に辛い。

西村玲氏は、大変優秀な研究者であったとのこと。勤勉で、かつ実績があっても大学に籍を置くことができない。マクロ的な視点から見れば、大学で必要とされないジャンルの研究は「無駄」である。西村氏の研究領域は、パッと見ただけでかなり厳しいだろうと想像できる。近代思想史、しかも仏教だと、哲学より需要が少ないだろう。そういうジャンルは、どうしても削減される対象になりやすい。これをひっくり返すのは難しい。

社会としてできることは、博士課程に進学したが、大学など研究機関に職を得ることができなかった人を一般企業などに迎え入れるルートを(補助金を出してでも)整備するくらいだろうか。博士崩れは、身体障害や発達障害を持つ人よりも少ないだろうし、なんとかなって欲しい。個人的には、そう強く思う。

ミクロ的に見るなら、もう少し戦略的に動けなかったのか。本当に研究を続けたいのであれば、もうちょっとポピュラーなところ(近世日本文学とか?)で実績を作って職にありついてから、好きな分野にスライドすればよかったのかもしれない。しかし、そんなことをしていたのでは、とてもこの量の研究成果は残せなかっただろう。

また、結婚が(特に女性にとって)最後の砦であることは確かだが、40代になってから1回り年上の男性との結婚はリスクが大きい。できれば、20代に結婚を考えて欲しかった。

好きなことを見つけ、人並み以上に努力していれば、お金持ちにはなれないまでも、生きていくことはできる。両親はそう信じて生きてきた。一人娘も価値観を共有していたという。

大変残念ながら、もはや「人並み以上に努力していれば、生きていくことはできる」という時代は終わった。日本では、とにかく戦略的に動かないと、努力は必ず搾取される。そして、生きていくことができなくなる。善人は、道端で朽ちていくのだ。もちろん、それでいいという人もいていい。そういう人が生活できる世の中になって欲しいと思う。しかし、もう無理だろう。ワシは優秀な研究者ではなく、そのルートからドロップアウトしたからこそ、まだ生きているのかもしれない。

Saturday, April 06, 2019

映画「エクス・マキナ」とGoogle

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映画『エクス・マキナ』を見た。映像美に優れた作品だと思った。それはともかく。

世界中の人間の検索履歴はまさに人間心理がわかる最高の覗き窓ですからね。

映画「Ex Machina」の人工知能まじ怖 | ギズモード・ジャパンhttps://www.gizmodo.jp/2015/04/ex_machina.html

前後にGoogleのAIはすごいとか書いてあるんだが、まあ、すごいのは事実だろう。特に、この記事が書かれた時点では。しかし、この映画の公開から数年を経て、検索履歴を収集することはできても、検索結果に反映することはいまだに難しいようだ。

「何だと?!Googleの検索はピッタリじゃないか」と思うなら、あなたはGoogleをちゃんと使えていない。毎日数十回検索していれば分かるが、以前より役に立たなくなってきた。これは、ネットの情報量の膨張に、検索技術が追い付いていない証拠である。そして、まだまだAIを活用してもなお、人間の叡智(というか悪知恵)の方が優っているのである。

我々がAIの反乱を恐れるのは、Googleの検索結果がもっとまともになってからで良さそうだ。

Sunday, March 31, 2019

publishingを「出版」と訳すのは恥ずかしくないか?

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もちろん、publishingに出版という意味はある。ワシが仕事の業種を聞かれたら「出版」と答えるが、いつ何時でも「publishing=出版」というわけではない。Facebookページの記事は常に「公開」されるが、当然「出版」されるわけではない。

この使い方では「公開」が一番近いと思う。

「KOSMOS ink」は本当に発送される?

クラウドファウンディングで万年筆を買って、はや8カ月。2月末発送期限を1カ月延期している状態だが、明日発送されるのかどうか、ちょっと心配になってきたので、調べてみた。

以下のリンク先は同じメーカーが同じくクラウドファウンディングで出資者を募っていたボールペンで、machi-yaでは出資者が集まったので、製造がスタートしているはず。

https://cf.machi-ya.jp/project/20181123/01

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こちらは、実は昨年夏にMakuakeで出資を募った結果、企画が失敗に終わっている。
https://www.makuake.com/project/kosmos/

敗因としては、宣伝が不十分だったということになるだろうか。machi-yaに移って、Lifehackerやギズモードを巻き込んだおかげで、ボールペンは楽々出資者を集めることができ、万年筆も問題なく、企画がスタートしている。

ボールペンは3/1が発送期限だが、到着のレポートが見られる一方、クレームの問い合わせが見当たらないので、どうやら順次発送されているようだ。結論としては、こうだ。

果報は寝て待て。

Friday, March 15, 2019

閲覧期限を過ぎたPDFは読めないようにするには

PDF文書を第三者と共有するとき、特定の期日までは読んでもかまわないが、それ以降は乱用を防ぐために削除したいことがある。削除したいと言っても、相手のパソコンから勝手に削除することはできないので、期限が過ぎたら、共有したPDFを開いても読めないようなPDFを作って渡すのはどうだろうか。

そういった仕掛け付きのPDFを作るには、アドビの「Acrobat Pro DC」が必要だ。有料だが、月々1580円(年間契約あり)から使える。考え方としては、PDF上に邪魔なボタンを配置しておき、期日まではJavaScriptで自動的にそのボタンを非表示にするが、期日をすぎるとJavaScriptが動作しなくなって、邪魔なボタンが表示されたままになる……という仕組みだ。

ここで紹介する手順で作成したPDFは、「Acrobat Reader DC」または「Acrobat Pro DC」など、JavaScriptの実行が可能な一部のPDFリーダーでしか正しく開けないことに注意してほしい。Macの「プレビュー」などJavaScriptの実行機能がないビューワーでは、邪魔なボタンが表示されたままになり、正しく表示できない。

なお、この方法で作成したPDFは、設定した期日後になれば絶対に開けないというわけではない。パソコンに詳しい人なら開く方法を思いつくかもしれないので、過信は禁物だ。また、無料の「Acrobat Reader DC」だけでは、以下の手順は実行できない。

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閲覧期限を設定したいPDFをAcrobat Pro DCで開く。右のメニューから「フォームを準備」をクリック

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次の画面でファイルを選択しておき、「開始」をクリックする

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ファイルによっては、フォームが配置されてしまうことがあるが、その場合はクリックして選択し、Deleteキーを押してフォームは削除しておこう

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画面上のツールバーでフォームボタンをクリックし、隠したい部分の上をドラッグすると、ボタンを配置できる

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巨大なボタンが配置できた。「フィールド名」にボタンの名前をつけるが、半角英数字で適当な文字列を入力しよう。なお、あとでボタンの名前を入力しなければならないので、メモしておくとよい

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メニューの「表示」→「表示切り替え」→「ナビゲーションパネル」→「ページサムネール」を選択し、画面左にページサムネールのバーを表示する

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ボタンを配置したページのサムネールを右クリックして「ページのプロパティ」を選択する

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「ページのプロパティ」ダイアログが表示されるので、「アクション」タブの「トリガーを選択」で「ページを開く」を、「アクションを選択」で「JavaScriptを実行」を選択して「追加」ボタンをクリックする

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「JavaScriptエディター」ダイアログが表示された。ここで中央の欄にJavaScriptのコードを書き込む。コードについては、以下の記述を参照してほしい

JavaScriptのコードをカスタマイズして入力する

次に、PDFを開いたときに邪魔なボタンを非表示にするためのJavaScriptのコードを入力する。この下に貼り付けるコードを掲載するので、メモ帳などにいったんコピーし、閲覧期限の「2019/03/20」を好きな日にちに書き換えてほしい。また、開けないときのメッセージは、ここでは「can't open」としたが、好きなように書き換えてかまわない。そして、ボタンを配置したときに「フィールド名」に入力したボタン名を、以下のコードの「kakusu」のところに入力する。なお、月日は2桁でないと正しく動作しない。2020年4月5日なら「2020/04/05」としよう。

コードの書き換えが終わったら、コード全体をコピーして、「JavaScriptエディター」ダイアログにペーストし、「OK」ボタンをクリックしよう。

var comDate = "2019/03/20";
var comField = this.getField("kakusu");
var d = new Date();
var z = "yyyy/mm/dd";

if (comDate < util.printd(z,d)) {
app.alert ("can't open");
comField.display = display.visible;
} else {
comField.display = display.hidden;

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「ページのプロパティ」ダイアログに戻るので、「OK」ボタンをクリック

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すると、もとの邪魔なボタンが表示された画面に戻る。ボタンの設定を確認するため、ボタンを右クリックし、「プロパティ」をクリック

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「ボタンのプロパティ」ダイアログが表示される。「一般」タブの「一般プロパティ」で「表示と印刷」が「表示」になっていることを確認しよう。ここが「非表示」などになっていると、期限を過ぎても邪魔なボタンが表示されず、そのまま読めてしまう

PDFファイルに編集制限をかける

ここまでの操作で閲覧期限を設定することはできたので、一度、Acrobat Reader DCや、本来うまく表示されないはずのPDFリーダーで動作を確認してみよう。狙い通りの動きをしないときは、コピー&ペーストしたJavaScriptのコードに書き間違いがないか、上で確認した「ボタンのプロパティ」ダイアログの設定が間違っていないかを調べてみてほしい。

次に、編集機能を制限するためのパスワードを設定する。これは、PDFを受け取った人がこのPDFを編集して、設定した閲覧期限を勝手に削除できないようにするための手順だ。

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右側のメニューで「保護」を選択すると、画面上にツールバーが表示される。「詳細オプション」→「セキュリティプロパティ」を選択する

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「文書のプロパティ」ダイアログが開くので、「セキュリティ」タブの「セキュリティ方法」で「パスワードによるセキュリティ」を選択する

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「パスワードによるセキュリティ」ダイアログが開くので、「文書の印刷および〜」にチェックを付けて、「権限パスワード」に編集機能を制限するためのパスワードを入力して「OK」をクリック。このパスワードを忘れて、元のPDFファイルを削除してしまうと、閲覧期限の変更などができなくなるので注意する。これで手順はすべて完了だ

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設定した閲覧期限を過ぎたPDFを開こうとすると、このようにアラートが表示される。「OK」をクリックしてダイアログを消しても、下に表示された邪魔なボタンは消えないので、文書の中身を見ることができない


類似の機能を提供するサービスも存在するが、そちらはAcrobat Pro DC以外の料金がかなり掛かる。かなり長い手順なので、よほど大切な文書でないとやりたくないかもしれないが、最小限のコストで収めたいなら、この方法がベストだろう。

「BOOX Max2 Pro」を使ってみた

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「BOOX Max2 Pro」を試用する機会があったので、ちょっと気になることをメモしておきたい。基本的にはいろいろ荒削りなところはあるが、とてもいい製品だと思う。メモリがかなり潤沢になったため、アプリをいろいろ試せるが、仕様がかなり特殊なので、Android 6.0搭載でもアプリをバンバン活用する使い方には向かない。

そのため、デフォルトのメモアプリやPDFビューアーを使う機会が多いと思うが、ネットにそのまま繋がることと、メモアプリでは手書き文字が思ったように書けたのがとてもいいと感じた。ソニー「DPT-RP1」を日常的に使っていてMacからいちいちPDFをコピーしなければいけないのが、かなり煩雑に感じるのだが、「BOOX Max2 Pro」はGoogleドライブにもDropboxにもアプリ経由で直接接続できる。また、手書き文字に変な崩れが生じないのもいい。「DPT-RP1」(および「DPT-CP1」)では斜めの線に大きな問題を抱えており、手書き文字や曲線が微妙に崩れるのがちょっと嫌なのだ。

「DPT-RP1」で斜めの直線が波打つのは、実は仕様である。

DPT-RP1、DPT-CP1は、静電容量方式を採用しております。静電容量方式を採用したことにより、フラットパネルを実現し、画面の隅までブレなく記入することができるようになりましたが、画面の上に定規などの誘電体を置くとご指摘のように斜線を描くと波打って表示されてしまいます。(縦横の直線はまっすぐ書けます)これは静電容量方式のペンとパネルの特性となります。

DPT-S1では、定規などを使って斜めに... | Q&Aページ | Q&A | サポート・お問い合わせ | ソニー
https://faq.support.sony.jp/qa/articles/K_Knowledge/SH000159063/?rt=reco


定規が誘導体なのは知らなかった…。それはともかく、斜めの線をまっすぐ引こうと定規を使うのは悪手である。きれいに波打つ。手書きでさっと引いたほうがいいだろう。ただ、定規を使わなくても波打つのである。

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左はまっすぐ置いて縦横の線を引いてみた。右は本体を45度傾けて、縦横の線を引いてみた。見事なまでの波打ち方である。しかし、「BOOX Max2 Pro」では、この問題は生じない。ペンが細くて若干持ちにくいが、それを補って余りある書きやすさがいい。

では、「DPT-RP1」を捨てて「BOOX Max2 Pro」を使いたいかというと、なかなかそううまくは行かない。しばらく前からペーパーレスでの業務フロー構築を試みているのだが、ワシの仕事ではPDFへの赤字入れが非常に重要な作業である。「DPT-RP1」では(文字の斜め線が崩れる以外)まったく問題なくフローにまはるのだが、「BOOX Max2 Pro」は現在のフローで使うにはかなり工夫が必要になる。

なぜかと言うと、PDFに赤字を入れて誰かに渡そうと思うと、エクスポートしなければならないのだが、赤字の入った部分がページごとに別々の画像ファイルになってしまうのだ。これはこれでいいときもあるのだが、これでは困ることもある。また、PDFへの書き込みは、デフォルトのメモアプリでは色が黒のみで、変更できない。変更できたとしても、本体上では判別できないが、パソコンに持っていったり、印刷したりすると、色はそれなりに重要だ。また、画像ファイルが複数できると、印刷は結構面倒である。

ということで、「DPT-RP1」に不満がないわけではないが、赤字を入れたときにPDF注釈にならないと、「BOOX Max2 Pro」を業務には使いづらい。デフォルトアプリ以外は、ペン先の追随性に問題の多いものが多いこともあり、自分の手でメモを取るか、PDFを読むか、PDFにメモを入れても自分しか見ないか、そういう人になら「BOOX Max2 Pro」はおすすめできるだろう。

安価で高品質な万年筆もいい。いいのだが…

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3000円クラスの万年筆と同等なペン先を使った、低価格の万年筆としては抜群のスムーズな書き味は、万年筆を使ったことがなく「何となく難しそう、書きにくそう」と思っていた層に、「万年筆って書きやすいんだ」と思ってもらうことに成功した。

1000円台のカジュアル万年筆 人気支える2つの理由|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25828500Y8A110C1000000?channel=DF160520172513&nra&page=2

安価で高品質な万年筆の発売が相次いでいる。パイロットの「カクノ」、プラチナの「プレジール」は1000円前後なのに、書きやすいと評判らしい。一人の万年筆愛好者として、裾野が広がるのはとても嬉しいし、いいことだと思う。ワシも「カクノ」と「プレジール」は買ってみた。

その上で、1000円前後の安価な万年筆と数万円の高級万年筆との間には埋めがたい溝がある、とも言っておきたい。前者のニブは例外なく、スチールである。スチールがダメだとは言わないが、やはり紙をひっかくような、カリカリとした感触がすることが多い。大昔に、ガリ版印刷で鉄筆を握ったことが一度あったが、それを思い出す。14kなど金の入ったニブは、それとはかなり異なる。物によっては、細めのラッションペンのような感触がするものもあるが、多くの高級万年筆は何とも言えない、万年筆特有の筆の滑りがある。筆圧をかけなくても、すーっと線が描けるのが万年筆のいいところである。安価な万年筆にはそれが感じられない。「万年筆のような何か」という感じがする。

Mac版REALFORCEは使える…かも

20190315 realforcemac

今後のことを考えて、蜂蜜小梅配列から新下駄配列などへの移行を検討している。これは、主にキーボードがハードウェア的な制限による。最近のキーボードはスペースバーが長い製品が主流になっており、REALFORCEのR2は全製品でそうなった。現在、旧製品を何枚か所有しているが、早晩R2に乗り換えねばなるまい。そうなると、蜂蜜小梅配列に限らず、親指シフト系のかな配列はワシの指にはかなり辛い。親指を大きく曲げて打鍵しなければならないためだ。HHKBに全面移行するという手がないわけではないが、ファンクションキーが押しづらくてキツイ。最下段のキーが小さいのも使いにくさにつながる。コンパクトなのはとてもいいし、デュアルキーボードの片側だけならいいが、左右2枚ともHHKBというのはちょっとしんどい。

で、サンワサプライがWindows向けの静電容量無接点方式のキーを搭載したキーボードを発売するというニュースを見て、何気なくREALFORCEのサイトを覗いてみた。Mac版が出るという話は知っているが、あまり期待していなかった。特殊キーがどんなデザインだろう、と思っただけなのだが、よくよく製品画像を見て驚いた。なんと、スペースバーと右のカナキーとの境目がWindows版よりかなり左にあるのだ。つまり、スペースバーがWindows版より短いことがわかる。約1cm程度だが、この差は大きい。「N割れ」(Nキーの下に、スペースバーとカナキーの境目が来る)ではないものの、Mキーの左端に近い場所に境目が来ている。これなら、右1文字シフトを採用したワシの蜂蜜小梅"風"配列で何とか使えそうだ。

Thursday, March 14, 2019

Amazonで騙されないようにするには

20190314 shopping

アマゾンでの買い物がますます危険なものになっている。マーケットプレイスで「違う商品が届いた」「そもそも商品が届かない」といった詐欺としか言いようがないものもあるが、最近ではレビューの“汚染”が深刻になっており、低品質な商品を購入してしまう問題が増えているように感じる。

こういった問題を避けるには、どうしたらいいか。以下のページを参考に考えてみた。

Amazon中華レビュー「この商品は最高です!」一般人「おっ評価高いし買ってみよっと」 : IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/55015775.html

1.マケプレは使うな

これはすでに述べたとおり、Amazonが発送しない商品は返品が難しく、商品に問題があったときに泣き寝入りになる可能性が高いから。マケプレにしかない商品もたくさんあるので、ものによるとは思うけど。

2.ベストレビュアーは信用するな

自分のよく知っているジャンルの商品で、ベストレビュアーのレビューを読むとわかるが、必ずしもいいことを書いているのがベストレビュアーではない。それだけなら、ベストレビュアーの制度自体への信頼は変わらないが、どこかの国のメーカーがベストレビュアーに直接金銭を渡して評価を依頼していたら、どうだろうか。そのレビュアーの書くレビューは単なる広告でしかない。しかも、内容を誰も担保しない。完全に間違っていても、(Amazonの掲載基準さえクリアすれば)まったく問題にならない。

3.検索上位を信用するな

レビューが汚染されていたら、当然、それに関連する検索結果は信頼できない。

4.危険な商品の購入は止めておけ

MicroSDのように、外見からニセ商品だと判断できない商品が大量に並んでいる場合は、安いからといって飛びついてはいけない。マケプレでmicroSDを買うなんて、自殺行為だろう。

5.レビューは「F」が正義

54 (前略)5が65%で4が20%、3が10%であと2,1ぐらいが一番安心できる

という意見がある。ものにもよるが、家電や雑貨はこのような配分になっていると、いいところと悪いところを知った上で買いやすい。

6.Amazon’s Choiceも信用するな

検索上位と同様、汚染されやすいと考えられる。

7.商品説明やレビューの日本語がおかしいのは地雷

日本語がおかしい場合、まず間違いなく、ショップの担当者が日本人ではない。その場合の危険性については、何も言う必要はなかろう。

また、真偽の程はわからないが、商品に低評価を付けたところ、二度とその商品にレビューできなくなったというコメントもあった。「食べログ」では経験済みだが(レビューを修正しても公開されなくなった)、本当にそうなら、Amazonの客はもはやわれわれ消費者ではなく、販売店である。そうなると、レビューはもう信用できない。

コメントにも、今のAmazonの現状を嘆く人もいる。

58 (前略)前はノーブランドの品でも、ちょっと良さそうと思ったら気軽に買えたのに今は怖くてダメ。どうしてこうなった。

ヘビーユーザーほどそろそろAmazonを見限る動きが(少しずつだが)出てきている。書籍や大手メーカーの製品などは問題ないが、メーカー不詳のアイテムなどはAmazonで買うのは躊躇してしまう。ヨドバシなど国内通販を手がける会社は、このあたりをよく見ておくといい。もしかすると、ここに勝機があるかもしれない。

 

追記

Amazon同様、ユーザーからのレビューやクチコミを受け付けている「価格コム」は、それほど汚染されていないように思える。「食べログ」と運営会社が同じなのに…と思うのだが、「価格コム」にはどうも”主(ぬし)”があちこちのジャンルにいるようだ。その人達が、変なレビューなどには痛烈に批判を行うことで、レビューの汚染を防いでいるのかもしれない。

Wednesday, March 13, 2019

Apple WatchでAmazon Echoをコントロールするには

AppleWatch

Apple WatchでAmazon Echoをコントロールする方法がある。と言っても、当然なんでもできるわけではなく、Amazon Music Unlimitedに加入して、iPhoneに「Amazon Music」アプリを入れておき、そこからEchoに音楽を飛ばす。すると、Apple Watchの画面に上のようなコントロールが表示される。これは、Apple Music再生時と同じで、デジタルクラウン(竜頭)を回転させると音量を変更できる。これも当然ながら、この操作はAndroidスマホとApple Watchの組み合わせではできないので、Amazon Music UnlimitedはiPhoneからEchoに飛ばしたほうが(少しだけ)便利だ。

Friday, March 08, 2019

【悲報】俺氏、2個めのMX ERGOを購入

Mxergo 20190308

数年前からトラックボールユーザーなのだが、半年くらい前にロジクールの「MX Vertical」を入手し、仕事用のMacで使っていた。ただ、プライベート用Macで使っている「MX ERGO」がやはりどうにも手に馴染むので、しかたなく2個めをお買い上げ。インターフェイスにはお金を惜しまない主義だが、1万2000円以上するので、さすがに0.5秒くらい躊躇した。

Monday, March 04, 2019

Google「バックアップと同期」の出来がひどすぎる

2019 03 04 19 29 06

まず、このフィードバックを送信するためのダイアログの出来がひどい。ひと目見ただけではわからないかもしれないが、Escキーを押すと消える。入力中に変換をキャンセルするキーとしてEscキーを押すだけで消える。「キャンセル」ボタンなんかいらんやろ。

それから、アップロード中にフォルダ名を変更すると、必ずアップロードに失敗する。そして、元のフォルダ名でアップできないだけでなく、新しいフォルダ名でもなかなかアップロードされない。「バックアップと同期」アプリをわざわざ終了し、アプリを再起動すれば、なんとかアップロードしてくれる。しかし、かなり時間がかかる。同様の機能を持つDropboxよりかなり遅い。

さらに、フォルダ名を変更しなくても失敗することがある。これは理解に苦しむ。使いこなしているほど、ローカルからの自動アップロードに失敗すると困ったことになる。なぜこのように出来の悪いまま放置しているのか、理解に苦しむ(大切なことなので2回書きました)。

ちなみに、すべてMac版の動作をもとにしている。

Sunday, March 03, 2019

「真面目」「お人好し」は悪徳

ワシが中学生や高校生の頃は、「彼は真面目だ」と言えば、それは褒め言葉であった。学生の頃はそれでもいいのだが、ビジネスマンとしての活躍を求められるようになれば、「君は真面目だ」と言われれば、それは貶されているのだと感じなければならない。

我々の中から一つの才能が表に現れてくるときには、必ず、その才能に見合った人格が表に現れてくるのです。『なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか』(田坂広志、ダイヤモンド社、p.174)

つまり、一つの人格だけで仕事の全場面を乗り切ろうとするのは、真面目であっても効果的ではなく、成果に結びつかないことが多いということだろう。

また、「お人好し」ももはや悪徳である。人に好かれるのはある種の立場の人には必須かもしれない。しかし、自分が損をするような選択肢も、相手に言われたらそのまま受け入れてしまうような性格は、結果として自分を苛み、周囲の人にも回り回って悪影響を与える。道理に合わない要求は正しく断るのが誰にとっても良い。

生きていくのに必要なのは、戦略である。戦術ではない。人生はある一時期だけうまくいっていても仕方ない。全体として破綻のないようにマネージする必要がある。そして、真面目な奴はそれに失敗することが多い。わかりやすいのが学歴だけがすごいが、その後の人生がパッとしない、入試に最適化したバカだ。

…というのが、ミクロ的に社会を見た時の話。マクロ的に社会を見ると、真面目やお人好しを軽んじるようになると、社会的なコストが上がる。先のことを考えずに、安価にいいものを作るという職人の文化は、陳腐化したときに社会の効率化の足を引っ張るので悪者になりがちだが、これをすべてなくすのが本当に社会のためになるのかは、よくよく考えたほうがいい。給料は高くできなくても、社会的な評価を与えておいたほうがいい仕事はたくさんある。今の日本社会に問題があるとしたら、そういう考え方を国の上層部が忘れつつあるようにしか思えないことだ。これもグローバル化の顕現なのであろうか。

Wednesday, February 20, 2019

心底がっかりした

 

20190220 doctor

こんな感じで、いろいろな人を分析していった結果みえてきた現実がある。それは一口に勉強ができるといっても、3つのパターンがあったという事だ。(中略)そして3つ目のパターンは、勉強自体が好きなパターンだ。この人達は、いわゆる机に座って本を読んだり、学校の授業を受けるのが好きなタイプの人である。(中略)現実は非情である。この条件に該当する人達が実は医師としてドロップアウトした率が一番高かった。

労働者のパフォーマンスは「能力値」×「目標に向かって我慢できる値」で決まる | Books&Apps

某旧帝大を逃げるように中退したあと、某公立大に1年生から入り直したが、最初の2年くらい、夏休みも図書館に通って丸山圭三郎などの本をノートを取りながら読んでいた。2年生あたりから、大学院の先輩の誘いもあって、院生が主体の勉強会に顔を出して課題図書のまとめを簡単に報告したりもしていたと記憶する。勉強そのものは好きだった(今も基本的には好きだ)。所属した学科の先生方からも多少期待されていたのだろう。いろいろと目をかけてもらっていたように思う。

将来のことを考えることなく、大学院に進学することにした。学部生時代は「勉強好きな学生」というだけで一目置かれるが、研究者志望となれば話は変わってくる。今、受け入れられるテーマを選び、指導教員から適切な指導を受けて、学会発表や論文など成果を挙げていく必要がある。学ぶことが好きなだけでは、何の意味もない。好きなことを突き詰めて成果を挙げ、研究者としても成功を得る人も少なくないが、彼らは幸運である。ワシは「好き」を突き詰めた結果、指導教員と衝突し、別の理由で大学を去った。

これをワシは、ワシ自身の問題であると認識していたのだが、医者の世界もそうらしい。つまり、ワシの失敗は、どうも「なるべくしてそうなった」たぐいのもののようだ。

ワシはコンピューターと本と音楽が好きだ。前2つをかけ合わせた仕事で曲がりながらも多少の成果を挙げられたのは、非常に幸運だった。しかし、好きなように仕事をしたことはほとんどなく、広島カープの元投手、黒田博樹が「野球を好きだと思ったことはない」とどこかで語っていた(うろ覚えにつき、誤りがあればご容赦)ように、辛いとしか思えない状況で踏ん張ってきた。だからこそ、ここまで来れたのだろう。

だが「勉強が好き」な人を不幸といいきるのも問題がある。(中略)あとはその「好き」を、キチンとビジネスに落とし込むという行程さえ超えられれば、人生を豊かにする為の仕事ができるようになるだろう。

残念ながら、これは完全に間違っている。この種の「好き」を「ビジネスに落とし込む」ことができるなら、それは「好き」ではない。仕事に関係ない方向に暴走し、制御できないのが「好き」である。たまたま、ビジネスに役立つ方向に向くことはある。何しろ、暴走しているのだから。

つまり、ワシのような「3つ目のパターン」に属する人間は、「好き」を仕事にしない方が安全であり、もし「好き」を仕事にした場合、「好き」なように仕事をしない方が成功する。「1つ目のパターン」にも「2つ目のパターン」にもない、仕事をしている限りはずっと負け続けるのが必然なのだ。こういう人生を運命づけられていることに、本当に心底がっかりする。

Saturday, February 16, 2019

自分の代わりに、何を破壊すべきか

Image from Gyazo

TIMELINE - タイムライン  思う存分破壊できます "怒りの部屋"が話題

どこかに書いたかもしれないけど、自殺願望のある人を連れてきて、自分の大切なものを金属バットで粉砕させると、何割かの人は自殺をやめると思う。できれば、この動画のような専用の部屋ではなく、自分の部屋で自分が一番大切にしているものを破壊するのが効果的なはず。

なぜなら、自殺は自分の「器」である自分自身を破壊するという意味もあるからだ。自殺未遂者の何割か(全員ではないことに注意)は、その後、二度と自殺しようとしなくなる。気が済んだわけだ。だからといって、みんなに自殺未遂を体験してもらうわけには行かないので、その代わりに大切なものを破壊することで、自殺衝動をちゃんと昇華させてあげる。

いじめなど外部に原因がある場合は、この方法でうまくいくとは思えないが、破壊衝動が自分に向かっているタイプの自殺願望は、案外これで人生に対する見方を変えることができるのではないか。

(追記)
『雨の日は会えない、晴れの日は君を想う』という映画を見たのだが、劇中で主人公が自分の家をハンマーなどで盛大に壊すシーンがある。主人公は自殺したいわけではないが、妻を亡くしてからその存在に気づいた、いろいろなストレスを発散する方法として自分の家を壊しているのは象徴的だと思う。

FAGAに法的規制をかけないと、とんでもないことになる

Image from Gyazo

FACEBOOKからいきなりBANされた件|田口和裕|note

なぜ大声で言う人が目立たないのか不思議で仕方ないのだが、そろそろGAFAには法律で網をかけておかないと拙い。と言っても、いわゆる「規制」ではない。規制は、ネットにはそぐわない。規制は児童ポルノとダウンロード違法化くらいで十分だ。

そうではなくて、「無料(or安価or規約で決まってる)なんだから、何をされてもガタガタ言うな」というユーザー無視の態度を、少なくともGAFAのように潤沢な利益を生み出している企業には改めさせるべきだ、ということ。小さい会社の、できたばかりでユーザーの少ないサービスなら仕方ないが、FacebookだのAmazonだのGoogleだの、世界で有数の時価総額を誇る企業が、ユーザーの生活や仕事に深く入り込んだサービスを莫大な対価を得ながら提供するからには、相応の責任を持ってもらうべきだ、ということ。

特に、特定のユーザーに対してサービスの提供を停止する、ユーザーがアップロードしたデータを削除するなど、重大な結果をもたらすことが予見できる場合、慎重な判断に加えて、理由の説明義務を絶対に課すべきだと思う。説明すれば突っ込まれるので、判断しづらいというのはわかる。であれば、グレーゾーンはすべてOKにして、はっきりNGのみ削除するなど、ユーザーよりの線引をすべきだろう。

「これはビジネスだから」と言うかもしれないが、では鉄道など交通もビジネスだから好きなようにやっていいのか。インフラとして受け入れられてきたら、それなりの規制も受け入れてもらうべきだろう。もし「嫌だから国内から撤退する」といえば、どこかの企業がそのサービスをコピーしてリファインし、国内で提供するだろう。Googleはともかく、FacebookもAmazonも無ければないでいい。誰かが言っていた「タイムマシン経営」(米国で流行しているものを数年遅れで国内に導入する)ができるようになるかもしれないし、悪いことばかりではない。

規制対象は、GAFAに加えて、LINE、TwitterなどSNS各社、Microsoftなど大規模なサービスを導入している会社とするのはどうだろうか。

(追記)
簡単に規制をかけたければ、指導に従わない企業への支出を経費として認めなければいいかも。Google Adwordsにいくら払っても経費扱いしてもらえないとなると、Googleにお金を払う人は激減するはず。お金を払わない個人から攻めるのではなく、広告を出したい企業を締め付けるのがコツ…かも。

(追記2)
ネットで申し込めるものは、基本的にネットで解約できるように法律で定めるべき。スマホの通信契約はネット経由でできるくせに、解約はネット経由ではできないのは事業者のまったくのエゴでしかない。Adobe Creative Cloudの年間契約プランとか、WSJ(Wall Street Journal)とか。