Tuesday, September 30, 2008

総選挙の行方を占ってみる(単なる占い)

ネットとリアルを見比べながら、総選挙結果を占ってみる。単位は%。ちなみに、数字は単なる雰囲気であり、根拠はまったくない。随時追記していくかもしれない。

◆福田政権末期…与党45、野党55
与党の惨敗ムード漂う。ネットでも、福田前首相を擁護する意見はほとんどない。

◆麻生政権成立直後…与党47、野党53
いわゆるアキバ系オタの中には麻生首相への評価・期待が高まるが、経済政策においては、麻生の出自から考えて大企業優遇政策が採られることは間違いないとの意見も見られ、ややマイナス。ただし、中国や韓国・北朝鮮への強硬な態度が期待され、ネットは麻生支持に動いた感あり。一方で、創価学会への反感を持つ者は麻生批判へ。明確な色分けができる。

◆中山成彬国交相辞任直後…与党45、野党55
マスコミによる大規模なネガティブキャンペーンの結果、与党はかなりの打撃を受ける。ただし、ネットは日教組に対する発言に対して「よく言った」との評価が支配的。リアルとネットの意見が大きく乖離していることが明らかに。

◆解散が延期されそうな今日…与党44、野党56
中山国交相辞任はネットに限れば、与党に対してプラスだったが、しかし世界同時株安でニュースソースが全部そちら一色になったため、プラス効果はほぼ打ち消し。麻生首相の舵取りが難しくなったという雰囲気で、ネットウヨもトーンダウンか。
ただし、マスコミがこぞって反自民で動いているため、ネットは逆に麻生支持に傾く。そのため、マスコミの報道で感じるほど与党不利ではない。

DellのInspiron Mini 9、XPモデル大幅ディスカウント中

「Inspiron Mini 9」のWindows XP Home Editionモデルがオンライン広告限定で大幅ディスカウント中だ。メモリ1GB、8GB SSDを搭載して約4万8000円。通常価格より1万円程度安いようだ。Ubuntuモデルが4GB SSDとメモリ512MB搭載で約5万円なのと比べると、大幅に安い。

XPでいいなら、この機会に1台買っておくのもいいかもしれない。私はUbuntuモデルを狙っているが。

iPod nanoに4GBモデル登場?

お恥ずかしい話だが、先日発売されたiPod nanoには4GBモデルが存在することを知らなかった。量販店の店頭で見かけて、「おや?」と思ってしまった。

アップルストアでは8GBと16GBモデルしかないが、量販店の店頭では4GBモデルも売られている。価格は1万7800円。お得とは言い難いが、動画を見ないならアリかなと思わせる価格設定だ。

聞いてみたところ、そもそも4GBモデルを販売するつもりで生産していたが、上層部の決定でラインナップから外れたとか。すでに生産されていた分に限り、販売するらしく、たぶん在庫限り(間違っていたら、ごめんなさい)。店頭での人気はまあまあみたい。

親子心中で親が生き延びやすい理由

子どもが犠牲になる事件が相次いでいる。それぞれに事情があり、それぞれに理由もあるのだろうが、(自分の子どもでなくても)子どもを殺すことは未来を破壊する行為であり、厳しく戒められるべきだ。

それはそうと、親が親子心中を企図したとき、子どもに先に手をかけることになるが、かなりの確率で親が死にきれずに生き延びていることがあるように思われる。その理由を推測してみる。以下は推測。

第一に、親子心中を企図する親自身が自殺を甘く見ているため、子どもを殺してしまって後戻りができなくなって、さあ自分の番だと思ったとき、自殺が難しいことに気付いてしまうのが理由だろう。自殺は、簡単なことだと思える精神状態であれば、簡単に行うことができるだろうが、そうでない精神状態であれば、決して簡単なことではない。

もう一つの理由として、子どもを大切にしてきた親にとって、子どもは自分の分身である。良くも悪くも、自分の存在をもっとも色濃く反映した存在である。それを殺すことは、自分を殺すことに近い。大切な子ども=自分を手にかけることにより、大きなカタルシスが得られる可能性がある。簡単に言えば、「気が済んでしまう」のである。もちろん、そんなことに巻き込まれる子どもはたまったものではないが。

妻子のない人間の言うことだから、話半分程度にしておいていただきたいが、仮説程度にはなるかと思う。

東芝、国内メーカー初のネットブック「NB100」を発売

東芝が国内メーカーとしては初めて、ネットブック「NB100」を発売した。Atom N270、8.9型液晶、1024×600ドット、IEEE802.11b/g、Bluetooth、Windows XP Home Edition、Webカメラ、120GB HDDを搭載。光学ドライブなしで1050g、3時間弱の稼働時間となっている。

スペック的にはごく普通。見ていないので何とも言えないが、ハード的には国内メーカーらしく堅実な作りだと思われる。価格は店頭実売で7万円台半ばと予想されており、ネットブックに興味はあるが、海外メーカーの品質に不安を持っている層が飛びつくだろう。

スペックにはこれといった特徴がなく、価格も海外メーカー+1〜2万円という順当なところに設定してあるので、意外性はない。売るつもりがあるなら、いろいろな仕掛けが必要だろう。

"Chateau de la Lambertie 2005 Bordeaux"


"Chateau de la Lambertie 2005 Bordeaux"
メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン15%。香りはメルローの淡さが勝っている。含んだとき、カベルネ・ソーヴィニヨンの香りが少しするけど、強くはない。
チェダーチーズのように、控えめに主張するものと一緒に食べるといいかも。カンパーニュの薄切りにチーズと生ハムを乗せて、水代わりに飲んでもいい。というか、そのくらい印象が薄い。和食なら、鯖の煮付けとか。サンマや鯖の塩焼きにはちょっと合わないと思う。

Monday, September 29, 2008

携帯電話用Gmailの仕様が少しバージョンアップ

仕事のメールはGmailに転送しているのだが、auの携帯電話端末からGmailが利用できるので、外出中でもメールを確認するのが非常に簡単。毎日数回は必ず利用している。

ただ、ちょっと困ったことにメールのタイトルがすべて青いリンクで表示されるので、未読・既読の別はわからなかった。それが数日前から既読メールはグレー、未読は青のリンクで表示されるようになった。メール作成画面もときどき改善されているようだし、携帯電話で長文を入力できる人にとってGmailはますます便利になっているようだ。

こんなFirefoxのアドオン入れました(続きの補足)

GMarks」をMacにも導入してみたところ、特に問題なく動作している。WindowsではAlt+Mでサイドバーに呼び出せるパネルは、MacではOption+M。ただ、フォルダのアイコンがないため、ちょっと間が抜けた感じになる。以下の画像を参照。



■関連記事
こんなFirefoxのアドオン入れました(続き)
こんなFirefoxのアドオン入れました
livedoorニュースの表示の遅いのを何とかしてみる

Saturday, September 27, 2008

こんなFirefoxのアドオン入れました(続き)

Googleブックマークというサービスがある。こいつは、流行のソーシャルブックマークではなく、単なるオンラインブックマークサービスなのだが、Googleツールバーから呼び出すことができるため、複数のブラウザ(IEやFirefox)で同じブックマークを簡単に使えるという利点がある。

しかし、あまりメンテナンスされていないためか、今ひとつ使い勝手が悪い。特にブックマークのページが、Googleのサービスとは思えないくらい、低機能で使いづらい。Ajaxがほとんど使われてなさそうだ。

会社と自宅で同じブックマークにアクセスしたいとき、RSSを吐いてくれるページならiGoogleでもGoogleリーダーでも何でも使えるので、問題ない。しかし、ブログではないニュースサイトのように、更新は頻繁に行われるが、RSSを吐いてくれないサイトをきちんと記憶にとどめておくには、ソーシャルではないブックマークの共有が必要だと感じた。もちろん、はてなアンテナなどのアンテナサービスでもいい。しかし、アンテナのようなリンク集は、iGoogleで十分で、これ以上増えるのはイヤだ。

いろいろ探した結果、GoogleブックマークをFirefoxのサイドバーに表示するアドオン「GMarks」を見つけた。実際にインストールしてみると、こんな感じになる。

All-in-One Sidebarをインストールしてあるので、サイドバーの外見がちょっと違うかもしれない。フォルダに見えているのはラベルだ。1つのページに複数のラベルを付けられるので、複数のフォルダに所属するページを作ることもできる。

大変便利なので、私の使うFirefoxにはすべて入れておこうと思うが、残念ながらリアルタイム更新はできない。どうやら起動時に読み込むだけのようだ。

…と書いていたら、Googleツールバーfor Firefoxの新バージョン(Ver.5)がリリースされた様子のベータ版がダウンロードできる。早速インストールしてみよう。

Friday, September 26, 2008

こんなFirefoxのアドオン入れました

意外なところでFirefoxのアドオンが紹介されていたので、ちょっと入れてみた。

1.Firebug
JavaScriptなどのデバッグに使えるのは知っていたのだけど、スクリプトのデバッグなどしないので、不要かと思っていた。しかし、画面キャプチャするときに、ちょっとだけ文言を変更したいときや、一部にモザイクを入れたいときがあるので、そういうときには便利かもしれない。

使い方は、たとえばこんな画面を

画面下のアイコンをクリックして編集画面を表示させ、こんな感じに書き換える。
すると…
となるわけだ。


2.All-in-One Sidebar
サイドバーにダウンロードしたファイルのリスト、アドオンのリスト、ページの情報などを表示してくれる。こんな感じ。


まあ、アドオンをたくさん入れすぎると重くなるので、ほどほどに。

iGoogleにログインできない?(続報)

iGoogleにログインできない?」という記事に毎日一定量のアクセスがあるので、少し調べてみたところ、以下のようなことがわかった。環境はMac OS X 10.5.5+Firefox 3.0.2。アドオンはいろいろ入っている。
  • Gmailは「google.com」ドメインであるのに対して、Gmailの上の「ウェブ」(リンク先はiGoogle)は「google.co.jp」ドメインにリンクされている
  • 「ウェブ」をクリックすると、ログインしていないときに表示されるiGoogleの画面が表示され、しかも「ログイン」リンクをクリックしても何も起こらず(同じ画面がリロードされる)ログインできない
  • 「google.co.jp」ドメインのiGoogleログインページが表示されたところで、「co.jp」を「com」に書き換えると、何事もなかったかのようにログインできる

Thursday, September 25, 2008

「知識についての知識」で思い出したこと

内田樹先生のこのエントリを読んで、全然関係ないことを思いついた。
「自分が知っていること」は知の文脈の中でどのようなポジションを占めているのか。
「知識についての知識」を得るためのショートカットは存在しない。
そういうたいせつなことはグーグルで検索しても誰も教えてくれない。
他人のテクストを読んで、「ばーか、ばーか」と言うのは小学生でもできる。そのテクストの背後に何が潜んでいるのか、すなわち他のテクストとの関係、筆者の立場との関係、筆者以外の人との関係を明確に浮かび上がらせねば、他人のテクストを正しく批判しているとは言えない。

さらに面倒なのは、その批判に内在する論理の構造にも注意しなければならないことだ。「Aさんの本のこのくだりは、Bさんの本のコピペだ」という批判は、「このくだり」がBさんの本に存在することを証明すれば正しいわけではなく、「コピペが悪である」「Bさんは他からコピペしていない」「AさんはBさんに許諾を取っていない」などなど、大変な量の事実を援用しなければ、とても「この批判は正しい」とは言えない。さらに、その批判が正しいにしても、「Bさんは他の本ではコピペをしまくっている」「実はこれはコピペの範疇には入らない」などの新事実が明らかになれば、どうしようもない。頭がふらふらしてくる。

ここまで突き詰めると、ネットで当事者として論争に関わるなんて、面倒な割に得られるものが少なくて、どうにもならない。せいぜい、吸収させてもらって、勝手に吸収してもらう程度のことが精一杯だ。

"Don't be evil." --- Googleとはてなの場合

"Don't be evil."
「邪悪になるな(そんなことをしなくても、ビジネスは成立する)」
Googleのモットーである。また、国内では、はてなも同じ理念で動いているそうだ。

さて、このモットー、ちょっと見たところでは立派な考え方である。Googleが中国に進出したときに政府の検閲を受け入れたため、「このモットーを捨てたのではないか」「いやそんなことはない」などの論争が巻き起こったものだが、finalventさんによれば、「テクノロジーに関わる若い人間たちの独自なエートス」だということだ。私もこの意見に賛成で、Googleの考え方を正しく理解したいなら、文字通りに考えるのではなく、「自分の理念に反することをしない」という誓いの言葉くらいにとっておくのがいいのだろう。

ここで問題になるのは「自分の理念」である。いや、Googleの中の人から聞いたわけではない。単に想像しているだけだが、「技術こそ最上のものである」という技術至上主義を、彼らは理念として持っているのではないかと思う。Google AdSenseの顧客対応がいくらひどかろうが、Googleストリートビューの苦情対応窓口を作ることなどわけもないのに、ほとんど無視に近い対応をしようが、彼らの理念に照らし合わせれば、特に大きな問題ではない。

はてなも、ほぼ同じだ。たとえば、内容のないはてなキーワードのページをアフィリエイトリンクで埋め尽くし、スパムサイトだと言われようとも、技術至上主義の理念に照らし合わせれば、問題はない。

ことここに及ぶと、遺伝子操作や原子力産業と同じく、IT業界もまた業界外からの(多くは政治による)「シビリアン・コントロール」が必要なのではないか。とはいえ、政治家の大半がIT技術にある程度通じるようになるまで、あと数十年は無理なのだが。

子どもに教えたいこと

子どもに何かを教える立場を離れて、もうずいぶんになる。自分が子供を持つ機会もないかもしれないが、もし何かを教える機会があったとしたら、何を教えればいいだろうか。ちょっと考えてみた。

最優先なのは、強くなること。「強い」というのは「生物(せいぶつ)として生きる力を持っている」と同義で、他人より何かが秀でているとか、そんなことではない。他人から非難されても、虐げられても、希望の持てないような環境に置かれても、それでもなお自尊心を持って生きていけることを、私は「強い」と言いたい。調子のいいときに、自分の都合のよいように周りを振り回すことは、少なくとも私の定義では「強い」とは言わない。



強くあるためには、いろいろなものが必要だ。まずは幼少期に両親から無条件に存在を肯定されること。「悪いことをしない子だから、愛する」「成績がよいから、愛する」といった条件付きの愛情は、子どもの人生を半世紀以上にわたってむしばむ。「親に愛されなくても、生きていけるし、同じ程度に愛してくれる人もいる」という事実に身をもって気付かなければ、それこそ一生、強くなることはできまい。

その時々の年齢に応じた仲間との交流も必要だろう。友人からの承認とでも言えばよいだろうか。そして、両親に次いで重要なのが、異性からの愛されること。性的な人間としての自立は、両親からの無条件の愛情をもらえなかった人間にとって、唯一のよりどころである。依存しすぎないよう、踏みとどまって自分を再形成できるか。「強さ」を手に入れるために、どうしても逃せないポイントだ。



強くあれば、いろいろなものが手に入り、そして他人に分け与えることができる。地位や財産は当然ながら、関係ない。いくら弱くても、それらは豊富に手に入れることができる。強ければ、自分への批判も正面から受け止められるし、あるいは聞き流すこともできる。強くなければ、批判に右往左往し、あるいは耳をふさぐことになる。強ければ、自分の醜いところも直視した上で、それを受け入れることができる。強い人間は、いろいろな出来事を希望の持てるように咀嚼した上で、他人に話すことができる。希望を分け与えていると言えようか。



ふと思いついてぱらぱらと書いてみたが、この意味で「強くなる」ことは非常に難しい。でも、「ほんの少しずつでも強くなれ」と子どもには教えたい。

Wednesday, September 24, 2008

もうすぐリリース!WZ Editor Ver.6

Windowsで使うエディタは、この仕事を始める前からWZ Editorだ。当時、すでに秀丸エディタの方がユーザは多かったが、WZはVZ Editorの操作性をそのまま引き継いで使えたので、Windows移行時にこちらに乗り換えた。

その後、ときどき秀丸に乗り換えようと思ったこともあるのだが、文字数をW(ワード)単位でカウントしてくれるマクロが見つからなかったのと、W単位で折り返しを設定できなかったのとで、WZのまま、今に至っている。

いろいろ検索していたら、WZ Editor Ver.6がもうすぐリリースされそうだという情報を見つけた。文字数カウントのマクロも最初から用意されているようなので、バージョンアップしようかと思う。今、使っているVer.5に不満は特にないのだが、インターフェイスがちょっと古くさくなってきていることだし。

Mac OS X 10.5.5アップデート

WindowsのService Packほどではないが、Mac OS Xのソフトウェア・アップデートもたまにトラブルが生じることがある。なので、リリースされてから、ちょっと時間をおいてから適用している。

さて、10.5.5を先ほど適用してみた。ネットでちょっと検索してみたら、Combo Updateというのがあったので、そっちを適用することにした。ソフトウェア・アップデートではなく、Appleのページからダウンロードする。サイズは600MBを超えるので、回線の細い人は要注意だ。

2回再起動するので若干時間がかかるが、特に問題なく、適用できた。ちなみに、再起動後に差し込んだままのUSBメモリを認識しなかったが、いったん抜いて、もう一度差してみたら問題なく認識できた。

Tuesday, September 23, 2008

宝くじを当てた人が不幸になりやすい理由

中くらいの「幸運」でないと、普通の人は支えきれないようだ。livedoorニュース経由、新華社通信によると。
46歳のイギリスの男性、マーク・ガーディナーさんは1995年、仕事仲間のポール・マディソンさんと宝くじで2260万ポンド(約44億2000万円)の大当たりを当てた。このうち1100万ポンド(約21億5000万円)を得たマークは億万長者に大変身。しかし、お金持ちになった彼に幸せは訪れなかった。友達が次々と自分から離れていってしまったのだ。

(中略)彼の好意は友との結びつきをより強固なものにするどころか、「借りるだけ借りて貸した金を返してくれない」、「家賃に困っているからと貸した金で外国に豪遊に出かけていた」などの問題が生じ、友情に修復不可能な亀裂が入ることが後を絶たなかったという。(中略)彼はこれまで3回再婚しているが、元妻らに200万ポンド(約3万9000万円)のお金をあげたあと、妻との間にもうけた子供と会うこともできなくなってしまった。

友達や家族が次々と自分から離れていくという悲しみを味わったマークさんだが、しかし、唯一取り戻せた絆がある。それは最初の妻との絆だ。最初の妻・ブリジットさんはマークさんとは幼馴染で、2人は1986年に結婚したという。しかし、当時貧乏だった2人はケンカが絶えず、結婚後1年で離婚した。マークさんは20年間離れて暮らしていた妻と、近く結婚式を挙げることになったという。
絵に描いたような不幸話である。すでに書いたように、たくさんの人に影響を与えるポジションにいない人が大金を手にすると、他人の妬みの対象になってしまい、なかなか幸福につながらない。自分の場合も考え合わせてみると、せいぜい年収の数倍から10倍程度までしか、まともに使い道を考えることはできない。あとは、慈善団体に寄付するか、何かの基金を作るとかくらいか。いや、それだって、うまくいく保障はまったくない。扱い慣れていない金額の大金を目の前にすれば、慈善団体だって戸惑ってしまい、お金の使い方を誤るかもしれない。

ただ、ここで見落としてはならないのは、「制御できないくらい、大きな幸運がかえって不幸をもたらした話を読んで、溜飲を下げている一般庶民」という構図だ。絵に描いたような不幸を味わってしまった人以外に、絵に描いたような幸せを手に入れた人もいるはず。宝くじを買うことは推奨しないが、「だから幸運を追い求めるのは止めておいた方がよい」という意見にもまた、注意すべきかもしれない。

■関連記事
「収入を増やす」とは

はてながスパムの温床になっているのは実はGoogleの検索技術が未熟だからでは?

id:ryocotanの株式会社はてなに対するネガティブキャンペーンが酷すぎて、はてなを擁護せずには居られない。」という記事を読んで、思ったことをメモ。

Googleでの検索結果で、上位に表示されたはてなキーワードへのリンクをクリックしてがっかりしたことは数知れない。最近は、はてなキーワードへのリンクをクリックしないようにしているが、たまにいいことを書いていそうな気がしてクリックしても、だいたいはがっかりする。まあ、普通のブログへのリンクをクリックしても、がっかりすることが多いから、その点でははてなキーワードにも普通のブログ並み(?)の信頼性はあるわけだが。

さて、だいたいの人ははてなに対して、その矛先を向けるのだろう。「偉そうなことを抜かすくせに、スパムサイトばかり作りやがって」と。私の考え方はというと、ちょっとそれとは異なって、はてなキーワードやはてなフォトライフがスパムサイトとして成立するよう仕向けているのは、実はGoogleではないかと思う。同じ仕組みのページを作っても、Googleの検索結果では、はてなのように上位に表示されることはないだろう。「hatena.ne.jp」がドメインとして信頼されていること、はてなダイアリーのキーワード経由で多くのリンクがはてなキーワードに張られていることなどが、この事態の原因となっているように思う。

この事態を改善するにはどうすればよいか。はてなに「スパム行為を止めろ」というのもいいが、Googleの検索結果の順位ははてなが関知するところではない。であれば、この結果について、当のGoogleに「こんな検索エンジン使えねーよ」と言い続けるしかない。現状、Google以外の選択肢があるとは言いづらいから、「だから、別の検索エンジンを使おう」とは言わない。しかし、はてなキーワードを検索結果から自動的に取り除くGreasemonkeyスクリプトなら、簡単じゃないかと思う。

なんだか、論旨がむちゃくちゃだけど、「はてなはスパムが多い」「それについてはてなの責任を追及するのもいいが、Googleの検索エンジン精度が低いことに気付いた方がいい」「ユーザがはてなキーワードを排除するための仕組みを持ってもいいのではないか」の3つが結論かな。

"Talent Cabernet Sauvinon 2006"


"Talent Cabernet Sauvignon 2006"
カベルネ・ソーヴィニョンにもいろいろあるね。冷やさず飲んだら、ブドウの味がかなり強めに出てきた。一緒に食べるとしたら、戻り鰹のたたきとか、カジキのソテーにトマトソースとか、どうかな。

Monday, September 22, 2008

カーチャンスレ

カーチャンスレのまとめ記事は、いつ読んでも殺傷力が高すぎる。ただ、この手の記事を読んで感じるのは、何にぐっとくるかというと、現実の母親という存在とか、現実の母親と自分との関係ではなくて、イコンとしての母親、あるいはイデアとしての母親という存在にぐっときているのだろうと思う。現実の母親はひどく愚かで、自分もまた愚かであり、理想的な関係など結びようがない。それこそ、どちらかが死ぬ段にならないと何も起こらなかったり、死んでも何も起こらなかったりする。

早起きするには、まず早寝から

早起きするには早寝しなくてはならない。大橋悦夫さんに言われなくてもわかっているんだけど、帰宅したときには午前1時半だし。足の筋肉がほてったままでは、とても寝られないのも確か。

ということで、早寝するには、早く会社を出よう。早く会社を出るためには、早く会社に行こう。早く会社に行くためには、早く寝よう。早く寝るためには(ry

Googleストリートビュー問題と高木浩光氏の記事について

高木浩光氏が例のGoogleストリートビュー撮影者女子校不法侵入(?)問題について、アスキー・メディアワークスの記者にかみついている
アスキーはなぜ当事者のコメントをとらずに記事を書くのか。それどころか、ここで取材で聞くべきことは「削除理由について」ではなく、「これは不法侵入ではないのか」「なぜ起きたのか」「撮影作業員にはどんな指示を出しているのか」「再発防止策はどうなっているのか」だ。アスキーの記者はなぜそれを聞き出さないのか。答えてもらえなかったのならそう書けばいい。それ自体がニュースじゃないか。日本のネットメディアの取材力の無さにはいいかげん吐き気がする。削除件数が何件になったかの基本事項さえいまだどのメディアも聞き出していない。毎週月曜には顔を合わせているくせに。
仰ることはよくわかる。まったくその通りだ。しかし、記事の掲載元が「ASCII.jp」だということで大目に見て欲しい。なぜか。ASCII.jpは新聞社のサイトではない。企業の反社会的行為を追及する場ではない。反社会的行為を行う企業があれば、せいぜいどんなリリースを出してもスルーするか、注意を喚起する記事を掲載するくらいで、それ以上のことはやらないし、できない。Googleは外資だし、企業の規模が非常に大きいので、多少叩いても嫌がらせをしてくる可能性はない。だから、多少の批判記事は書ける。しかし、ASCII.jpでできるのはそこまでだ。Googleがいかに反社会的なサービスを公開しようと、法人にあるまじき対応をしようとも、Googleに関する記事を掲載しないわけにはいかない。そして、ASCII.jpにGoogleストリートビューの問題点を根掘り葉掘り取材しろというのは、「週刊大衆」にMIAU vs. 権利者の特集を組めというのと似ている(週刊大衆はよく知らないけど)。期待する媒体が違うのだ。

高木氏が怒るべきはネットメディアではなく、新聞社だろう。ネットを敵視している毎日新聞あたり適任ではないか? Googleストリートビューのプライバシー問題については、ここまでいろいろ取り上げられているのだから、Google本社に凸して、まともな答えが出てくるまで粘る新聞記者が出てきてもいいはずではないか。本当にGoogleの態度を問題にしたいなら、佐々木さんをつついて毎日新聞のルートを探ってみた方がいい(もうすでに動いていたら申し訳ない)。

あと、小橋川誠己さんはどうやらデジタル系ライター(編集者かもしれない)みたいだ。アスキー・メディアワークスの社員ではないのかもしれない。いずれにせよ、彼らは喧嘩するのに慣れていない(もちろん、私も)。批判対象に取材してけんか腰でコメントを取るなんてできない。

とはいえ、高木氏の以下のくだりには賛成だ。
いずれにせよ、グーグル株式会社はこの事例をメディアに尋ねられたなら「これは不慮の事故であり意図して侵入したものではない」といった弁明を示してしかるべきだろう。なぜそれすらしないのか。嘘でも「事故が生じた原因を調査中だ」とか「これからは改善する」といった釈明をするのが普通だ。グーグル株式会社は法人の体をなしていないのではないか。刑事告訴されるまで再発防止策を打ち出さないつもりか。
総務省はそろそろネット企業への指導に本腰を入れるべきだ。本当は法律を作るのがいいのだけど、そんなの待っていたら、いつになるかわからない。審議する議員がお年寄りばかりだし、しばらくは無理だろう。Googleは利用者の批判的意見には鈍感だが、政府には弱いから、総務省に期待せざるを得ない。そうでもしないと、Googleのふざけた対応は決して改まることはないだろう。

「能力のない人は社長になりなさい!」

単なる思いつき。「能力のない人は社長になりなさい!」というタイトルのビジネス書。売れるんじゃないか?(笑) いや、もうそんなのは山ほど出てるだろうな。

Sunday, September 21, 2008

「収入を増やす」とは

収入を増やすには、「たくさんの人に影響を与えるポジションに就く」ことが重要だ。たとえば、平社員と社長では後者の方がたくさんの人に影響を与えやすい。売れている製品と売れていない製品では、前者の方がたくさんの人に影響を与えるのは当然だ。

逆に言えば、たくさんの人に影響を与えることなく、多くの収入をもらっている業種・職種のようなものがあるとしたら、それは不公平感につながりやすい。たとえば、バスの運転手、ゴミ収集、NHKの地方局でぼーっとしている50代がそれに属する。職業として卑しむ気はまったくないが、給与をあまり高く設定すべき職種・ポジションではないだろう。また、デイトレーダーが単純に株の売買だけで巨額の利益を得ているなら、それはあまり褒められたものではないと感じる人も多いだろう。

さらに言えば、仕事ができるかどうか、能力があるかどうかと、たくさんの人に影響を与えるポジションにいるかどうか、すなわち収入が多いかどうかはあまり関係がない。だから、平社員が社長に向かって「あいつは能力がないのに、収入が多いなんて納得できない」というのは間違っている。能力で収入の多寡が決まるわけではないからだ。

歩きながら仕事する

らばQさんで、ルームランナーを使いながら仕事することにした会社が紹介されていた。休憩時間にルームランナーで走るのではなく、ルームランナーの上で歩きながら仕事をするのがミソ。
最初は馬鹿げたアイデアだと思った別の女性も、集中力が散漫することがなくなったと言います。それを使うまでは会議中に別のことをしたくなる衝動にかられたそうですが、エクササイズを始めてからは人の話を集中して聞けるようになったというのです。
足の筋肉を動かしながら作業すると、作業に集中しやすいのは確かだと思う。私も、通勤途上、駅から会社までの10分で思いついたアイディアはたくさんある。ただ、考え事をしたいときに注意すべきなのは、どんな道を散歩するかということ。できるだけ人の多いところや極端に人の少ないところ、刺激的な看板の出ている場所は避けないと、周囲に注意を向けねばならなくなるので、考え事にかえって集中できなくなる。広い歩道のあるビジネス街を週末に歩くのがオススメだな。

傘や自転車を盗むな

傘と自転車の窃盗犯は多い。気軽に持って行って、必要なくなったら、そこらに放置できるからだろう。最後に自転車を盗まれたのはもうずいぶん昔のことだが、思い出してみれば、盗まれたことを知ったときの落胆というのは非常にきついものがある。一方、傘の方はできるだけ対策を採っているからか、ほとんどない。コンビニの傘立てに入れておくときは、できるだけ奥に差しておいたり、傘立てに入れずに下に寝かせたり、とにかく他の傘より取りにくい場所に差しておく。ただ、結構高かった傘を会社に持って行って、誰かに持ち帰られたときには、かなり凹んだ。数週間後にはこっそり戻ってきたので、見つけたときに速攻で自席に持って行った。

「傘なんて安いものだから、いいんじゃないの?」と思った人は、コンビニかキオスクで小さなガムでも毎日盗んでみてください。あるいは、他人の家の鉢植えを毎日盗んでみてください。金額の多寡は問題ではないと身をもって知ることになるでしょう。

…ということを、ここを読んで思った。

この程度でいいよ

ネットゲリラさんで、こういうくだりを見つけた。
日本というのは、高齢化が進んで人口が減ってる国なのに、どう頑張っても経済が「拡大」する理由はないわけだ。というより、住んでいる国民が総意として、
この程度でいいよ、と 言ってるわけだ。人口も増えなくていいし、今より豊かにならなくてもいい。この程度でボチボチやってければいいよ。と国民が考えてるから、人口も増えない し、経済だって発展しない。もともと日本人というのはそういう国民性で、江戸時代300余年間、そうやって生きていたわけだ。限られた資源を分け合って暮 らしていく知恵みたいなもんで、他人のゼニかっぱいででも稼ごうというユダヤ人とは違う。
「この程度でボチボチ」というのは実感としてわかる。だから、「こんなんじゃ生きていけない」と思っている人を増やさないことが、社会の安定化につながる。だが、現在の日本は低所得者層が増えつつある(ソースは赤旗…ってどうかとも思うが)。これは社会の安定化にとっては大きなマイナスになる。社会の指導層にいる人は、そういうことを見て見ぬふりをするのを止めた方がいい。

Saturday, September 20, 2008

「ワインって糞まずいよね、よくあんなの飲める奴いるな」に全レス

ワインに関するスレを紹介した記事が「ニュー速クオリティ」にあがっていたので、全レスしてみる。もちろん、今はワインを飲んでいる(笑)
11 ブサイク(ネブラスカ州)2008/09/06(土) 13:32:24.55 ID:Css9OKw5O
リースリング系のワインを呑め
考え変わる
→最初に飲むワインとしては、甘くてすっきりしているリースリング種のワイン(ドイツの白、MadonnaやSchwarze Katzeとか)はいいかも。ただし、食事には基本的にあわない。
14 五十代(神奈川県)2008/09/06(土) 13:33:00.26 ID:H0iI/Fo90
島根わいん美味過ぎワロタ
→知らん。
15 四十代(愛知県)2008/09/06(土) 13:33:03.68 ID:cmZkGeFk0
酔っ払うのにまずいも糞もねえよ
→若いときはいいが、年を取ってから安酒で酔っぱらうのはかっこわるいぞ。
18 ネットカフェ難民(愛知県)2008/09/06(土) 13:34:40.33 ID:2X59g+4u0
ピーチワインは旨いぞ
甘いの嫌いな奴には合わないが
→デザートワインかな。それはそれで存在意義はある。
19 五十代(千葉県)2008/09/06(土) 13:35:21.21 ID:5h0h0zR/0
サイゼリヤのワインを飲めば、ワインに対する認識が変わる

41 ひよこ鑑定士(dion軍)2008/09/06(土) 13:40:03.68 ID:1y2+v2T70
>>19
俺もサイゼのワイン好きだけどそれは褒めすぎ
→サイゼリヤ行ったことがないw
24 毎日新聞配達(長野県)2008/09/06(土) 13:36:02.96 ID:z6CgertD0
ワインはきわめて幅が広い飲料。
まずいのは確かにまずいが、旨いのは旨い。
ひとくくりにできるものではない。
→そりゃそうだ。
46 柔道家(秋田県)2008/09/06(土) 13:41:13.95 ID:Jb57G29J0
「舌で転がすようにして味わう」というのがキモい

62 毎日新聞配達(長野県)2008/09/06(土) 13:43:56.03 ID:z6CgertD0
>>46
それは渋みを感じる舌の部位が横にあるから。
喉で味わうビールみたいな飲み方では、赤ワインの独特の渋みは楽しめない。
→「舌で転がすようにして味わう」必要があるワインばかり飲む必要はない。ワインによっては、のどで味わうような飲み方もアリ。安い白なんか、そんなにじっくり楽しむこともないだろう。だが、それなりの旨さが味わえるワインをビールみたいに飲むのももったいない。
48 団体役員(埼玉県)2008/09/06(土) 13:41:35.40 ID:l9P2dI5a0
貴腐ワインは美味しい。
→高いけどなw
49 日本にネチズン(コネチカット州)2008/09/06(土) 13:41:44.46 ID:6L/SqT/fO
シャトーマルゴーとかいうのは旨いと思った。
なんか良い物らしいな
→まあ有名だし。
55 ハイエナ(樺太)2008/09/06(土) 13:42:37.97 ID:nt2k/P6SO
300円のワイン不味いけど、コストパフォーマンスはいい

60 主婦(関西地方)2008/09/06(土) 13:43:29.81 ID:qBOWcMUx0
>>55
むしろワインは安いやつのほうが飲みやすいかと
→不味い酒を飲んでいられるのは若いうちだけ。オッサンになっても不味い酒で我慢できる人はいるけど、可哀想だと思うね。
72 美人(東京都)2008/09/06(土) 13:46:00.38 ID:CDp86Zy/0
葡萄ジュースのほうがうまいよね(´・ω・`)

75 美人(神奈川県)2008/09/06(土) 13:46:29.46 ID:rKHwj1Lk0
>>72
う、うん……(´・ω・`)

77 ブサイク(宮城県)2008/09/06(土) 13:47:39.81 ID:0xZYIehy0
人それぞれ

はい、終わり。
→あははは。
83 ヘンタイ(アラバマ州)2008/09/06(土) 13:50:07.27 ID:ldlITyNc0
ワインは不味いの買ってしまっても料理で使えるためハズレても損を減らせる
→白はいろいろ使い道があるけど、赤は?まあ、ミートソースに入れるとか、そういうのはあるけど…
86 家事手伝い(秋田県)2008/09/06(土) 13:50:41.76 ID:y044opaU0
俺は好き
手軽に酔っ払える
→だいたいワインがすべて肩肘張った飲み方をしなくちゃならないわけじゃない。フランスのボジョレー・ヌーボーや、オーストリアのホイリゲ(ホイリガー)みたいに、ごくごく飲むのが正しいワインもある。
98 三十代(コネチカット州)2008/09/06(土) 13:57:50.25 ID:/Z4pwKcWO
ドイツのアイスワインの甘さは最高
→食事には合わないけど、いいと思う。
100 三十代(北海道)2008/09/06(土) 13:59:16.11 ID:MYyWUL6m0
時々コルク臭いのがあって萎える
→それ、劣化してる(笑)
121 三十代(長屋)2008/09/06(土) 14:37:02.44 ID:SL4s7KNj0
ワインぅて肉食いながら飲むもんでしょ。ワインだけ飲んでもおいしくないんじゃないの。
→ワインはそもそも食事と一緒に楽しむものだから、ワインだけで楽しむのはやや上級者向け。
122 九条マン(コネチカット州)2008/09/06(土) 14:39:45.41 ID:Fqeo2tjGO
国内のワイン工場の直売で試飲してみれば、
だんだん味の違いに慣れる
→ワイン工場は行ったことないなあ。
124 自宅兵士(アラバマ州)2008/09/06(土) 14:41:30.79 ID:L8me0lpn0
外国人に日本の酒って甘ったるくて不味いよねって言われた時はショックだったな
日本のビールはビールじゃないとまで言われたし
→可哀想に、その外国人はおいしい日本の酒(日本酒、焼酎など)を知らないんだな。ビールは、ドイツ人が「エビスは、ドイツのビールよりもおいしい」って言ってたよ。昔の話だけど。
139 9条教徒(大阪府)2008/09/06(土) 15:18:43.24 ID:ixVxjLoB0
ワインの味とかあまり判らんけど
同じ価格帯で1000円台なら輸入物より国産のほうが美味しいと思うんだがどうか
→国産のものをあまり飲んでないから何とも言えないが…。スーパーなら1500円くらい出せば、フランスもイタリアもスペインも十分飲めるものが手にはいるよ。
145 IT戦士(関西地方)2008/09/06(土) 15:33:17.13 ID:JZpj0SvF0
飲みなれると赤は美味いよ
→もちろん(^^)

150 尿管結石(アラバマ州)2008/09/06(土) 15:40:50.89 ID:TvSKdp4Z0
20代前半はドイツの白か、アイスワイン・貴腐ワインなんかのデザートワイン飲んどけ
どうせ、カクテルやチューハイは美味いけど、他はちょっと…って感じだろ?
その内味覚が変わって、それまで食べれなかった野菜が美味しく感じるようになるから
マドンナとかなら、そこら辺のスーパーでも売ってる。黒猫はおすすめしないが
ちょっと変わったとこでは、ヴィオニエって言う白い花の香りがする、女の子が喜びそうな品種もある

フルボディーの赤は焼いたステーキと一緒に飲む
それか、チーズかフランスパン。日本には糞不味いチーズしかないので、輸入品のカマンベールを買ってくる
ちょっと探せば売ってるはずだ。これで「マリアージュ」というものがどういうものか、実感できるはず
安くて安定してるのはオーストラリアかローヌのシラー
スペインのはやめておけ。ボルドー・ブルゴーニュ・イタリアは、ある程度知識がないと、選ぶのが難しい

303 五十代(dion軍)2008/09/06(土) 22:39:38.37 ID:2fTxFin70
>>150
とてもよい意見だと思う。
→スペインはあまり飲まないので実はよくわからんが、そんなに厳密に選ばなくても、おいしいのはあると思うよ。
159 ひよこ鑑定士(catv?)2008/09/06(土) 15:56:58.28 ID:WpDXCBxo0
安いワインの方が美味い
価値がある=味がいいからじゃないんだよなこれ
→安い方が美味いとは言えない。高い方が美味いとも言えないが。「
価値がある=味がいいからじゃない」には半分同意。

161 四十代(広島県)2008/09/06(土) 15:59:51.91 ID:MLGPb63T0
コストパフォーマンスを考えれば、回転率の良い店の(重要)
800-2000円のワインで、いろんな種類のワインを飲むのが良い
同じ銘柄ばっかりじゃ飽きるし
→店というのは酒屋のことか?それならわかる。きちんとしたセラーじゃなくて、店内に並べておくと、どうしても劣化していくからな。あと、金額もまあわかる。ちなみに、店内に並べているのがアウトなのは、日本酒も同じ。
169 無防備マン(静岡県)2008/09/06(土) 16:25:06.00 ID:IlUt3E8N0
南米とかオーストラリアとかだと1000~2000円位でも飲めるものは多い
高いワインは総じて渋いので料理を選ぶ
→フランスワインでも、1000円台で飲めるのあるよ。「高いワインは渋い」というのは赤のことかな。それなら、「料理を選ぶ」というのは正しい。一般に、高いワインほどデリケートな味わいや香りを持っているから、変なものをあわせると台無しになる。
170 三十代(東京都)2008/09/06(土) 16:26:07.46 ID:xZy3pqNn0
ワイン工場で飲むと濃厚すぎるぶどうジュースな感じ
→ワイン工場で飲んだことがない。
175 毎日新聞配達(アラバマ州)2008/09/06(土) 16:29:12.34 ID:4ZdKE0MQ0
果物っぽくてフルーティなやつ飲みたいならブルゴーニュだな。まあボルドーもあるけど
→? 「フルーティ」の定義が今ひとつよくわからん。
181 四柱推命鑑定士(京都府)2008/09/06(土) 16:46:58.60 ID:bxE1+0UP0
ワインって飯ありきだよな。肉や魚には合うけど、無しでは不味い
→その点、ビールやウイスキーとはちょっと違うね。
188 ブサイク(東京都)2008/09/06(土) 16:55:55.11 ID:OyrBUPid0
だが、ベネチアのバーカロは良かった
→ベネチアではバーカロに行った記憶がない(´・ω・`)
189 四十代(アラバマ州)2008/09/06(土) 16:57:01.81 ID:hOrVfHcW0
スパークリングワインは美味い。スイーツ上等
→ちょっと飲むならスパークリングはいいね。ただ、一人暮らしだと開けた後、困る。
195 ネットキムチ(神奈川県)2008/09/06(土) 17:06:35.70 ID:qbNDjTVd0
ワインは美味いものは美味いんだろうけどダメだわ
味がわけわからん

207 漁師(catv?)2008/09/06(土) 20:22:58.84 ID:wu2a/TKq0
せっかくの葡萄をあんな糞しぶいアルコールにするなんて

212 三十代(東京都)2008/09/06(土) 20:26:21.84 ID:dRGDqkel0
>>207
ワイン用のぶどうはそのまま食ったらまずいぞ。
生食でマズイからワインにしているのか、ワインを造るためにワザワザまずいぶどうを
品種改良で作ったのかは知らん。
→まあ、いろいろ飲め。話はそれからだ。
208 住居喪失不安定就労者(神奈川県)2008/09/06(土) 20:23:14.09 ID:W3pnh8X+0
ワインって一本2000円ぐらい出して、ようやく中級程度のが買えるけど、
日本酒なら一升5000円出せば、かなり良い酒が買えるよな。
どう考えても日本酒の方がお得なイメージがある。

214 五十代(愛知県)2008/09/06(土) 20:27:55.67 ID:3o68enEW0
>>208
日本酒でもそうだけど値段と味は比例せんよ。高くてまずいやつ、有名でまずいやつは
腐るほどある。
→ワインと日本酒の値段の違いは、国内で作ってるか、国外で作って輸入してくるかの違いでは?
221 村長(岡山県)2008/09/06(土) 20:39:53.83 ID:jBFopmmr0
チリワインは安くて旨いよ
なんて言ったら叩かれそうだな。
→コルクが安物だけどね。最近はスクリューキャップなので、いいかも。
230 四日便秘(大阪府)2008/09/06(土) 20:50:47.09 ID:IJzywBzm0
俺はファンタグレープでいいわ

233 船長(dion軍)2008/09/06(土) 20:50:57.25 ID:FKlqY3+T0
ワインって値段に関係なく
味の基本が不味い
ワインを好む奴って決まって『ええカッコしい』が多い
→ワインをワイングラスで飲むからだよ。普通のタンブラーとかで飲んでみ。1000円くらいのワインなら、そういう飲み方でいい。
234 明日もバイト(愛知県)2008/09/06(土) 20:51:35.79 ID:9NQOchIS0
ワインが不味いって煮込み料理とか何使ってんの?
→?
243 四十代(神奈川県)2008/09/06(土) 20:57:37.97 ID:azU5kG1t0
赤は基本常温だからな・・・あれだけで飲むのは辛い。ちゃんとしたつまみが無いと。
→日本では赤ワインも少し冷やした方がいいよ。
245 ヘンタイ(山梨県)2008/09/06(土) 20:59:48.38 ID:uem7amDC0
赤ワインの含有するポリフェノールのリスベラトロールはすげーらしい。
→へええ。
250 ブラ男(アラバマ州)2008/09/06(土) 21:02:22.04 ID:89qiyxkH0
熟成物が美味しいとは限らないとか色々言われてるけど、
俺からすればやっぱり新物とヴィンテージは比べものにならないくらい違う
同じワインとは思えないよ
→確かに。ヌーボーはすぐに飲まないとね。
258 無防備マン(東京都)2008/09/06(土) 21:10:38.95 ID:uzSB9SQd0
ワインは調味料としてしか使ってない
白は炒め物
赤は煮込み
→白っぽい煮込みには赤ワインは使えないんじゃね?
269 四日便秘(神奈川県)2008/09/06(土) 21:19:56.72 ID:RztLmI+20
赤玉パンチ甘すぎ
→最後に飲んだのが20数年前だと思う。味は忘れた(笑)
275 ダフ屋(樺太)2008/09/06(土) 21:25:17.67 ID:mIL89ry6O
輸送のときに劣化しやすいのよね。
フランス出張のときにスタッフに連れて行かれて、
昼間から飲んだワインはうまかった。
→状態が違うよね。日本酒の蔵元に行って飲ませてもらうと、全然違うのと同じ。
277 紅茶鑑定士(東京都)2008/09/06(土) 21:29:58.64 ID:NeY46Ngz0
ワイン頼むと「かっこつけてる」と思う奴なんなの?何に嫉妬してるの?
俺はワインの味は大して好きじゃないけど、酔い方が気持ちいいから好きだ。
数百円の安物じゃダメだけど、そこそこいいやつを飲むとサッパリ酔えて二日酔いも少ない。
→500円とかのワインは止めておいた方がいいね。
279 珈琲鑑定士(長屋)2008/09/06(土) 21:33:22.45 ID:OKAQediW0
川島なんとかさん


281 ネチズン(長屋)2008/09/06(土) 21:36:42.70 ID:h2GjMwEx0
ワインはもともと日本人の体には合わない
ビールにしても米入れてようやく嗜好に合う感じ
→体と言うより、食事に合わないと言うべきかな。でも、田崎さんの本を読んでいたら、ワインも十分日本食に合うんだと思った。
283 ダフ屋(樺太)2008/09/06(土) 21:43:22.13 ID:mIL89ry6O
日本人よりも日本の水に合わない。
海外土産のビールとかむちゃくちゃうまいから。
→水というのはあるね。
312 ネットキムチ(コネチカット州)2008/09/07(日) 00:13:43.13 ID:xtmAJQvQO
とりあえず初心者に貴腐ワイン薦めてる奴は無知。

アイスワイン・氷結ワインが素直な味しててお薦め。
→貴腐ワインって高いんだよ?すっきり飲めるイタリアの白から入るのもいいと思うよ。ビール代わりにごくごく飲める。ただし、後でどうなっても知らん(笑)
325 ネギ(樺太)2008/09/07(日) 01:13:44.95 ID:RQktajj90
オーストラリアのワインは初心者でも意外と美味しく呑めるよ。
→オーストラリア全般に言えるとは思えない。
358 やわチチ(東京都)2008/09/07(日) 09:19:12.96 ID:KISEtWi00
>>1
甘口ワインから入れよ

360 日本にネチズン(東京都)2008/09/07(日) 09:22:47.03 ID:3w6wLXJg0
最近、ワインにグレープフルーツとかオレンジの切り身を突っ込んだ
「サングリア」っての置いてる居酒屋増えたよね。

安いワインの味を誤魔化すのに最強だな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2
→サングリアは名前は聞いたことがあるが、飲んだことがない。
364 ヘンタイ(大阪府)2008/09/07(日) 09:25:14.87 ID:sVDqhfJc0
ν速でビールやワイン叩いてる奴ってどうしたいの?
→?
376 三十代(アラバマ州)2008/09/07(日) 09:41:19.94 ID:jGNG6AjQ0
俺もワイン不味いなあと思ってたが、
一度フランス人と一緒に食事をする機会があって、
その時にそのフランス人が頼んだワインは滅茶苦茶美味かった。
別に高いボトルでもなかったのに。

あれだけ美味いんならフランス人が持ち上げるのも当然だと思った。
でも日本人の薦めるワインは不味いし、どれ選んだら美味いのか分からないんだよね。
→どんな日本人が勧めたワインを飲んだんだ?まあ、無名なワインの中にもおいしいものはたくさんあるけどね。
402 民主労働党(大阪府)2008/09/07(日) 17:38:35.80 ID:HBVAv86c0
ステーキと赤ワインの組み合わせは美味すぎる
→御意。
420 日本にネチズン(dion軍)2008/09/07(日) 21:42:12.92 ID:Vr+HyRk30
ワインはつまみ次第で相当変わる
→どんな料理に合わせるかで、ずいぶん印象は違うね。


Thursday, September 18, 2008

ドストエフスキー「悪霊」ほぼ読了

「悪霊」を読了した。精確には、第2部末尾または第3部冒頭に置かれるはずの「スタヴローギンの告白」をまだ読んでいるのだが、ストーリーはだいたい追うことができた。後半1/3のテンポは非常に速く、前半の退屈さが嘘のようだった。

いろいろな登場人物が後半に入って死んでいくが、死んでいった人物はすべて何かを突き詰めていた人たちのような気がする。優柔不断な人物やよくわからない立場にいた人物は最後まで生き残っていたのではないか。キリーロフ、シャートフ、ステパン、ニコライ、いずれもちゃんと結末がついてからの死だった。ピョートル、ヴィルギンスキー、ワルワーラ夫人、いずれも立場が定まっていない。いや、最後までストーリーを追ったから、そう思えただけかもしれない。

女子サッカーにはスコートを採用すべき

オランダの女子サッカーでミニスカートを採用して、人気が出ているとのニュース。ミニスカートと言うより、スコートではないのかな。いずれにしても、短パンよりは圧倒的に選手がキュートでセクシーに見えるので、人気を集めたいなら日本女子サッカーも見習ってみてはどうだろうか。

「おさいぽ!」始まる

ペーパーボーイアンドコーが「おさいぽ!」という決済制度を導入した。事前に購入したポイントの中からサービス利用にかかる費用を支払う制度だ。

この制度を採用している会社としては、他にはてなを思いつくが、この制度は今ひとつ好きになれない。最初に数百ポイントを一括して購入し、その中から利用したサービスの分だけポイントが差し引かれる制度だが、そのサービスを利用しなくなったら、残りのポイントはそのままになってしまう。現に、はてなのポイントは数十ポイント残ったまま、使い道がないので放置している。

もちろん、サービスを利用するたびに決済しないことにより、クレジットカードの番号入力などの手間が省けることは間違いないが、ポイント決済に移行したところでサービス利用にかかる費用は下がることはないので、ポイント決済は基本的に損だと思っている。

Suicaにお金をチャージしているのと似ているように思うかもしれないが、関東に住んでいる限り、JR東日本を利用しなくなることは(私の場合)基本的にあり得ない。しかし、はてなやペーパーボーイアンドコーの有料サービスを利用しなくなることは充分にあり得る。

Wednesday, September 17, 2008

「ソニー、デスクトップ型PC開発打ち切り」の真相(?)

一昨日、ソニーがデスクトップ型PCの開発を打ち切るとのニュースが流れた。ヘッドラインを見て、松下や東芝みたいにノートのみになるのかと思ったら、一体型のみになるのだとか。「デスクトップ」の定義の問題だった。だいたい、ソニーはすでにAV用ハイエンドのtype Rしかなかったらしいし、どこにもあまり影響はないので、ニュースバリューはかなり低い。

いわゆるデスクトップ型を大手メーカーが作るなら、20万円を超えるハイエンドしかいらないだろう。それ以下は、ドスパラ・サイコム系ショップブランドか、エプソンダイレクト・Dell・HPなど直販系で十分だ。とはいえ、実際には10万円そこそこの中途半端な価格帯のものが結構たくさん出ているわけだけど。

Googleの検索エンジンはまだまだ発展途上

Googleの検索結果について、問題点を思いついたのでメモ。

まったく同じ内容の記事を書いても、どのブログサービスを使ったかで検索結果の表示順位が上下するのは実はよくないことではないか。みんな、当たり前だと思っているけれど。ドメインによって信頼度が上下するというのは、検索結果を得る人にとっては不利益ではないか。たとえば、ココログのcocolog-nifty.comなんて、ものすごくバリューの高いドメイン名で、同じものを独自ドメインのブログとかアサブロ(ASAHIネットのブログサービス)とかに載せると、検索結果に全然出てこない。ついでに人も来ない。

もちろん、非リンクなどを数値化して機械的に処理することは、検索システムの充実にとって一定の役割を果たしてきたけれど、内容をまったく読まないロボットによる処理はそろそろ限界に来ていないか。ワードサラダとか、スパムブログとかが検索上位に来ていると、強くそう思う。あと、自分のブログが検索結果上位に来ているとき、「このキーワードにはもっと適切なブログなどがあるはず」と思うことも多い。

やっぱりGoogleってまだまだだよなあ。

Tuesday, September 16, 2008

SafariでSSL通信を確認する

SSLが必要なページはFirefoxで見ていたのだが、なぜかうまくアクセスできないページがあったので、Safariで見ることにした。そこでSSL通信をする必要があったのだが、アドレスバーが「https」から始まることは簡単に確認できるが、SSLにつきものの鍵アイコンが見当たらない。ステータスバーに見つからないと、もともとWindowsユーザーの私は「へ?」となってしまう。

で、どこに鍵アイコンがあるかというと、右上。


クリックすると、おなじみの証明書の内容が表示される。これで一安心。

こんなiPhoneが欲しい

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ:Wall Street Journal)の記者が、日本でのiPhone販売が低迷していることに言及している。2ヶ月で20万台まで来たが、それ以降は今ひとつの売れ行きのようで、「結局50万台いかないのでは」という予測がアナリストの間に広がっているとか。年間5000万台売れる日本の携帯市場で50万台売れなかったら、失敗に限りなく近い。

そういう予測はともかく、商品コンセプトにあまり大きな変更を加えずにどうすれば100万台以上売れるのか、ちょっと考えてみよう。題して、「こんなiPhoneが欲しい」。
  1. 1.5mの高さからコンクリートに落としても壊れない。傷も付かない。
  2. 本体にストラップ用の穴が開いている。
  3. micro SDHCカード内蔵。
  4. W-SIMは他のソフトバンクケータイと差し替えて使用できる。
  5. 絵文字は他のソフトバンクケータイと同じように入力・表示できる。
  6. デジカメには、フレーム機能が充実。マクロもズームも搭載。
  7. おサイフケータイ対応。
  8. ワンセグ視聴可能。
  9. 本体色のバリエーションは16色。
  10. 毎週末に女性向け使い方講習会開催。
  11. Macと接続すればモデムとして使える。
  12. MacBookとiPhone(W-SIMカードなし!)がセットで買える。
  13. ニコニコ動画にアクセスできる。3G経由ならニコ動モバイルでもいい。
なんか平凡だな(笑)

戸田覚、ThinkPad X61 Tabletを語るが…

今さら、ThinkPad X61 Tabletのレビューをされても困ってしまうなあ。もう市場から消えていくマシンだし。あと、
大容量バッテリーの後ろの突起が2つあるのが意味不明だ。
とあるけど、これ、見てわかるように別々のパーツを組み合わせてあって、内側のパーツは別のバッテリ(?)と組み合わせて使うことができるようになっているんじゃない?

(追記)
最後のところは「内側のパーツは、他のバッテリにも流用されるんじゃない?」ということでした。

Mac OS XからMac OS 9.x環境にファイルを渡すときに注意すべきこと

Mac OS XからMac OS 9.x環境にファイルサーバ経由でファイルを渡すとき、いくつか気をつけないといけないことがある。Mac OS X側はファイルサーバにAFP(Apple Filing Protocol) over TCP/IPで接続していれば、ファイル名やフォルダ名の文字化けは生じないが、問題はファイル名やフォルダ名の長さ。長すぎるファイル名はそれだけで Mac OS 9.x側で見えない原因になるし、ファイルまでのフォルダ名の合計の長さ(簡単に言えば、パスの長さ)が一定値を超えると、Mac OS 9.xから見えない。ちゃんとコピーしたのに、「ありませんけど?」と言われる。

ちなみに、Mac OS XでNASに接続するとき、AFP over TCP/IPを選択しないとフォルダ名の2バイト文字が文字化けするのは有名な話。

Domaine D'Aubaret Merlot 2006

"Domaine D'Aubaret Merlot 2006"
メルローがメインかな。すっきりした渋み。バランスはとてもいいと思う。でも、あまり香りは強くない。ごくごく飲むタイプ。GX200で撮った。さすがに画質はケータイのカメラとは比べものにならないくらい、いい。

Monday, September 15, 2008

正直者は得をする?損をする?

livedoorニュース経由、Record Chinaからのニュース
2008年9月12日、急速な経済発展に伴い、価値観もますます多様化してきている中国。中国社会科学院が12日発表した「中国社会の調和と安定に関する研究報告」によると、70%近くの人が「正直者は損をする」と考えていることがわかった。中国青年報が伝えた。

社 会的価値観については、大多数の人が「家庭生活の快適さと仲の睦まじさを重視している」(91.6%)、「もっと多く収入を得たい」(88.3%)、「個 人の才能を十分に発揮している」(82.1%)、「プライベートの楽しみを追求する」(79.4%)としており、「社会のために大きく貢献したい」と考え る人は77%を占めた。また、3分の1以上の人が名声を求め、4分の1の人が権力を求めていることもわかった。
特に注目すべきなのが、「苦労なくして成功なし」という道徳概念は大多数の人が否定しており、これに同意した人はわずか26.1%。人々が「才能」に対して新たな認識を持っている表れでもあり、享楽主義の傾向が表れている。
この手のニュースは中国がどうこう言うより、日本はどうなのか、自分はどうなのかを考えた方がいい。「家庭生活の快適さと仲の睦まじさ」は、日本では中国より低いだろう。「もっと多く収入を得たい」も中国より低いだろうが、「プライベートの楽しみ」は中国より高いかもしれない。

「社会のために貢献したい」は中国より低いだろう。名声や権力を追い求める人は少なく、同時に社会正義を求める人も少なく、自分と自分の周囲が充実した生活を送っていればいいと思う人は多いのではないか。

自分の環境も含めて、ちょっと生温いね。ゆでがえるにならなきゃいいけど、たぶんそうなるんだろうなあ。

Sunday, September 14, 2008

ランディ・パウシュ「最後の授業」読了

ランディ・パウシュの「最後の授業」を読了した。以下、いいなと思った部分を抜粋。
配られたカードを変えることはできない。変えられるのは、そのカードでどのようにプレーするかだけだ。(S.33)

煉瓦の壁がそこにあるのには、理由がある。自分が何かをどんなに真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ。(S.101)

「自分(引用者注:妻のジェイ)に言い寄ってくる男性がいたら、気をつけることは簡単。彼の言うことはすべて無視して、彼のすることだけに注意すればいいの」(S.168)

経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。そして経験は、君が提供できる中で、たいていもっとも価値のあるものだ。(S.173)

自分が謝罪しても相手が謝罪しないときはどうすればいいかと、尋ねる学生もいる。そんなとき、ぼくは彼らに言う。「君にはどうしようもないことだから、君が悩む必要はない」(S.191)

人は様々な理由で嘘をつく。たいていは、少ない努力で何かを得られそうに思えるからだ。でも、短期的な戦略の多くは、長期的には非効率的だ。嘘をついた人の大半は、その場で切り抜けたと思っている。でも実際は、嘘をついても終わりではない。(S.193)

クリシュナムルティは、死にかけている友人にどんな言葉を書ければいいかと聞かれてこう答えた。「あなたの友人に言いなさい。彼が死ぬときは、あなたの一部も死んで一緒に行くと。彼がどこに行くにしても、あなたも行く。彼はひとりではないのです」(S.221)
それぞれ、そこそこ役に立つ言葉だと思う。DVD付きの書籍もあるみたいだが、YouTubeにいくつか動画が上がっているので、リンクをしておこう。


Saturday, September 13, 2008

OpenDNSを使ってみよう

Realtekのサイトにアクセスしようとしたら、どうしてもタイムアウトしてしまう。DNSをOpenDNSに設定し直したらつながった。

DNSのトラブルかなと思ったら、このページを読みながら設定し直してみるといいかも。

Wikipedia日本語版は…

悪マニさんのこの記事が気になる…。ちょいと引用。
あと、Wikipediaの管理人か管理人経験者か知りませんが、Wikipediaと表現の自由は関係ないなどと言って、Wikipediaの正当性をアピールしている人もいます。表現の「ひょ」の字も語る資格の無い記事です。そもそも、Wikipediaは「社会正義のためのプロジェクトでは無い」ことをアピールしているのですから、管理人の腐敗は、即、社会悪であることに直結します。だいたい、自ら「ボランティアだから」どうのこうのと主張する人は、変な人が多く、ボランティアを笠に来た寄生虫の様な人である場合が多いです。本当のボランティアは、そのような「免罪符」を声高に主張しません。
Wikipedia(日本語版)管理人の一人に会ったことがあるけど、………という感じだった。とりあえず、管理人らのやることをチェックする方法がなく、国内に責任者(訴訟の対象となる人か組織)がない、というのは実は大変大きな問題だ。

ふと気付いたんだけど、Googleなどと同じ“におい”を感じる。「お前らの役に立っているんだから、つべこべ言うなよ。タダだから、感謝して使えよ」という“におい”。自分たちの信念のためには、社会正義とかはどうでもいいんじゃないか?

こういうことに出会うと、ユダヤ陰謀説とか信じたくなってしまう。その方が明快でいいくらいだ。

livedoorニュースの表示が遅いのをどうにかしてみる

livedoorって、いいサービスもたくさん提供しているんだけど、どうにも我慢できない動作速度のサービスを放置したままのことがあって困る。以前、livedoor clipを使っていたら、時間帯によっては反応が全然戻ってこないので、我慢できなくなって移転した。おそらくサーバの負荷分散について、社内の技術者があまり慣れていないんじゃないかな…と素人が推測してみる。

livedoor ニュースも同じかもしれない。バナー広告を配信するアドサーバの反応が、たまに非常に遅いことがある。上にあるバナーが出てこないものだから、下の記事が まったく表示されない。リロードすれば表示されることもあるが、よくあることなので、ちょっとイヤになってきていた。ちなみに環境はFirefox 3.0.1+Windows XP SP3。

ということで、Firefoxのアドオン「Adblock Plus」を使ってちょちょいーっと設定してみた。まず、Adblock Plusをインストールしていない場合は、公式ページからダウンロードしてインストール。
「Firefoxへインストール」をクリックしたら、インストールできる。
次に、livedoorニュースを表示して、バナー広告を右クリック→「Adblockフレームをブロック」を選択。

すると、次のダイアログか表示されるので、「フィルタルール」で「http://click.adv.livedoor.com/*」となるように文字列を変更。

変更できたら、「OK」ボタンをクリック。これで終わり。
livedoorニュースのページをリロードしてみよう。
ほら、すっきり。しかも、速い。

バナー広告一般を否定するものではないけれど、コンテンツの表示に影響を与えるような要素を放置しているlivedoorはどうよって話でした。

夢を語るのは実は難しい

Yahoo!にも雑誌記事の一部が掲載されるようになった。FPNやAgile Media Networkなどと比べると、非常に読みやすい。本職のライターや記者、文筆家が書いているので、当然と言えば当然だけど。

それはともかく、日本では「夢を語ること」はとても難しいような気がしている。松尾信之氏によれば
一国の首相が国会で「(ボク)かわいそうなんですよ」とグチる幼稚さ。テリー伊藤氏(演出家)が「米国ではマケイン氏やオバマ氏が熱く夢を語っているのに、日本のトップはなんと頼りないのか」とでコメントしていたが(『毎日』2日付)、まったくその通りだ。
アメリカでは政治家が夢を語る。日本では政治家は夢は語らず、日常を語る。財界人の方がまだ夢を語りやすいが、こっちの夢はカネと表裏一体なので、あまりお里が良くない。

じゃあ、自分はと言うと、もうずいぶん前に夢と呼べるものを持つのは止めていた。30年くらい前に、原子炉の青い火を理科の教科書の口絵で見て、大学にはいるくらいまでは少しは夢見ていたかもしれない。その後、数学と物理の才能が決定的に欠けていることがわかったので、早々に放擲したが。

それ以降、夢らしい夢は持った記憶がない。今もない。今の日本は夢を持ちにくい社会なのではないかと思う。せいぜい、「株で大儲けして左うちわで暮らしたい」とか「自分の企画した製品を大ヒットさせたい」とかくらいじゃないか。その先がまったく見えない。儲けてどうするのか、製品が大ヒットしてどうするのか、そのあたりが見えない。もちろん、「家族で幸せに暮らしたい」も立派な夢の1つなのだが、これがなかなか難しい。まったく大変な世の中である。

日本と言えば、政治は三流、経済は二流。一流なのはクリエイターくらいだろうか。夢に近い場所で働いているのだから、少しは夢を見られるようにしたいものだ。

Friday, September 12, 2008

事故米流用と構造計算書偽造とトレンドマイクロ事件

事故米流用事件を見ていて、姉葉建築士の構造計算書偽造事件と似ているなと思った。ごく一部の人が不正を働いたおかげで、数千、数万の人に被害が及ぶ。2005年に起きたトレンドマイクロ事件もそうだ。フィリピンのラボで一部のテストを省略したおかげで、数万台のパソコンに障害が起こった。

…だからどうだ、という結論はないんだけど。

ネット定額制崩壊はNGN普及への布石?

しばらく前のニュースだけど、米国のCATV大手二社がネット接続定額制を止め、通信量に応じた料金体系に移行するという話がアルファルファモザイクにあがっていた(ソースは日経)。

動画共有サイトへのアクセスが増えると、各IXに多大な負荷をかけることになるのは想像に難くない。Winnyなどファイル共有ソフトで毎日数十GBを落としたりアップしたりするユーザは規制されても仕方ないと思うが、動画共有サイトへのアクセスを控えなくてはならなくなるなら、ちょっとどうか。

この話、NGNとリンクさせるとおもしろい。NTTはNGNがなかなか普及しなくて困ってるはずだから、「NGNに加入すれば、動画共有サイト見放題!非NGNユーザは動画共有サイトを使えません」って流れになると予測してみる。たぶん、そんなことはないと思うけど。

「モリー先生との火曜日」読了

「モリー先生との火曜日」(NHK出版)を読了した。いろいろ考えさせられる本だ。その中から、本質的ではない部分をちょっと引いておこう。
「結婚というのは、テストされるんだよ。自分がどういう人間か、適応できるかできないか、それを見つけるのが結婚だ」(S.151)
ゴールでもスタートでもなく、試練の続きということか。

もう一カ所、これは少し本質的。モリー先生の死期が近くなり、「ぼく」とモリー先生は、モリー先生が死んだ後、「ぼく」が墓参りに来たときのことを想像する。
ぼくはモリーの墓を思い描く。丘の上、池を見下ろす場所。三メートル足らずの小さな土地。そこにモリーを置いて、土をかけて、上に石を乗せる。あと三週間くらい?それとも三日?ぼくはそこにひとりで座っている。膝の上に手を組み、宙を見つめて。/でも、いつもと同じじゃないですね、先生の話すのが聞けないんだから。/「ああ、話すねえ…」/モリーは目を閉じ、にっこり笑う。/「そうだ、こうしよう。私が死んだ後は、君が話すんだ。私が聞く」(S.172)
もしかすると、身体というのは、心の入れ物でありながら、同時に心を閉じ込めている檻なのかもしれない。そこから出て行くときの自由さは、どんなものなのだろうか。

検索エンジンって不便だよね

もしネットに著作権という概念がなかったら、切り取ったり改変したりすれば本質が変化してしまう文学作品は別にして、実用的な情報などを勝手にまとめるサイトとかサービスとかが作りやすくなって、検索エンジンが不要になったりはしないか。

なぜこんなくだらないことを考えたかというと、今の検索エンジンはダメだからだ。スパムを排除する技術が未熟だからとか、そんな意味ではなく、普通に検索できたとしても知りたい情報を十分に得ることができるとは限らない。キーワードによっては、かなりリテラシーが高くないと、適切なページを探し出すことができなかったり、ページは見つかっても探している情報にあたらなかったりする。

これって何かのヒントにならないかなあ。いや、もしそんなものがネットに自由に作れるようになったら、出版業界は終了するかも。

Thursday, September 11, 2008

「KeePassX」を使ってみよう

パスワード管理ソフトは「ID Manager」を使っているのだが、Windows専用ソフトなので、Macでパスワードを入力したいときには隣のWindowsマシンを操作しなければならない。

MacとWindowsを並べて作業しているときはまだ「めんどくさい」で済む話なのだが、MacBookだけ持ち出したときはアウトだ。BootCampとか仮想環境という手もあるが、スマートな解決方法とは言えない。

それで、MacとWindowsの両方で使えるソフトを探してみたら、「KeePassX」というのがあった。「KeePass」のMac版のようだけど、LinuxでもWindowsでも(?)使えるようだ。

特徴を公式ページから訳してみよう。超約につき、ミスはご容赦。
  • いろいろな管理方法が可能。(1)識別しやすくするため、キーごとにタイトルを付けられる。(2)パスワードの期限切れをそれぞれのキーに設定できる。(3)添付ファイル可能。(4)キーやキーのグループにユーザ定義のシンボル(アイコン)を付けられる。(5)キーの高速複製可能。(6)グループ内のキーをソート可能。
  • 検索機能。(1)特定のグループ内、またはデータベース全体から検索可能。
  • データベースのセキュリティ保護機能。(1)KeePassXのデータベースにアクセスするとき、パスワード、キーファイル(CDまたはフラッシュメモリなど)、その両方が必要となる設定が可能。
  • 自動入力(試験的に実装)
  • 安全なパスワード文字列を自動的に生成。(1)安全なパスワードを高速・簡単に生成するため、パスワード生成機能をいろいろカスタマイズできる。
  • パスワード漏えい防止。(1)パスワード強度の測定。(2)アステリスクでパスワードを非表示に。
  • 暗号化。(1)AESまたはTwofishアルゴリズムを使用。(2)256ビット暗号化でデータベースを保護。
  • キーのインポートとエクスポート。(1)PwManager(*.pwm)とKWallet(*.xml)からのインポートに対応。(2)テキストファイル(*.txt)でエクスポート可能。
  • OS非依存。(1)KeePassX本体およびデータベースファイルはクロスプラットフォーム。
  • フリーソフト。GPLで提供されるため、無償利用・再配布可能。同じラインセンスを採用する限り、ソースコードの改変や改変したコードを配布することも可能。

Wednesday, September 10, 2008

Haloscan.comからのトラバが文字化け

Haloscan.comからはてなに打ったトラックバックが文字化けしていたorz タイトルを欧文だけにしないとダメかも。というか、トラックバックを受け付けないんだから、外に打つのは止めるべきか。

国内メーカーがスマートフォンを作らないのはなぜ?

昨日イー・モバイルからスマートフォンの新製品「touch diamond」が発表されたが、どうやらauもスマートフォンをやっと出すことにしたらしい。メーカーはHTC。DoCoMoはRIMの新機種を投入し、トップセールスを展開する予定だとか。iPhoneが今ひとつなのを受けて、市場にまだ空きがあると見たか。

しかし、これらのラインナップに国内メーカーの名前がないのが悲しいところだ。シャープは以前から精力的に端末を供給しているが、他社はほとんど聞かない。NECやパナソニックがRIMやHTCと比較して技術的に劣るとは思えない(携帯電話では、あんなに技術を詰め込んだ端末をリリースしているのだから)ので、やろうと思えばできるのではないか。HTCの端末を(中身を少しいじっているのかもしれないが)そのまま国内で販売するくらいだから、国際規格のスマートフォンを作って欧州や北米に出て行けばいいのに…と思うのは、事情を知らない人間だから思うことなのかな。

新iPodラインナップについて

iPodのラインナップが一新された。と言っても、ボリュームゾーンのnanoと、iPhoneとの関係が微妙になっていたtouchがちょっと変わっただけで、機能的には今ひとつ新味に欠ける。iTunes 8のGenius機能がどんなものか、少し気になる程度。

classicの160GBをなくし、120GB一つに絞ったのは仕方ないが改悪。shuffleにカラーバリエーションを追加したのは遅すぎるくらい。touchの形状が変わったのは、今ひとつ意図がわからないが、ボリュームキーには好感が持てる。

ドストエフスキー「悪霊」第三部にwktk

ドストエフスキーの「悪霊」がやっと第三部まで来た。いきなりユリア夫人主催のパーティが大混乱の模様。どうなることやらwktk(笑)
ある一点に関しては、語り手たる私に対してあまりに精細な描写を要求する権利は誰にもないはずである。それは秘密であり、女性の一身に関したことだ。しかし、一つだけ私の知っていることがある。それは昨晩彼女が夫の部屋に入っていって、夜半をずっと過ぎるまで二人だけの時を過ごしたということである。レンプケは許され、慰められた。(pp.242)
えっと、これって…。

今やGoogleは公的サービスと同等に扱うべき

finalventさんが読売新聞の社説を批判して、こう言っている
依存するかどうかは個人の問題。グーグルの本質は検索サービスとは言い難い。そしてでもかりにそうであっても、私企業だからという問題ではない、っていうか、コモンキャリアじゃないんだからこの手の情報サービスは私企業であるべき、基本的に。
何度でも言おう。Googleの本質は広告代理店であり、Googleが提供する素晴らしいサービスの数々は、広告を見せるための媒体である。その意味では、Googleはテレビや新聞と同じマスメディアだ(しかし、伝えるべき情報を自ら作り出すことがないという意味では、マスメディアではない)。

そして、検索エンジンが私企業によって提供されることには問題がないと言っても、インターネットという公的な媒体で非常に大きな役割を果たしているGoogleを、彼らの良心に任せておくことには反対だ。なぜなら、Googleの検索エンジンはすでに公的な意味合いを持ちつつあるからだ。この点については、読売新聞の社説が、
検索サービスも、中国のように検閲が厳しい国では、政府の方針に合わせて、情報が選別されている。規制がない国でも、グーグルの方針に沿わない情報は選別される、という指摘がある。
と暗に批判しているとおりで、Googleがどんなサービスをどのように提供しようと勝手だが、もはやGoogleが自分の意思によって「表示する情報」と「表示しない情報」を選別することは許されない。鉄道会社が公的な性格を担っているのと同じように、もはやGoogleも公的な存在として規制すべきだ。

Googleが見せたいようにしか見られない世界はイヤだ。

Tuesday, September 09, 2008

「お忍びリネーム」は便利そう

Windows XPでファイル名を変更したいとき、F2キーを押すとファイル名全体が選択され、拡張子を変更してしまうミスが発生することがある。「お忍びリネーム」を使うと、F2キーを押したとき、XPでも拡張子の前までの文字列を選択した状態になるらしい。情報源は「窓の杜」。

パームレストを新調した(写真追加)


ずっと使っていたパームレストが汚れてきて、べとっと張り付いてイヤな感じだったので、新調した。サンワサプライのジェルリストレスト(ブラック)TOK-GEL22BK。1100円くらい。ディンプル加工なので、べとっと掌に張り付かないのがいい。

ちなみに、写真はGX200で撮影した。解像度がいい。かなり近くまで寄れる。AFに時間がかかるなあと思っていたのは、マクロ時のみだったので一安心。

iGoogleにログインできない?

iGoogleが表示できたりできなかったりする。Gmailの画面左上にある「ウェブ」のリンク先は「http://www.google.co.jp/webhp?tab=mw」で、これをクリックした先の画面ではどうしてもログインできない。一方、Googleドキュメントの「ウェブ」のリンク先は「http://www.google.com/webhp?tab=ow」で、これはログインできる。どうやら、ドメインの末尾が「.co.jp」なのか「.com」なのかで変わってくるようだ。

そう言えば、ちょっと前にFirefox 3.0.1でセキュリティ関係のアラートが出ていた。SSLの証明書がちょっと混乱しているようだった。その関係かもしれない。

Monday, September 08, 2008

Googleの本質

Googleの将来に対する懸念をちょくちょく見かけるようになってきた。YOLにもこんな記事が載った。株価がなかなか戻らないようだ。まあ、米国は今、サブプライム問題ですったもんだだから、多少仕方ないと思うが…。

Googleは非常に優れた検索エンジンを所有する広告代理店だ。検索エンジンの技術革新はとどまるところを知らないだろうが、広告の売上は景気に左右される。万一、インターネット以外の広告媒体が一般的になるか(これは、私たちが生きている間には起こらないと思うが)、検索連動型広告よりも効果的な広告が登場すれば、Googleの勢いはそがれる。

エンジニアはGoogleの技術面にのみ注目しがちだが、それを支える本質が何かを知っておくのも悪くないだろう。

ミニノート市場の行方は?

台湾メーカーが市場を作り、米国メーカーも参入したのに対して、国内メーカーが静観の構えを崩さないミニノート市場。私自身、「そんなにこの市場は大きくないだろう」と思っていたのだが、いまだに落ち着く気配がない。理由はいくつかあるんだろうが、最大の理由はイー・モバイルなのかもしれない…という分析が大河原さんから出てきた。イー・モバイルは、8月も純増数第3位だったし、この分析は頷ける。ミニノート市場とイー・モバイルがうまく連動しているわけだ。

ミニノートだけで、モバイルでの通信手段がないなら、どこかで市場の拡大は止まるだろうけど、モバイルと連動すると読みが難しくなる。EeePCが100円という値段を付けられていれば、「パソコンが100円だから安い」と思って回線を契約してくれる。回線の売り方としては本来的ではないけれど、まあ面白い展開になっていることは間違いない。

画面キャプチャはWinSnapで

Vistaでダイアログをキャプチャすると、結構な頻度で周囲が欠けることがある。回避するには、Alt+PrintScreenが手っ取り早いのだが、これでは不便だ。「WinShot」など、有名なキャプチャソフトはこの問題にほとんど対応しておらず、ことあるごとに言ってきたのだけど、いまだにほとんどのソフトは対応していない。

数少ない例外が、「Window Clippings」(窓の杜)なのだが、かなり使いづらい。仕方なく、WinShotとAlt+PrintScreenを併用することを勧めてきたのだが、「WinSnap」というのを教えてもらった。どうやらダイアログの周囲が欠ける問題はなさそう。ただし、シェアウェアで、1ライセンス24.90ドル。1人につき1つのライセンスが必要。あまり安くはないが、一度購入すればずっと使えるので、Vistaでのキャプチャ作業が面倒だと感じているなら、購入してもいいんじゃないかと。

Sunday, September 07, 2008

Windows XP SP3インストールに手間取った


SP3をインストールしようとしたら、途中で「アクセスが拒否されました。」というダイアログが表示され、半分くらいで止まってしまう。セキュリティソフトを無効にしてもダメ。仕方なく、いろいろ検索して、「夜明け前」さんのページとか「きじばと日記」さんのページのやり方でうまくいった。MSのサポートページのやり方は2.まで試したけどダメだった。

しかし、Windowsの大きなアップデートって、いろいろトラブルが出てくるね。Macならそんなことないのに…。「入れてはいけないアップデート」はどちらも存在するけど、アップデートがちゃんとインストールできないことって、Windowsでは頻繁にあるけど、Macは体験したことがない(Tiger以降に限る)。自宅のマシンもMacにしようかなあ。

リコーGX200 VF KITを買いました

GX200で検索してくる人が多いので、続報。淀でVF KITで63000円、10%ポイント付きだったので、買ってみました。まだあまりたくさん写真を撮ってないけど、悪くないかな。画角の広いカメラを持つと、自分が風景写真があまりにも下手なのに愕然としてしまうけど(笑)。ブツ撮りとか、料理写真とか、ぬいぐるみとか、小さいものを撮るのはまあまあだと思っているんだけどなあ。

Saturday, September 06, 2008

「本をたくさん読む」のは何のためか

桁外れの数(の本を)読む」とか題するエントリを見つけて、ふと思ったんだけど。

「本を読まなくちゃいかんよ」というのは、水泳選手に「泳がなきゃいかんよ」と言っているくらい、曖昧な指示だ。「どんなジャンルの本を、どのような読み方で、何を目的として読むのか」を明確にしないといけないと思う。だから、おそらく「本を読まなくちゃいかんよ」と言えるのは、自分に向かってのみ、または特定のシチュエーションでのみ可能な勧めなのだろう。たとえば、私が自分に「本を読まなくちゃいかんよ」と言うとしよう。読みかけのドストエフスキーだったり、池田晶子の最後の本だったり、たくさん買い込んだまま紙袋に入っている新書だったりする。決して「ドラゴンボール」全巻だったり、ケータイ小説だったり、アフィリエイトで毎月5万円儲けるための本だったりはしない。そういう前提をすっ飛ばして、「そうか、たくさん読まなきゃいけないんだな」と思いこんでしまうのは、速読術を売りたい人の術中にはまったことになる。

と思ったら、似たようなことをfinalventさんが書いていた

Friday, September 05, 2008

Mac OS X(Leopard)でUSBメモリをバックアップ

4GBのUSBメモリ(バッファローの4GBタイプ)を2980円で買ってきたので、早速試用。とりあえず、進行中の案件を全部コピーする。コピー速度はそんなに速くなさそう。Windowsでも使うので、フォーマットをHFS+にできないから仕方ないか。

作業は、USBメモリ上のファイルを直接開いて行う。画像ファイルもそれほどのタイムラグなしに開けるようだ。

あとは、バックアップ。Leopard上でバックアップできるソフトを探す。ネタフルさんのところで紹介されていた「iBackup」にする。フリー。設定画面がちょっと変で、「システム設定」と「アプリケーション設定」をバックアップ対象から外すとき、チェックを付けたり外したりする必要がある(バージョン6.4.1)。「+」ボタンをクリックして、バックアップ対象となるUSBメモリのフォルダを指定し、バックアップ先に外付けFireWireディスクを指定。「バックアップ開始」ボタンをクリックすればOK。

設定を調べてみたら、定期的なバックアップはせいぜい毎日1回までしか設定できない。ダメか。編集したファイルをすぐにバックアップしてくれるソフトとなれば、「Chrono Sync」か「Memeo LifeAgent」か。いずれもシェアで、30ドル程度かかる。うーむ。

ミドルメディア

「ガ島通信」の藤代さんの記事で「ミドルメディア」という言葉が使われていた。ブログや掲示板から情報や意見を集めてきて、記事にする媒体(サイト)だ。ミドルメディアの記事は、場合によっては大手ポータルでニュースとして配信されることもあるので、馬鹿にできない。

現在のネット上の個人発情報の流れとしては、
  1. ブログ、2ちゃんねる、SNS
  2. 2ちゃんのまとめサイト
  3. J-CASTなどのミドルメディア
  4. 大手ポータル
という順番だ。興味深いのは、2.が非常に大きな役割を果たし、3.がそれに乗っていること。あとは、「編集」という作業を2.のまとめサイト管理人たちが個人で(サイトによっては無報酬で)行い、それが結果的に大手ポータルに情報が掲載されていること。

合目的的

何がイヤかと言って、合目的的でない行動ほどイヤなものはない。目的が間違っているとか、反社会的だとか、そういうことに義憤に駆られることがないわけではないが、私にとってはあまり重要ではない。むしろ、目的に沿っていない行動を取ること、それを目の当たりにすること、それに巻き込まれることこそ、イヤなものである。

○○を売りたい。金持ちになりたい。幸せになりたい。すべて目的としてはいい(私はそういう目的を持たないにしても)。しかし、そのように目的がはっきりしているにもかかわらず、目的に反する行動を取るのは解せない。

とはいえ、人間というのは、なかなか目的に沿った行動ばかりとれるとは限らない。「どうしても○○してしまう」ということもあるだろう。要は、自分の言動を省みる視点を持っているかどうかだと思う。

BOSEの「Wave Music System」と「Acoustic Wave Music System」

BOSEから「Wave Music System」と「Acoustic Wave Music System」のDMが届いた。Wave Music Systemの方がCDチェンジャー付きで109,410円、Acoustic Wave Music Systemが188,790円。むちゃくちゃ高いように思えるけど、欲しいなあ。きっと素晴らしい音がすると思う。どうせ買うなら後者だけど、ちょっと場所をとるみたいなので、どうしたものか…。

BOSEといえば、以前「Quiet Comfort 3」を購入したが、装着していると頭痛がしてきたので返品してしまった。ノイズキャンセリング機能はいいのだが、周囲の雑音とは逆位相の音が耳によくなかったようだ。

Thursday, September 04, 2008

小さいものほど嗜好が出やすい

私は入力デバイスに関してはちょっとこだわりがある。この「こだわり」とは本来の意味での話で、「些細なことだけど、とても気にする」という意味だ。RealForceを自腹で3枚買ったり、使っているマウスは全部Logicoolの有線マウス、しかもちょっと太め(横幅が大きい)だったりする。キーボードは、昔はメカニカルを愛用していたが、東プレのRealForceを使い始めてから、他のキーボードは使えなくなった。Logicool以外のマウスはクリック感が悪くて使う気にならない。無線マウスは感度が悪すぎてイヤ。

我ながら変人だと思うけど、実は小さいもの、体に近いものほど嗜好が出やすいような気がする。パソコン本体よりもキーボードやマウス、デスクトップパソコンよりはノートパソコン、ノートパソコンよりはPDAやケータイ。

広告を受け入れよう

編集記事を主に書いてきた人間は、広告記事を一段下に見えてしまいがちだ。制約が多くて、あまり突っ込んだ話が書けないからだけど、しかし記事内容とは関係ない広告一般に対して違和感を抱くのはあまり得策ではないと思えてきた。Googleの大半のサービスは広告で成り立っているわけだし、広告は入らなくてもスポンサーが付くことで出せる本もあるわけで。

ブラウザ関連で気付いたこと

ブラウザ関連で気付いたこと、思ったことをいくつか。
  • Google Chromeは早くMac版を出すべき
  • Weaveは挙動が不安定すぎる。昨晩はログインできず。また何度やっても、ブックマークの同期の挙動がおかしい
  • 以前から時々あるのだが、GmailやGoogleアカウントから意図しないタイミングでログアウトしてしまう。Bloggerも同じ

紙媒体のちから

ニュース@niftyの雑誌記事欄を見ていたら、やっぱり読み応えがあるよね。コンテンツそのものの力は、やっぱり紙媒体なんだよなあ。

雑誌不況はずいぶん前からですが…

「月刊現代」が休刊するということで、竹熊さんがエントリを立ててネットゲリラさんがそれに乗っているけれど、雑誌の不況なんてパソコン関連書籍の出版では、もう何年も前からのことで、みんなもう諦めている。一時期はパソコン関連だけでも10冊近く雑誌を出していた出版社でも、今や3,4冊だったりする。若い人や他のことができる人から先に出ていって、今さら別のことができない人や、まだ実害の及んでいないポジションにいる人しか残っていない。パソコン関連書籍というのは、大手があまり手を出してこなかった分野なので、あまり話題にならないみたいだが、3年くらい前から中堅出版社がどんどん廃業したり倒産したりしている。

「ゼロにはならないだろうから、できるだけ頑張る」という考え方もあるけど、「これ以上減らないうちに、他の分野(Web)に進出する」という考え方もある。さて、私はどうしたものか。

Wednesday, September 03, 2008

自宅と会社の間のデータの持ち運び方法について

早めに帰宅して、自宅で仕事をしようと思ったとき、問題になるのがデータの持ち運びだ。ファイルサイズが小さければ、メールで送ることができるし、数が少なければFTPでもいい。しかし、1つの仕事に関するデータ全部となると、数百MB以上あるケースも少なくない。しかも、ファイルの数が多い。上書きでデータを失うリスクはできるだけ減らしたい。

解決方法はいくつかある。
  1. フラッシュメモリで持ち運ぶ
  2. ポータブルHDDで持ち運ぶ
  3. 記録型DVDで持ち運ぶ
  4. サーバにコピーしておき、何らかの方法でアクセスする
  5. デスクトップにコピーしておき、何らかの方法でアクセスする
1.が本命かな。進行中の仕事はすべてフラッシュメモリ上に保存し、適当なタイミングでバックアップをHDDに取る(MacならTimeMachineで)。問題は、あまり使いすぎると、読み書きできなくなること。進行中の仕事でデータが失われると、大変なことになってしまう。

2.のHDDはフラッシュメモリよりは、動いている間の信頼性は高い。しかし、壊れやすさはフラッシュメモリの比ではない。古いiPodを使おうかと思ったけど、すぐ壊れそう。

3.は論外。MacではDVD-RAMが読み書きできないし、だいたい遅い。-Rなどライトワンスは却下。-RWなどリライタブルも面倒なのでアウト。

4.は悪くないのだが、安全に外からアクセスできるようにするのが難しい。また、ファイルサイズが大きくなると、ダウンロードやアップロードに大変な時間がかかる。却下。

5.は4.と同じ理由で却下。

となると、USBメモリをうまく使うしかないかな。

Bloggerで個別記事のURLを指定する方法

ココログなどTypePad系と似ているようだけど、Bloggerでタイトルに日本語を入力すると、「blog_post」など適当な文字列がURLに使われる。アルファベットがタイトルにあれば、それが使われるようだ。

好きな文字列をURLとして使いたいなら、タイトルを半角英数字だけでいったん保存して公開し、あとで修正するといい。

「みんなわかってないなあ」

「みんなわかってないなあ」と言いたくなることはない。「○○さんはわかってないなあ」と思うことはある。しかし、「そう言う自分はわかっているのか」と問うと、すぐに「いや、自分もわかっていないのではないか」という答えが出てくる。

自信というものを持てなくなって、いや精確に言うと、「自信を持った状態にある」とは言えなくなって、いったいどのくらい経ったのだろうか。たぶん、20年はゆうに超えているな。

Google万歳はそろそろ止めにしたら?

「Googleは消える」という記事のタイトルはまったくの釣りだが、内容はというと釣りとは言い切れない。しばらく前から、「Googleは巨大な広告代理店だ」とところどころで書いてきた。もちろん、単なる広告代理店じゃなくて、非常に高度なテクノロジーをバックボーンとして持っている。しかし、それ以上ではない(少なくとも、今のところは)。この記事で言われているように、自ら情報を編集する(マス)メディアではない。だから、YouTubeの活用と言えば、どうやって広告を貼るかが主な議題になっており、たとえばNHKアーカイブみたいな歴史上重要な映像の資料集を作って、月額3150円で見放題のコースを作ろうとは思わない。アルジャジーラみたいな放送局を作って、政府から圧力を受けないネット上の巨大マスメディアとなる道を選んだりはしない。できるけど、やらない。

広告がなくなることはないし、ゆえに広告を掲載するための媒体がなくなることもない。つまり、Googleの検索エンジンが広告主から必要とされなくなることはあり得ないし、検索連動型広告はこれからもどんどん伸びていくだろう。しかし、広告主が「もうちょっと大がかりな広告を打ち出したい」と思ったら、彼らはGoogleではなく、電通に相談するだろう。これは、今後もずっと変わらない。そして、そこがGoogleの限界だ。世界は少し変わったけれど、完全に変わったわけではないし、変わってしまうわけでもない。

また、Googleの検索エンジンの精度は素晴らしいが、しかし大したことはない。うまくキーワードを組み合わせたときには、いいものを拾ってくる。しかし、キーワードによってはスパムブログばかりヒットすることもまれではない。ワードサラダを拾ってくるようでは、「精度が高い」などと私は言いたくない。いや、他の検索エンジンに比べれば、ずっと精度は高いのかもしれないが、「これで満足」というレベルではない。

Gmailをはじめ、Googleグループ、Googleノートブック、Googleドキュメントなど、素晴らしく有用なサービスはたくさんあるし、Googleが体現しているクラウド・コンピューティングには期待したいが、実はGoogleにも死角はたくさんある。Google万歳を言い飽きたら、弱点につけ込むことも考えてみるといいだろう。

Tuesday, September 02, 2008

携帯電話の新しい売り方を考えてみた

携帯電話端末が売れなくて、端末メーカーは青息吐息らしい。一方で、奨励金を出さなくてよくなった通信事業者の収支は大幅に改善。端末メーカーに海外進出を勧める声もあるが、ガラパゴスケータイを一生懸命作ってきたメーカーに、いきなりNokiaやSamsungと対等にやれと言う方が無茶か。だいたい、ガラパゴスケータイが日本以外でそのまま通用する国はないんじゃないか。

で、端末を売るための方法を考えてみたんだけど、やはり通信事業者に売るのを任せていると、どうしても振り回される。だから、通信事業者からの縛りをなくすために、たとえば、2つ以上のSIMを内蔵できるようにする。ウィルコムのW-SIMとDoCoMoのSIMを内蔵して発信はウィルコムで、着信はDoCoMoで…というのを可能にする。通信事業者は激怒しそうだけど(笑)。

あるいは、家電売り場で売る。この端末ならDoCoMoでもauでもSoftBankでも使えますよ、という感じで。サポートもメーカーが直接行う。

…うーん、端末代をみんなに負担させるという以前のビジネスモデルが崩れた時点で、端末代金は上がらざるを得ないのか。お粗末。

母校へと続く道をGoogleストリートビューで見る


Googleマップのストリートビューから。母校へと続く坂。残念ながら、校門の前までは写真がないけど、すごいね。これ。

有料メルマガがIN

佐々木俊尚さんも有料メルマガをこの間から始めたようだ。ホモかっちゃんは数年前からやってるし、有名なジャーナリストは名前でお金が取れる時代になってきたなあ。そうかと言えば、「サイゾー」は定期購読を増やそうとしているし。どっちがうまくいくかって言えば、当然前者だろう。

しかし、忘れてはいけないのは、佐々木さんはメルマガ配信で食べているわけではなく、「サイゾー」編集部は雑誌販売で食べていることだ。ネットが絡 むと、いろんなものが副業とか趣味とか道楽のレベルになってしまう危険がある…って、もうずいぶん前に梅田望夫氏が「チープ革命」とか言ってたよな。彼 も、本業はネットでの情報公開とか書籍の執筆じゃないからな。

ううむ。出版業界はもっと縮小して、ごく少数のプロと多数のアマチュアで成立する世界であるべきなのかな。

Monday, September 01, 2008

チンパン首相、政権を投げ出す

…って感じに見えるなあ。選挙に負けて退陣とか、予算が通過しないから退陣とか、そういうのはわかるけど、何もないときに辞任するのはいかがなものか。「選挙をやれば負けそうだから辞める」となると、次に首相になる人は貧乏くじになるわけで。「チンパン首相では選挙は戦えない」という圧力に屈して…ということなのか。それにしても、内閣改造した直後に辞職は、ちょっと解せない。敗戦処理も立派な仕事だし。

iPhone 3GでSkype…

iPhone 3GでSkypeを使えば、Skypeと無料通話できるかも…というネタをここで使ったけど、よくよく調べてみたら、全然無料じゃない!しかも、どうやら怪しいサービスみたい。怪しいのはいいとしても、無料じゃないのは拙い…

「忍者アクセス解析」ダウン中

忍者アクセス解析 完全リアルタイム解析 - NINJA TOOLS:
NINJA TOOLSのお知らせ
2008-09-01 14:27:48
現在、データサーバーダウンのため、NINJA TOOLS管理画面へログインを行うことができない状況となっております。 原因につきましては調査中でございます。ご利用中の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、復旧まで今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
ログインできないなーと思ったら、システムが落ちてるらしい。もしかすると、最近ブログのアクセスが少なくなったように見えていたのは、システムのせいか?

(続報)
16:10頃に復旧したとのこと。

満足できる生き方のために

下の世界に行かないためのチェックリスト | CREAMUから、ちょっと気になる部分を抜粋&改変。
  1. 文句や愚痴が出てきたら注意
  2. 相手を批判しているときは、自分に原因がある
  3. 悩んでいるときは、「試されている」ことを意識する
  4. 言葉遣いが悪くなってきたら、注意する
  5. 部屋が汚くなってきたら、注意する
  6. 問題が整理できたら、最後には許す
まず、1.だけど、愚痴というのは「言っても仕方ないことを言って嘆くこと」(大辞林による)。たとえば、他人にやってもらっている作業でトラブルが生じたり、他人からあがってきた仕事が本来あるべき状態になっていなかったり、他人が自分の意図を正しく汲んでくれなかったり。嘆いている暇があったら、自分の意図を説明したり、別の人に頼んだり、自分でやることにしたり、スケジュールを調整したりすればいいわけで、「うまくいかねーよ。けっ」と言うのは何の役にも立たない。よくよく考えてみれば、「これは最初から失敗しそうだった」とか「この程度の仕上がりを期待しておくべきだった」とか「私にはこの程度までしかできなかった」とか、予測できるものがほとんどだ。本当に予測できないのは、交通事故とか急病とかだけであって、他はほぼ予測できる。少なくとも、問題が生じたときに状況を知らせてもらえれば、予測の範囲内に収まるはずだ。だから、愚痴を言う必要は、ほとんどの場合、ないはずなのだ。

2.も1.と同じだな。「あいつが何もわかっていないから、こんなことになったんだ」と言うのは非常に簡単だけど、「あいつが何もわかっていない」ことを私がわかっていなかったこと、というのを看過してはいけない。最近、ブログ界に復帰したホリエモンの名言(迷言)の中に「想定の範囲内」があるけど、これをいつも口にできるくらい、様々な状況を想定できれば、そして対処方法を考えておければ、他人を批判する必要がない。もちろん、「想定した選択肢の中では最悪だな。ふっ」とかは言ってもいいと思うけど。

3.は、メタ意識を持つことのススメだ。追い込まれている自分の状況を、神の視点というか、第三者の視点から見ることができれば、気分的には大変楽になることが多い。また、自分のレベルアップのためには、この問題をうまく解決できるようになる必要があると考えられれば、少しは気が楽になるのではないか。もちろん、それではどうにもならない事態も十分考えられるが、それはそれで別の方法を考えればいい。

言葉と心は分離できない。陰で口汚く罵ることを繰り返していれば、それが顔に表れてくる。だから、4.で言うように、言葉に気をつける方がいい。大声で悪口を言って、周囲の人に同意を求めるのは最悪の選択肢だ。他人の悪口を共有すると、仲良くなりやすいが、これは注意しておいた方がいい。悪口を言って仲良くなった友達は、陰で私の悪口を言っているかもしれないからだ。

5.は、心の余裕の問題。一人暮らしに限るけど、余裕がなくなってくると、部屋が汚くなってくる。部屋が汚くなってきたら、心と体を少し休める必要がある。

6.だが、最終的にはよほどの悪人でない限り、許してやることが自分のためになる。たとえば、給与の不払い・遅配とかは、その会社から離れて少ししたら、もう許してあげたい(いずれも体験した)。ひどい親だったとしても、自分が子供を持つような年齢になれば、許す時期が来ている。手ひどい振られ方をしたとしても、まあ10年も抱えるような問題ではない。