アマゾンでの買い物がますます危険なものになっている。マーケットプレイスで「違う商品が届いた」「そもそも商品が届かない」といった詐欺としか言いようがないものもあるが、最近ではレビューの“汚染”が深刻になっており、低品質な商品を購入してしまう問題が増えているように感じる。
こういった問題を避けるには、どうしたらいいか。以下のページを参考に考えてみた。
Amazon中華レビュー「この商品は最高です!」一般人「おっ評価高いし買ってみよっと」 : IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/55015775.html
1.マケプレは使うな
これはすでに述べたとおり、Amazonが発送しない商品は返品が難しく、商品に問題があったときに泣き寝入りになる可能性が高いから。マケプレにしかない商品もたくさんあるので、ものによるとは思うけど。
2.ベストレビュアーは信用するな
自分のよく知っているジャンルの商品で、ベストレビュアーのレビューを読むとわかるが、必ずしもいいことを書いているのがベストレビュアーではない。それだけなら、ベストレビュアーの制度自体への信頼は変わらないが、どこかの国のメーカーがベストレビュアーに直接金銭を渡して評価を依頼していたら、どうだろうか。そのレビュアーの書くレビューは単なる広告でしかない。しかも、内容を誰も担保しない。完全に間違っていても、(Amazonの掲載基準さえクリアすれば)まったく問題にならない。
3.検索上位を信用するな
レビューが汚染されていたら、当然、それに関連する検索結果は信頼できない。
4.危険な商品の購入は止めておけ
MicroSDのように、外見からニセ商品だと判断できない商品が大量に並んでいる場合は、安いからといって飛びついてはいけない。マケプレでmicroSDを買うなんて、自殺行為だろう。
5.レビューは「F」が正義
54 (前略)5が65%で4が20%、3が10%であと2,1ぐらいが一番安心できる
という意見がある。ものにもよるが、家電や雑貨はこのような配分になっていると、いいところと悪いところを知った上で買いやすい。
6.Amazon’s Choiceも信用するな
検索上位と同様、汚染されやすいと考えられる。
7.商品説明やレビューの日本語がおかしいのは地雷
日本語がおかしい場合、まず間違いなく、ショップの担当者が日本人ではない。その場合の危険性については、何も言う必要はなかろう。
また、真偽の程はわからないが、商品に低評価を付けたところ、二度とその商品にレビューできなくなったというコメントもあった。「食べログ」では経験済みだが(レビューを修正しても公開されなくなった)、本当にそうなら、Amazonの客はもはやわれわれ消費者ではなく、販売店である。そうなると、レビューはもう信用できない。
コメントにも、今のAmazonの現状を嘆く人もいる。
58 (前略)前はノーブランドの品でも、ちょっと良さそうと思ったら気軽に買えたのに今は怖くてダメ。どうしてこうなった。
ヘビーユーザーほどそろそろAmazonを見限る動きが(少しずつだが)出てきている。書籍や大手メーカーの製品などは問題ないが、メーカー不詳のアイテムなどはAmazonで買うのは躊躇してしまう。ヨドバシなど国内通販を手がける会社は、このあたりをよく見ておくといい。もしかすると、ここに勝機があるかもしれない。
追記
Amazon同様、ユーザーからのレビューやクチコミを受け付けている「価格コム」は、それほど汚染されていないように思える。「食べログ」と運営会社が同じなのに…と思うのだが、「価格コム」にはどうも”主(ぬし)”があちこちのジャンルにいるようだ。その人達が、変なレビューなどには痛烈に批判を行うことで、レビューの汚染を防いでいるのかもしれない。
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