Sunday, August 31, 2008

情報の中核

単なるメモなので、とても読みにくいです。ごめんなさい。

いろんな人が「これからは人が情報の中核になっていく」と言っている。情報の信頼性は、人によって担保される、ということだ。その場合の「中核になる人」というのは、何らかの意味で利用価値の高い人をたくさん知っている(つながっている)人なのだろう。

しかし、中核となる人が情報をあまり外に出さない場合もたくさんある。対価が払えないのに、あるいはそれが本業ではないのに「選別した情報をどんどん外に出せ」と命令するわけにはいかない。

一方で、選別した情報をどんどん外に出しているが、どこの誰だかわからない人も少なくない。集合知に頼るのがソーシャル・ブックマークやWikipediaだろう。しかし、Wikipediaはともかく、ソーシャル・ブックマークは偏りも多い。どこかのブログで誰かが書いていたけど、「ツッコミの余地がある記事ほどブクマされやすい」ってこと。きっちり考えて結論まで書くと、かえって他人の目を引きにくい。釣り記事を書きたいなら、この特性を生かせばいいが、効率のよい情報流通を目指すなら、ソーシャル・ブックマークをあてにしすぎるのはよくない。

そこでは、やはり「編集」という作業をかませて、形を整えてみてはどうだろうか。ソーシャル・ブックマークやアクセスランキングでおおざっぱに網をかけた上で、編集者(あるいは、編集的センスのある人)が特定の視点からまとめる。

うーん、何かのまとめサイトやニュースサイトの管理人と、やるべきことは同じなのか…。

それにしても、ソーシャル・ブックマークでブクマする人に対して重みを付けて、ランキングを考えるようにしたらどうかなあ。今のように、機械的に数で判別するのではなく。機械的にやるから、操作しようとする奴が出てくる。ニュースバリューは人が判断すればいいんだよね、本当は。

…ということを「日本で伸び悩む海外発SNSの苦悩 FacebookとMySpaceが日本に浸透しない理由」を読んで思った。

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