Wednesday, April 12, 2017

「労働生産性をどう上げるか」の前に

> 働き方改革の本質は、もちろん、会社の労働生産性をもっと上げることにも、ポイントがあります。

労働生産性って何だろうなあ。未だによくわからない。「一定の労働時間あたりの生産量」と辞書には書いてあるけど、「生産量」がよくわからない。売上なのか、単なる成果物の量なのか。売上とか利益の話になれば、労働生産性は「カネ」を商品として扱う業種に勝てるはずがない。だから、個人で労働生産性を追求するなら、よほど恵まれた才能を持つ人を除けば、投資家やトレーダーになるしかない。

「労働生産性を引き上げる」は、「一定の到達点に至るまでの時間と労力を最小化する」と読み替えるといいんじゃないか、と思いついた。SlackもGoogleドライブもスプレッドシートもDropboxもGmailもChromeも、すべてそこに目的がある。すべて使ったことがなくて、10年前と同じ方法で仕事をしようとしている人や組織こそ、労働生産性を引き下げている元凶ではないか。

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