Sunday, February 06, 2022

【細かすぎ!】身分証明書のコピー方法の指示が酷すぎた【役所よりも役所っぽい】

最近、時折マイナンバーカードのコピー提出を求められるが、その場合はスマホで撮影した写真から切り抜いた画像をIllustratorに貼り付け、プリンターでA4用紙に印刷して対応していた。

先日、ある取引先がマイナンバーの収集を別の会社に委託しているということで、その委託先からマイナンバーカードのコピーを送るように指示が届いた。いつものように、プリンターで印刷しようとしたら、以下のような指示書が入っているのに気づいた。
 
  1. 2種類以上の書類を一緒にコピーしない
  2. コピーする際に拡大縮小はしない
  3. コピーの切り抜きは行わない

これを見て、ワシはカチンときた。

まず、3.はいいだろう。小さいと保存しづらいし、そもそも切り抜くのが面倒だから、「切り抜かないでいいですよ」と言われたら従いやすい。

1.は意味がわからない。運転免許証の表裏を片面に印刷したコピーを送付したからといって、どういう不都合があるのだろう。作業者がちょっと面倒だと思う以外に何か理由があるのか。こういうものは、一度確認したら、あとは何か不都合があるまで保存するだけのはずだ。何がもんだいなのか、まったく理解できない。

さらに意味不明なのが2.だ。コピーした文面が読めないほど縮小するのはNGだとして、原寸である必要がどこにあるのだろう。特に、ちょっと拡大したくらいでは、取り扱いやすさが変わるとは思えない。見た目を揃えたいという、担当者の都合が出てきただけではないのか。

そもそも身分証明書のコピーを確認したところで、偽造されていない=内容に間違いがないことを確認できるわけではないので、中身が読めればいいのではないか。
 
 もしかすると、スキャンしてOCRにかけているのだろうか。もしそうだとすると、「拡大するな」は解せない。また、OCRの精度を考えると、そのステップにクリティカルな役割を持たせるとは考えにくい。スキャンして画像として保存したいなら、2.3.ともにわからないでもないが、そのまま保存すればいい話なので、やはり納得できない。
 
 

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