やっぱり単打が1番いい。アルペジオよりも断然単打だ。集中して文章入力して、入力ペースがどんどん上がってくると、アルペジオでも煩わしく、かつミスが多くなる。
https://jitankeyboard.blog.fc2.com/blog-entry-203.html
Nicola配列(親指シフト)をはじめとした、シフトキー同時打鍵による入力方法は、シフトキーのオン/オフで打鍵するキーを入力し分けるため、どうしても上限が出てくる。
大昔は親指シフトによる入力が高速すぎて、コンクールではローマ字入力やJISかな配列によるかな入力と分けざるを得なかった、と言われているが、現在のローマ字入力はむちゃくちゃ高速である。練習方法が確立したのか、ハードウェアとしてのキーボードが進化したのか、よくわからないが、とにかく目にも止まらぬ速さとはこのことを言うのか、というくらい速い人がいる。なぜ速いかというと、順次打鍵であり、シフトキーとの同時打鍵を使わないから上限に達しづらいのだ。
ただ、4段とも使用する配列だと、4段目がどうしても足を引っ張る。また、順次打鍵にこだわるなら、濁音は少なくとも2打鍵、拗音ともなると3打鍵必要なこともある。そこで注目されるのが、前置または後置シフトキーだが、これはこれでよく練らないと足を引っ張る。月配列のような名作もあるが、どれが自分に合っているかを考えるのは骨が折れる。前置なのか後置なのか、シフトキーは中指なのか薬指なのか、好みに合った配列を探すのはかなり大変だろう。
個人的には、そろそろ蜂蜜小梅配列ではタイピング速度は上限に達しつつあると思われるので、新下駄配列とか、月配列系の順次打鍵のかな配列を試してみたい。蜂蜜小梅配列は蜂蜜マトリックスや、Y, T, Pキーを徹底的に排除したところに好感を抱くのだが、「あ」「え」といった同手シフト側、「ゆ」「ほ」といった1段目にかなり苦手意識がある。特に前者の「あ」「え」は、ともに頻出するのではないかと思うので、どうにかしたい。
解決方法は、蜂蜜マトリックスの空いている箇所に配置するのが一番簡単だ。「あ」「え」をそれぞれK+F、K+Gに割り当てれば、影響は最小限ですむ。ただ、同時打鍵を複雑に配置すればするほど、タイピング速度の上限が下がってくるような気がする。リンク先の作者が公開している蛇配列は、月配列の流れを汲むかな配列だが、中指と薬指を前置シフトキーとして使用する。それなりに速度が出るのだろうが、4段とも使用する上に、Y, Tキーも特に避けているようではない。もし蛇配列をメインで使い始めたら、JISかな配列のときに感じていた指の痛みを再度味わうことになるだろう。
ということで、配列の選び方は大変難しい。
No comments:
Post a Comment