Sunday, December 02, 2018

アマゾンの落日はいつになるか

20181202 shopping

https://president.jp/articles/-/26773

筆者はいくつかの理由を挙げて、アマゾンは10年以内に失速すると断じる。ひとつ取り上げると、アマゾンでの買い物は「楽しくない」。

わたしたちは、ハンティングのようなスリルを味わうために買い物をする。狙ったものを見つけたときには、脳内物質のドーパミンが出て気持ちよくなる。アマゾンはこうした買い物の副次的な楽しみにはほとんど関心がないようだ。

確かにそうだ。アマゾンでの買い物は、誰もいないだだっ広い原っぱに無数に置いてあるアイテムを片っ端から手に取っている感じだ。孤独で、(ウソの書いてあるレビューを見分けねばならないため)危険で、辛い。アイテム数は多いが、おすすめのアイテムはわからない。リストに最初に上がってくるものが、なぜ最初に上がってくるのかは誰も知らない。商品の欠点は自分で探らないといけない。レビューの問題点は食べログほど深刻ではないが、それは多くの商品のスペックがちゃんと書いてあって、レビューがネットのコメントと大きく乖離しており、一目で問題点がわかるからであり、また、短くて情報量の乏しいレビューを見分けられるからでしかない。

もしプロのライターがちゃんとしたレビューを大量に投稿し、それによって利益が上がる仕組みを構築したショッピングサイトが出てくれば、アマゾンでの買い物は次善の策となるのではないか。ただ、現状では「なんちゃって」レベルの人を含めても、商品について書けるライターが足りているとは思えない。また、アマゾンのレビューの形式が最善ではないだろうし、何か別の形を考える必要があろう。難しいが、それができたとしたら、アマゾンから大きなシェアを奪い、「高いものはアマゾンではなく、◯◯サイトで買う」「通常は◯◯サイトで買うが、なければ仕方ないのでアマゾンで買う」という環境が実現するかもしれない。国内では、ヨドバシが一番近いところにいると思うが、ネットサービスの開発力は未知数だ。

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