Google+で2018/9/14に公開
真面目な話、今回の値付けは(ワシ的には)iPhoneというアイテムへの考え方が変わるターニングポイントになりそう。今までは新機能を追いかけて買い換えを是としてきたが、今回はちょっと違う。10数万円のXS Maxを購入したら、壊れるか、完全に新しいコンセプトのものが出てくるまで購入意欲が出てこないかも。
そもそもMacなら、壊れるか、完全に新しいコンセプトの製品が出るまで買わない。MacBookもタッチバー付きMBPも初代を買った。iMacは壊れるか、4年経つまで更新しない(前回はビデオが壊れたので更新した)。iPhoneも同じように考えることになりそう。まあ、普通の人はずいぶん前からそう考えているのかもしれないが、いわゆる2年縛りが契機となって買い替える人もまだまだ多いと思う。これが、MVNOに移った日には、2年縛りなんて存在しないから、壊れるか、よほど新しいのがほしくならないと、おいそれと10万円は出せないだろう(キャリアの料金表を見て、安いじゃん!とか思う人は除く)。
クック船長が毎年買い替えるよりも云々と口にしたのは、もしかすると、消費者マインドが変わることへの予防線を張ったのかも、と思えてくる。日本ではiPhoneはキャリア主導で売られているから、そう簡単には変わらないんだろうが、本当はiPhoneを2年維持するのにいくらかかるのかを計算したら、とても2年ごとに買い替えられるものではないことがわかりそう(そして、キャリアと契約し続けられないはず)。毎年買い替えるに値する製品は、Apple Watchの方だろう。これはまだしばらくは毎年新機能が載ってくる可能性が高い。なので、発表会でも力が入っていたわけで。
なんにせよ、(ワシ的には)ターニングポイントになりそうな発表会だった。
No comments:
Post a Comment