Saturday, February 16, 2019

自分の代わりに、何を破壊すべきか

Image from Gyazo

TIMELINE - タイムライン  思う存分破壊できます "怒りの部屋"が話題

どこかに書いたかもしれないけど、自殺願望のある人を連れてきて、自分の大切なものを金属バットで粉砕させると、何割かの人は自殺をやめると思う。できれば、この動画のような専用の部屋ではなく、自分の部屋で自分が一番大切にしているものを破壊するのが効果的なはず。

なぜなら、自殺は自分の「器」である自分自身を破壊するという意味もあるからだ。自殺未遂者の何割か(全員ではないことに注意)は、その後、二度と自殺しようとしなくなる。気が済んだわけだ。だからといって、みんなに自殺未遂を体験してもらうわけには行かないので、その代わりに大切なものを破壊することで、自殺衝動をちゃんと昇華させてあげる。

いじめなど外部に原因がある場合は、この方法でうまくいくとは思えないが、破壊衝動が自分に向かっているタイプの自殺願望は、案外これで人生に対する見方を変えることができるのではないか。

(追記)
『雨の日は会えない、晴れの日は君を想う』という映画を見たのだが、劇中で主人公が自分の家をハンマーなどで盛大に壊すシーンがある。主人公は自殺したいわけではないが、妻を亡くしてからその存在に気づいた、いろいろなストレスを発散する方法として自分の家を壊しているのは象徴的だと思う。

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