『濃い作品はいいから、商品をいっぱい作ってくれ。作品はいらないから、商品を作ってくれ』と言われたこともある。ふざけんな! と思うんだけど、割と今そうなっている
https://www.oricon.co.jp/news/2113125/full/
ラノベにしたって、アニメにしたって、漫画だってそうだけど、作家性の重要なものはきっと作品と商品の間で揺れ動くところが難しいんだろうと思う。ただ、それは実用書でも実は同じじゃないかと思う。どこで一本筋を通すか。書籍でもムックでも同じ。雑誌の特集にも共通するのではないかなあ。まあ、さすがにWeb記事はそこまでではないかもしれないが。
“作品と商品”の違いについて「物を作っている中で、僕らは子どもや若い人に向けて、アニメを観ている時だけは自分がこうなったらいいみたいな、夢のキャラクターを作るのがこの仕事だと言っていた。ただし、ひとつだけ哲学を入れろと。つまり、これが(哲学が)ないとただの商品」と力を込める。
「哲学」がないと、単なる商品でしかない。しかも、それはそんなに売れないだろう。「哲学」を込めたところで売れるとは限らないが、「哲学」なしでは他の条件が良くても5割も売れない。そんな時代になってきたと感じる。
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