火曜日, 5月 26, 2009

「biblio」は電子書籍ビューアになるのか

もうひとつ、auについて気になったのが夏モデルとして出てくる「biblio」。フルキーボードを搭載しているだけでなく、本体の向きによってキー表示が変わるのはいいとして、電子書籍ビューア「BOOK Player」を搭載している。ケータイを電子書籍ビューアとして使うなら、こうでしょ、と言わんばかり。auが久々に本気になったというか、ケータイからMIDへの進化を感じさせるというか、次の機種変ではちょっと考えてみてもいいかもと思ってしまう。

ウィルコムの息の根を止めるのはKDDIなのか?


KDDIは、auで「指定通話定額」と「ダブル定額スーパーライト」を8月から提供する。後者はドコモに対抗した値下げ案のようだ。経営的にはプラスだろうが、他社から顧客を奪う力にはならない。しかし、前者はちょっと問題だ。ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」を標的にしたものだと考えられるが、実際に影響を受けるのはむしろウィルコムの「新ウィルコム定額プラン」ではないか。法人はともかく、個人は無制限に通話したい相手は1人か2人程度と考えられる。となれば、PHSユーザーなら誰でも定額の「新ウィルコム定額プラン」でなくても、3人まで定額の「指定通話定額」で十分かもしれない。私自身、実家の両親がauのユーザーなのだが、今はウィルコムのPHS(当然「新ウィルコム定額プラン」に加入している)から電話をかけているが、auの「指定通話定額」が始まれば、auのケータイからかけるだろう。まあ、auの電波状態は時々とてもひどくて、大昔の携帯電話を使っているかのような音質になることもあるのが、気に入らないけどね。

イー・モバイルの参入でデータ通信ユーザーを奪われつつあるウィルコムは、auの「指定通話定額」で音声通話ユーザーも奪われることになれば、XGP(次世代PHS)を素早く展開するしか、長期的に見て生き残ることは難しくなるような気がする。

月曜日, 5月 25, 2009

本当にWindows XP>Windows Vistaなの?

ちまたでは、「XPの方がVistaよりも使いやすい」といったVista無用論が幅をきかせているが、マカーの私が時々XPを使うと、頭がくらくらするくらい使いづらいと感じる。理由は以下の通り。
  1. 検索機能が非常に低い
  2. デスクトップへのアクセスが面倒
  3. アプリケーションを起動させるのが面倒
まず、検索機能。ファイルを探すのが絶望的に遅い。フォルダ分けをきっちりしてなければ、どうにもならない。Mac OS Xでは、Spotlightでいろいろなものが簡単に探せる。フォルダ分けを厳密にする必要はないくらいだ(してるけど)。

それから、デスクトップにファイルなどを置いたときに、ウィンドウを全部非表示にして、デスクトップのアイコンをクリックしたりドラッグしたりするのが面倒。確かに、クイック起動でデスクトップ表示アイコンをクリックすれば一発だけど、マウスに触らずに少ないキー操作でやろうと思えば、何かツールを入れないと無理。

アプリケーション起動に至っては、「スタート」メニューを表示して、「すべてのプログラム」から探して…とやらないといけないのは、非効率も甚だしい。デスクトップにアイコンを作ればいいけど、デスクトップにアイコンをいちいち作らないといけないの?

ただ、8年近く前に発売されたOSにあまり多くを求めるのはよくないというのは私もわかる。Mac OS Xだって、まともに使えるようになったのはTiger(Mac OS X 10.4)くらいからだし。

で、Vista。あまり言われないけど、実は地味に改善されている。検索機能は、XPとは比べものにならないくらい、いい(らしい)。ちなみに、同じ機能をXPに搭載するアップデートも配布されている。また、デスクトップへの簡単なアクセスは、Windowsフリップ3Dを使って、Windowsキー+Tabキーでデスクトップを表示させることで実現できる。ま、F11キーでデスクトップが表示されるMac OS Xよりは面倒だけど。また、アプリケーション起動では、「スタート」メニューの検索ボックスにアプリケーション名を入力してやれば、検索できる。これはいい。Mac OS Xよりは「当たり」の範囲が狭くて、ちょっと使いづらいけど。

ということで、「パソコンを効率的に使いたい」という人(実はあまりたくさんはいないと思う)にとっては、Vista特有の機能を使いこなすことで、XPを使うよりは素早く作業を片付けることができるのでは…と思ったのだが、本当はどうなのだろう。

ウイルス対策ソフトを削除するには

ウイルス対策ソフトは、システムの深いところにいろいろな変更を加えるため、削除(アンインストール)するのがかなり面倒なときが多い。仕事柄、いろいろなウイルス対策ソフトをインストールする機会があるが、ものによっては変な痕跡を残しているため、次にインストールしたいウイルス対策ソフトがインストールできないこともある。最近では削除専用ツールを用意するメーカーも増えてきているが、わかりやすいところには置いてないので探すのが面倒なことも多い。

そんなときに便利なのが、「AppRemover」だ。ウイルス対策ソフト専門のアンインストールソフトで、大手メーカーのものはだいたい削除できるようだ。完全かどうかはわからないが、知り合いが使ってみてうまく機能したとのこと。紹介記事は、MOONGIFTで読める

月曜日, 5月 18, 2009

iPhoneで「SIMカードが挿入されていません」

iPhoneである書籍の検証作業を行っていたところ、「SIMカードが挿入されていません」というメッセージが表示され、3Gネットワークにいきなりつながらなくなった。ちょっとお行儀の悪いアプリを使っていたので、ソフトバンクの回線から遮断されたかと思って結構焦った。

ググってみたところ、こんなページがヒットした。ウェットティッシュでSIMカードの金属面を拭いて、さらにティッシュで水分を軽く拭き取ってから、再度iPhoneに差し込んだところ、問題なく動作し始めた。SIMカードの接触不良だったみたい。

土曜日, 5月 16, 2009

ヴィーナー・シュニッツェルとホイリゲ

昨年、オーストリアの新酒(ホイリゲ、ホイリガー)を買ってあったのをそろそろ飲もうと思って、ヴィーナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)もどきのカツレツを作ってみた。

グラスは、久々にモーゼルグラスを出してきた。ホイリゲを飲むためのグラスじゃないけど、白だからまあいいか。こちらはとても素晴らしい味だった。葡萄の蔓の香りがし、青臭くて癖があるのだが、それがまたいい。グラスじゃなくて、ジョッキでぐいぐい飲むのが本来のスタイル。このワインを飲んでいたら、もう他のことはどうでもよくなる。通販で1本2800円くらいで買ったけど、このくらい高くて正解。安いとケースで買ってしまいそうだから。

こっちは、牛(子牛ではない)のカツレツ。叩いて伸ばして、小麦粉、卵、パン粉の順番につけて、炒め揚げした。ラードを買いに行ったのだが、どこにもなかったので、仕方なくオリーブオイルを使ったので、シュニッツェルにはならなかった。しかも、肉はステーキ肉。高いけど、こういう食べ方には向いてないなあ。一口食べて、豚肉にすればよかったと後悔。一応、本来の食べ方にのっとって、レモン汁で食べたけど、うーん。添えてあるのは、ザウアークラウト(酢漬けキャベツ)。

iPhone向けパソコン書を著者個人が販売

米国の話だけど。
iPhone向けの電子書籍は、国内では出版社および出版社と協力関係にある企業が開発 / 販売を手がけるスタイルが一般的。米国では、個人デベロッパとして登録した著者が直接App Storeで販売するケースが増加傾向にあり、紙媒体に比べ歩留まり率も高いことから、今後もiPhoneアプリとして出版されるIT書籍が増えることが 予想される。 iPhoneで読むPython入門書が登場 - IT書籍のアプリ化が進む? | パソコン | マイコミジャーナル から引用
歩留まりというか、利益率はiPhoneアプリの方がいいと思うけど、書籍だと最低ラインが見えやすい。英語で書かれたIT関連書籍は売りやすいからいいよね。国内向けの書籍だと日本語で書かれているというだけで、数はかなり限られてしまうなあ。

ここはメモ帳に変更されます