Monday, May 25, 2009

本当にWindows XP>Windows Vistaなの?

ちまたでは、「XPの方がVistaよりも使いやすい」といったVista無用論が幅をきかせているが、マカーの私が時々XPを使うと、頭がくらくらするくらい使いづらいと感じる。理由は以下の通り。
  1. 検索機能が非常に低い
  2. デスクトップへのアクセスが面倒
  3. アプリケーションを起動させるのが面倒
まず、検索機能。ファイルを探すのが絶望的に遅い。フォルダ分けをきっちりしてなければ、どうにもならない。Mac OS Xでは、Spotlightでいろいろなものが簡単に探せる。フォルダ分けを厳密にする必要はないくらいだ(してるけど)。

それから、デスクトップにファイルなどを置いたときに、ウィンドウを全部非表示にして、デスクトップのアイコンをクリックしたりドラッグしたりするのが面倒。確かに、クイック起動でデスクトップ表示アイコンをクリックすれば一発だけど、マウスに触らずに少ないキー操作でやろうと思えば、何かツールを入れないと無理。

アプリケーション起動に至っては、「スタート」メニューを表示して、「すべてのプログラム」から探して…とやらないといけないのは、非効率も甚だしい。デスクトップにアイコンを作ればいいけど、デスクトップにアイコンをいちいち作らないといけないの?

ただ、8年近く前に発売されたOSにあまり多くを求めるのはよくないというのは私もわかる。Mac OS Xだって、まともに使えるようになったのはTiger(Mac OS X 10.4)くらいからだし。

で、Vista。あまり言われないけど、実は地味に改善されている。検索機能は、XPとは比べものにならないくらい、いい(らしい)。ちなみに、同じ機能をXPに搭載するアップデートも配布されている。また、デスクトップへの簡単なアクセスは、Windowsフリップ3Dを使って、Windowsキー+Tabキーでデスクトップを表示させることで実現できる。ま、F11キーでデスクトップが表示されるMac OS Xよりは面倒だけど。また、アプリケーション起動では、「スタート」メニューの検索ボックスにアプリケーション名を入力してやれば、検索できる。これはいい。Mac OS Xよりは「当たり」の範囲が狭くて、ちょっと使いづらいけど。

ということで、「パソコンを効率的に使いたい」という人(実はあまりたくさんはいないと思う)にとっては、Vista特有の機能を使いこなすことで、XPを使うよりは素早く作業を片付けることができるのでは…と思ったのだが、本当はどうなのだろう。

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