2008/10/09

人は変えられない。変わっていくだけだ。

齊藤孝の本の中に、「大切なことはミッション(使命)、パッション(情熱)、ハイテンション(高揚感)」だと書いてあるものがあった。ふむふむそうか、と読んでいたのだが、しばらく読み進んだところで、ふと気付いた。「自分がやらねば」という使命を見つけることはできたとして、情熱や高揚感なんぞ、持とうと思って持てるものではない。少なくとも、私は無理だ。

というようなことを思い出したのが、NBonlineのこの記事
  1. 人は変えられない
  2. 目標は伝わらない
  3. 人は管理できない
まず1.だが、研修の多くは、受講後すぐには「いい話を聞けた」「明日から頑張れそう」と思ったとしても、1週間もすれば元の木阿弥になる。
「内発的な動機がない限り、人が変わることはない」ということを痛感しました。

 それでは、どうしたらいいか。必要なのは研修ではなく、仕事のうえで「自分が参加した企画が成功した」という体験を積み重ねていくことだと気づきました。
つまり、「人を変えることはできない。人は変わっていくだけだ」ということ。おそらく、これは仕事上のことだけでなく、プライベートの関係でもそうだろうと思う。関係ないけど、私自身は人を変えるより、自分が変わる方に興味がある。

次に、2.について。目標やビジョンを部下に伝えるためには、口酸っぱく言うのではなく、全員で作り上げていくという作業が必要らしい。
私は目標やビジョンがあるつもり、伝えているつもりだったのに、全然伝わっていなかった。この時、「人から与えられた目標は自分の目標にならない」ということが痛いほどよく分かりました。そこで、全員でミッション、ビジョン、バリューをつくることにしたのです。
3.の「管理できない」は1.と同じ。
人を管理しようとか心を変えよう、能力を開発しようという考えは、そもそもおこがましいのかもしれません。先ほどもお話ししたように、人をどうこうしようとするのではなく、環境が変わることで行動が変わり、気持ちが変わっていくという順番なのではないでしょうか。
そう言えば、とある外資系ソフトメーカーに取材したとき、取り仕切ってくれた40代くらいの女性がとてもてきぱきしていたことを思い出した。とても感じがよかったのが記憶に残っている。部下に対しても、あのようなのかどうかはわからないが、職場でも周囲の人を元気にしてくれるような雰囲気を出してくれる人は、もしかすると貴重なのかもしれない。
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