2008/10/07

資源価格の下落が消費の復活になかなかつながらない理由

経済評論家の森永卓郎氏は、今後の日本経済についてこのように語っている。最後に「今が投資の絶好のチャンスだ」というのはお約束なので、スルーするとしても、スルーできないのがこのくだり。
しかし、資源価格が大幅に下落した効果は数カ月後にはガソリン価格の低下などの形で私たちの生活を潤していきますし、年明けまでには政府の景気対策が打たれるでしょうから、日本経済の低落に歯止めがかかると思われます。
確かに資源価格の下落は、消費者にも多少は還元されるだろうが、全額が還元されることは絶対にない。価格が上がっても消費されているモノの値段を、原材料費や経費が下がったからといって、そのまま価格に反映する奴はいない。周囲の同業者が下げてくるまでは、絶対に下げないだろう。ガソリンなどはまだわかりやすい方だが、ガソリンが上がったという理由で上がったコストは、顧客が直接値下げ交渉でもしない限り、勝手に下がる道理はない。

ということで、ガソリン価格などが下落することによる恩恵を受けるのは企業であり、そしてそれは労働者には還元されることはない。つまり、資源価格の下落が実感されるまで、消費マインドは盛り上がってこないだろう。
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