2008/09/06

「本をたくさん読む」のは何のためか

桁外れの数(の本を)読む」とか題するエントリを見つけて、ふと思ったんだけど。

「本を読まなくちゃいかんよ」というのは、水泳選手に「泳がなきゃいかんよ」と言っているくらい、曖昧な指示だ。「どんなジャンルの本を、どのような読み方で、何を目的として読むのか」を明確にしないといけないと思う。だから、おそらく「本を読まなくちゃいかんよ」と言えるのは、自分に向かってのみ、または特定のシチュエーションでのみ可能な勧めなのだろう。たとえば、私が自分に「本を読まなくちゃいかんよ」と言うとしよう。読みかけのドストエフスキーだったり、池田晶子の最後の本だったり、たくさん買い込んだまま紙袋に入っている新書だったりする。決して「ドラゴンボール」全巻だったり、ケータイ小説だったり、アフィリエイトで毎月5万円儲けるための本だったりはしない。そういう前提をすっ飛ばして、「そうか、たくさん読まなきゃいけないんだな」と思いこんでしまうのは、速読術を売りたい人の術中にはまったことになる。

と思ったら、似たようなことをfinalventさんが書いていた
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